家族だけの結婚式だからこそ盛り上がる演出
少人数や家族のみを招待して結婚式を挙げるのに必ずと言っていいほど悩むのが演出。「大人数ならなんとなくイメージつくけど、少人数ならどんな演出がいいんだろう?」と思いますよね。実は、少人数だからこそできる演出もあるんです。今回は、そんな家族だけの結婚式に取り入れたい演出を15選紹介します。
家族結婚式で盛り上がる定番の演出
最近では、小規模にして挙式を行うカップルが増えています。まずは「これを取り入れれば間違いなく盛り上がる!」そんな演出を8選紹介していきます。
1.手作り家族写真パネルでお出迎え
画像:ぽんこぺんさんのハナレポ
まずは会場の待合室などに両家の家族写真を飾った家族パネルを展示しましょう。
カップルの生い立ちが分かる家族写真は、家族や親族はもちろんゲスト同士でも会話が弾み、盛り上がりますよね。会場に到着してから挙式までの待ち時間を飽きさせずに過ごしてもらえるよう工夫されていることがポイント。
手作りのため、会場と相談したうえでインテリア等の展示方法に細部までこだわってオシャレに演出してみるのもおすすめです。
2.個別メッセージ&記念品を用意しておく
画像:kanaさんのハナレポ
ゲストの座席それぞれに、一人ひとりに対して綴られたメッセージカードを用意すると、おもてなし度が一気に向上します。少人数なのでできれば手書きで用意しましょう。
気持ちを込めて作成したことが伝わりますよ。相手にあわせてデザインを変えてみるのもオシャレでいいですよね。
また、記念品の用意もあわせてしておきましょう。少人数だからこそ、それぞれの好みに合わせて記念品を用意することもできますよ。
3.家族史〜2人の出会い紹介
画像:keyさんのハナレポ
カップルそれぞれのプロフィール動画はもはや定番中の定番。
家族だけの結婚式であれば親族についてのパートも増やしてみると良いですね。また、動画内でゲストに感謝の気持ちを伝えるなどサプライズを用意しておくとゲスト全員がムービーを楽しんでみることができますよ。
4.家族レシピの料理でおもてなし
画像:るなさんのハナレポ
会場のシェフと打ち合わせを行い、両家の懐かしの味を再現した料理でゲストをもてなすのもおすすめです。感謝の想いを料理に乗せるという発想は斬新でとてもいいですよね。それぞれの思い出の味に浸って会話も盛り上がります。
5.出席できない親族や親しい友人のビデオメッセージ
画像:れれさんのハナレポ
もし親族や親しい友人の中で、出席できない方がいればその方にビデオメッセージの撮影をお願いすることもひとつ盛り上がりポイントになります。家族だけの結婚式であればやはり、全員でお祝いするという一体感が欲しいところですよね。
6.ウェディングケーキデコレーション
画像:YUさんのハナレポ
結婚式ならではの演出のひとつに、ウェディングケーキがあります。
ウェディングケーキデコレーションでは、ケーキをあえて飾りが少ない状態で用意し、みんなで自由にデコレーションして盛り上がるという演出です。
世界でひとつだけのデコレーションケーキを作り、みんなで記念撮影をすると良いでしょう。
7.全員スピーチ
少人数ならではの演出として、全員から一言スピーチをいただくのもおすすめです。
改まってスピーチをお願いすると緊張してしまう方もいるので、アットホームな雰囲気の中でスピーチしてもらえるような雰囲気づくりを心がけると良いですね。
8.フォトセッション
せっかくの花嫁姿ですから、一緒に写真を撮りたいと思っているゲストは多いはず。少人数だからこそ、全員と撮影するタイミングを設けてもいいかもしれませんね。
アットホームな演出
演出は『盛り上がる』だけではありません。アットホームな雰囲気を演出することも大切です。
そこで、少人数だからこそできるアットホームな演出を7選紹介します。
1.参加者全員アルバム作成
結婚式は滅多にない大イベントですよね。そんな思い出に残る一日をアルバムにして参加者にもプレゼントするのはかなりおすすめです。
撮影にカメラマンを呼ぶケースもありますが、予算を抑えるために自分たちで撮影する方も増えています。また、両親用や、友人用といったように、相手に合わせてアルバムの中身を変えることもできます。
2.記念樹を植える
木には家族や子孫繁栄という意味があり、「新しい家族の誕生」や「これから幸せな家庭を築いていく」という思いが込められています。
そのため、結婚式で記念樹を植えることでカップルとゲストに一体感が生まれます。ほかにも、木には「平和」という意味合いがあり、ゲストの幸せを願ってカップルだけでなくゲストと一緒にみんなで水を注ぐということもできます。
