専門式場ウェディング(結婚式)とは?式の流れや内容、やり方、準備方法など
専門式場ウェディングとは、結婚式を専門に扱う式場での結婚式を指します。なかには様々なタイプがあり、会場によってはホテルやレストランでの結婚式では楽しめないような独特の演出を用意しているものもあります。
また結婚式を専門に扱う会場であることから、ウェディングプランナーを中心に経験が豊富なスタッフが多い点も新郎新婦にとっては魅力でしょう。ここでは、専門式場ウェディングはどのような結婚式なのか、式の流れや内容、準備の方法などをご紹介します。
専門式場ウェディング(結婚式)とは?
専門式場ウェディングとは、結婚式を専門に扱う式場での結婚式を意味します。ただ、一言で専門式場といっても、規模や雰囲気は千差万別です。和風洋風問わず結婚式専門の会社が経営する大規模なものから、寺院や歴史的建造物、観光スポットなどを式場として利用する会場など、様々なタイプがあります。なかには、個人が経営する小規模の民家や別荘を利用している会場もあり、個性に富んだ式場が選べることが特徴です。
専門式場の良さは、さまざまな雰囲気の専門式場を選べる点だけではありません。結婚式のみを取り扱っているために、結婚式に対しての知識や経験が豊富なスタッフが新郎新婦をサポートしてくれます。特にウェディングプランナーに信頼できるスタッフが見つけやすいという点は、非日常的な出来事でわからないことが多い結婚式を楽しむにあたって心強いものです。
また専門式場はフラワーコーディネーターなど会場装飾スタッフや、メイクの専門スタッフなど用意していることが多いため、すべての打ち合わせを式場内で行えるのもメリットです。会場をコーディネートする際には、過去に行われた結婚式の資料も参考にしながら二人にあった内容を見つけていくこともできます。
専門式場ウェディング(結婚式)の式の一連の流れ、内容は?
専門式場では挙式会場と披露宴会場が同じ施設内にあるため、挙式を執り行い、その流れで披露宴に移るスタイルが一般的です。会場が結婚式のために設計されていることもあり、スムーズな進行で、新郎新婦もゲストに負担をかける心配事が少なくなります。担当者に相談すれば、挙式の準備をする前に披露宴会場を確認することもできるでしょう。
当日の新郎新婦の基本的な流れを紹介すると以下の通りです。挙式の数時間前に会場入りし、ヘアメイクやドレスアップなど準備を済ませます。その後で、司会者やスタッフと最終的な流れを確認し、リハーサルを行います。親族同士の挨拶を済ませたら挙式です(これは挙式後の場合もあります)。挙式のスタイルは神前式・人前式・キリスト教式などさまざまな形式がありますが、新郎新婦が選んだスタイルで挙式を行います。挙式が終わると次は記念撮影などがあり、披露宴といった流れになります。
披露宴会場への迎賓は、入り口でゲストを迎えるスタイルや、一度控え室に戻りお色直しをして披露宴会場に入場するスタイルなど新郎新婦の希望により変化させることもできます。披露宴が始まればウェディングプランナーと試行錯誤し作り上げた進行で、宴は進んでいきます。披露宴の時間は一般的に2時間半程度、お色直し後の再入場をはさんで前半・後半といったイメージです。
専門式場ウェディング(結婚式)の準備方法は?
さまざまな会場を巡り、ブライダルフェアや見学会などを経て、「ここだ!」という会場を見つけたら契約をし、準備に入ります。専門式場ウェディングの準備は、担当のウェディングプランナーと行われる場合がほとんどです。担当はカウンセリングした際のスタッフが行う場合と、他のスタッフに引き継がれる場合などがあります。
担当のウェディングプランナーが決まれば、次は式場で結婚式当日へ向けた打ち合わせです。決めることは、料理・演出・会場の装飾など多岐に渡りますが、ウェディングプランナーを中心に各スタッフと話し合いながら決定していきます。
会場によっては内容の自由度が高いこともあるため、打ち合わせの際にはできる限り「こだわりたいポイント」など要望をしっかり伝えることがおすすめです。うまく言葉にできないイメージがあった場合も、多くの結婚式をこなしてきたスタッフが、提案をしながら形にしてくれる場合があります。
全てが決まれば、あとは当日の結婚式を待つのみです。ただし、会場によっては当日が近づいてから、入場の仕方やケーキ入刀のやり方などの簡単な流れをロールプレイングすることもあります。この際に当日の心配事を全て確認するといいでしょう。