家族だけで結婚式を行う場合の流れをご紹介

家族だけで結婚式を行う場合の流れをご紹介

「家族だけの少人数結婚式が気になるけれど、一般の結婚式とどう違うんだろう?」と思ったことはありませんか?家族だけの少人数結婚式の流れをしっかり把握できていないと、当日のスケジュールをスムーズに組めなくて困ってしまいますよね。そこで今回は、家族だけの結婚式の流れを形式別で紹介していきます。

結婚式の流れを形式別にご紹介

家族だけの結婚式の流れは、形式によって変わってきます。挙式のみ行う場合、挙式後に会食をする場合、または会食のみの場合といったように、さまざまな形式があります。今回は上記3パターンそれぞれの流れについて解説していきます。

挙式のみ行う場合

挙式のみ行う場合

挙式は、カップルが永遠の愛を誓うセレモニーです。

主にウェディングドレスや和装の婚礼衣装を着て行います。挙式にもスタイルがあり、宗教が関係する教会式、神前式、仏前式や宗教が関係しない人前式があります。挙式スタイルによって流れが決まっていますが、大まかな流れは同じです。

1.挙式の3時間前に会場到着

カップルは大体挙式の3時間前には会場に到着しておくと良いでしょう。会場に飾る装飾品を持ち込んだり、必要に応じてホテルへのチェックインを済ませます。

また、このタイミングでカメラマンやプランナーとの最終打ち合わせを行います。

2.新婦からメイク開始

そのあと、新婦は新郎より一足早くヘアメイクや着付けの準備へと進みます。新郎はこの間に持ち込みの装飾を飾るなどできることを進めておくと良いでしょう。

3.新郎ブライズルームでヘアメイク開始

挙式の1時間半~2時間前くらいになったら、新郎もいよいよ身支度を整えていきます。

4.新郎新婦到着の2時間後に親族到着

挙式の1時間前くらいに親族も会場に到着していると良いでしょう。身支度を整え、控室で待機します。新郎新婦の準備が終わったら親族が集合し、親族紹介が始まります。

進行役を決めて紹介していく方法や、一人ひとり自己紹介をしていく方法などいくつかパターンがあるので、先にどのように進めていくか話し合っておくと良いでしょう。

挙式前で緊張されている方もいると思うので、時間に余裕があればご家族と何気ない会話を交わすなどの配慮をしてあげるといいです。

5.式のリハーサル

会場の準備が整ったら、リハーサルを行い挙式の流れを確認します。なお、リハーサルの時間やタイミングは、式場やその時の状況によって異なります。

司式者(牧師など式の進行をされる方)との顔合わせとともに、じっくりリハーサルするケースもあれば、リハーサルの時間があまり取れず、簡易的に行うケースもあります。

リハーサルがいつ・どのように行われるかは、事前に必ず確認しておくようにしましょう。

6.集合写真撮影

希望に応じて、挙式前に集合写真を撮影します。親族紹介とタイミングが前後したり、場合によっては挙式後に撮影することもありますので、撮影するタイミングは事前に確認しておくようにしましょう。

7.挙式開始

いよいよ挙式のスタートです。

まずは新郎が入場し、そのあとに新婦が入場します。新婦はお父様とご入場など、特別な方にエスコート頂き新郎のもとへ向かいます。その後、司式者による開式宣言をした後にカップルで決めた誓いの言葉をゲストの前で宣言します。

人前式など自由度の高いスタイルの場合は、エンターテインメントとしてゲストに事前にアンケートを取り、その中からランダムで出た誓いの言葉を宣言するのも面白いですね。続いて指輪の交換を行います。

ここでは新郎、新婦の順番でそれぞれの左手の薬指にはめ、ゲストに披露します。そして誓いのキスに移り、結婚証明書に署名をして披露します。最後にゲストから承認の拍手をいただくまでが全体の流れとなります。

8.謝辞

ここで新郎による謝辞の言葉を述べます。これまで育ててくれた親御様、列席いただいているゲストへ感謝の気持ちを伝える重要な場面となります。

どのくらいの長さがいいの?ということについてですが、結婚式の締めくくりと考えると、ちょうどよい長さは1~2分程度と言われています。

謝辞を述べる際に気を付けたいのは、文章構成と使うべきではない言葉。文章構成は、具体的に下記のような構成が一般的です。

① 冒頭挨拶・お越しいただいた皆様へのお礼

② エピソード(結婚式当日に感じたこと、心境)

③ 今後の抱負・決意

④ 結びの言葉

また、使うべきではない言葉は以下の通りです。

① 忌み言葉(別れや不幸事を連想してしまう言葉の事)

例:別れる/切れる/忙しい/消える/壊れる/飽きる/失う/終わる

② 重ね言葉(同じ言葉やフレーズを繰り返す言葉の事。結婚も繰り返すと連想させてしまうため)

例:重ね重ね/たびたび/ますます/いろいろ

上記を踏まえ文章を作っていきましょう。

9.お見送り

司式者による閉式の言葉の後は、カップルが式場から退場します。ゲストからの温かい拍手の中での退場は心に沁みるものがありますね。

挙式+会食の場合

挙式+会食の場合

続いて、挙式の後に会食が控えている場合のケースを紹介します。

少人数での結婚式では、実は披露宴を行うだけではなくレストランや料亭に移動して食事会を行うケースも多くあります。

食事会はあまりイメージにないという方も多いと思いますが、選択肢の一つとしてしっかり押さえておきましょう。

1~7までは挙式のみの流れと同じ!

基本的に挙式までの流れは、挙式のみのケースと同じとなります。

8.挙式結び〜記念写真撮影

新郎による謝辞が終わった後に、記念写真の撮影を行います。

たくさん枚数を撮るスナップとは違い、カップルの見え方にこだわった「最高の1枚」を残すのが、記念撮影です。

9.会食開始

挙式が終わったら、会食の会場へ移動します。

ここで気を付けたいポイントは3つあります。

  • 会食会場は挙式会場から近く、わかりやすいところを選ぶ
  • 人数制限がないか、貸し切りができるか確認しておく
  • 人数を加味した会場選びをする

また、セレモニーとしての演出は行わず、カップルが司会を務めるといったようなこともあまりありません。

10.お開き

最後に結びの挨拶を行い、そのままお開きとなります。

ふたりを代表してどちらかが行う場合と、それぞれでひと言ずつ挨拶をする場合、または親御様が挨拶をする場合があります。

11.ゲストお見送り

食事会も無事にお開きとなり、カップルもほっと一息…となりがちですが、まだ気を抜いてはいけません。

食事会の最後には、出席してくれたゲストのお見送りをします。ふたりのために来てくれた大事なゲストには、最後まで気持ちよく過ごしてもらいたいですよね。

また、お見送りはゲスト1人1人と話せる大事な時間。このタイミングで、普段は伝えられなかった想いを伝えると良いでしょう。

会食のみの場合

会食のみの場合

最後に、会食のみの場合はどのような流れになるのか、紹介していきます。

形式ばった挙式にはこだわりがなかったり、ふたりや家族だけで海外挙式やフォトウェディングなどをした場合は、親族を招いて食事会をするだけというケースもよくあるので、ぜひ参考にしてください。

どこまでのヘアメイクをするかによって、新郎新婦の入り時間が変わる!

まずカップルの入りの時間について、これはメイクをどこまで行うかによって変わってきます。

また、挙式がないためウェディングドレスや白無垢などを着る必要はなく、ゲストもスーツとワンピースといった衣装が一般的です。

他の流れはほぼ同じ

その他の流れは、上記で紹介した流れと同じになります。

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