3.プライベートコンサート開催
通常、カップルの友人が行うことが多い余興。カップルにもし得意なことがあるのであれば、あえてカップルが余興を行うことでアットホーム感が生まれるのでおすすめです。
4.記念品づくり
会場でゲストと一緒に記念品を作るというのが流行っています。木の枝の部分に、ゲストの指紋やスタンプを押して完成させるウェディングツリーや、白いキャンバスに、意味を持たせた指定カラーの中からゲストがコレ!と思う色を選んで線を引いてもらい完成させるウェディングキャンバスなどが人気です。
ゲスト全員で作り上げるので一体感が生まれますね。
5.星空の下でセレモニーを行う
星空の下での結婚式は、屋外で行うナイトウェディングでの思い出に残るステキなセレモニーです。最近では、星をチャペル内に投影するスターライトレーザーやプラネタリウムを使用して星空を作り出すチャペルも人気が高くおすすめです。
6.タイムカプセルを埋める
海外でも人気のあるタイムカプセルですが、ワインボックスセレモニーと呼ばれる、ワインボックスの中にワインとお互いへの思いを綴った手紙を添えて鍵や釘などで蓋をし眠らせるというものが主流です。
結婚式からちょうど5年後や10年後に開封し、結婚式の思い出に浸りながらワインを楽しみます。結婚式が終わってからもずっと楽しみが続きますし、初心を忘れずに過ごすことができますよ。
7.アンプラグドセレモニー
アンプラグドセレモニーというのは、いわゆる携帯電話等を使用せず「今」を楽しむセレモニーのことを言います。一生に一度の結婚式は自分だけではなく、ゲストの皆さんを喜ばせるための瞬間になります。その瞬間を、携帯電話に収めるのではなく目に焼き付けてほしいという思いが込められています。
家族だけの結婚式の魅力
ここまで、少人数での演出について紹介してきましたが、そもそも家族だけの結婚式などの少人数婚にはどのような魅力があるのかわからない方もいるのではないでしょうか?
そこで、少人数結婚式の魅力についても紹介していきます。
家族や親しい友人と、親密で心温まる式ができる
画像:まきばさんのハナレポ
大人数に比べ、少人数での結婚式は一人ひとりとの距離を近くすることができるため、一体感が生まれやすいです。そのため心により響く式にすることができます。
フレキシブルな対応や演出が可能
少人数ならではの特徴として、融通が利きやすく柔軟な対応や演出ができます。より細部の演出までこだわるにはぴったりですね。
コストを抑えられる
招待客が多ければ多い程予算がかかってきます。その分、少人数での結婚式は比較的予算を抑えることができるのです。
家族だけの結婚式の流れ
費用の目安はわかりましたが、実際にどのように準備していけばいいかイメージが沸いていない方も多いと思います。そこで最後に、家族だけの結婚式の準備工程を紹介します。
1.予算設定
まずは結婚式のイメージをつくり、予算の設定をしていきます。オプションについては優先順位をつけておくとスムーズに決められますよ。
2.ゲストリスト作成
予算が決まったら、次にゲストリストを作成します。予算と相談し、家族だけで行うのか、親しい友人も含めるのかをここで決めていきましょう。
3.日程と会場選び
ゲストリストが決まると、次は会場を抑えます。最初に固めたイメージをもとに日程や会場選びをしていきますが、2~3個ほど候補を出して見学やブライダルフェアに参加すると良いでしょう。
4.招待状の準備
ここからは、結婚式当日の準備をしていきます。
まずは招待状の作成をしていきましょう。
招待状に最低限必要なものは、
- 1 封筒
- 2 招待状
- 3 返信用はがき
- 4 切手
- 5 封筒を閉じるためのシールやハンコ
となりますが、その他あると親切なものとしては
- メッセージカード
- 会場地図
などが挙げられます。
5.衣装や装飾、演出の準備
続いてカップルそれぞれの衣装や会場の装飾、当日の演出について考えていきます。余裕をもって考えられるよう、しっかり日時を確保したうえで計画していきましょう。
6.当日のスケジュールを計画
衣装や装飾、演出について決まったら当日のスケジュールを計画していきます。ここでの細かい配慮をすることが、当日のゲストの満足度に影響してきます。
7.最終確認
最後に、抜け漏れがないか、当日のスケジュールに不備がないかの最終チェックを行います。悔いが残らないよう、最後に隅々まで確認を行いましょう。