1.5次会
披露宴と二次会の中間にあたるウェディングスタイルのこと。披露宴ほどの堅苦しさはなく、二次会ほどカジュアルになりすぎないのが特徴です。親族のみで海外挙式を行い、友人中心の結婚パーティーを日本でも行う場合のウェディングスタイルとしても人気。”ご祝儀制”or”会費制”、”立食”or”着席”など、パーティーの形式も自由に選べるので、オリジナリティ溢れる結婚式ができます。
1.5次会ができる結婚式場を探す
海外での挙式だけではなく、国内でもお披露目もしたい方に
海外挙式に招待できるゲストは限られているし、海外挙式後に日本でもう一度結婚式となると費用も手間も厳しいというカップルにオススメの1.5次会。二次会よりもかっちりとしていて、通常の式よりもパーティ感覚なので、親しい友人や知人にお披露目するという点でぴったりです。
ゲストのお財布にも嬉しい
会費制のスタイルも多く、ゲストの負担が軽いのは嬉しいポイント。また、会費であればすでに支払う金額が決まっているので、金額で悩む必要がないところも◯。
レストランなども多く、美味しい料理が提供できる
1.5次会を扱う式場はレストランなども多く、美味しい料理でゲストをおもてなしできるところが魅力です。
1.5次会はこんな人におすすめ!
- 海外挙式や家族のみの結婚式をしたけど、友人たちを招待したお披露目パーティーがしたい方
- 堅苦しい雰囲気は苦手。形式を気にせず、自分たちらしい自由な結婚式を挙げたい方
- 授かり婚や転勤など、結婚式をするタイミングを逃してしまったけど、改めて結婚式をしたい方
1.5次会の会場の選び方
1.5次会はレストランやカフェ行うのが一般的。招待人数が多いならホテルや専門式場のほうが適している場合もあるので比較検討をしてみましょう。選ぶポイントは、好みや雰囲気のほか、料理や飲み物の金額設定と会場費、希望に対する自由度など。どんな人を招くかを中心に考えると決め手を見つけやすいでしょう。
1.5次会にかかる費用
会費相場約1万5000円
1.5次会の会費は、ゲストにかかるものの総額と考えてOK。
ゲストに振る舞う料理や飲み物、ケーキ、引き菓子などにかかる費用を会費として負担してもらい、会場装飾や衣装、撮影費、受付係へのお礼などはふたりで負担するのが一般的です。
基本的に、招待人数によって結婚式の自己負担額が変わることはないので、自分たちが出せる予算にあわせて、パーティーの内容を調整すること。
また、ゲストに会費をいただくからには、金額に見合った内容のパーティーと感じてもらえるように工夫しましょう。
1.5次会の予算を抑えるポイント
- 衣装代
- 海外挙式のために購入したドレスや白いワンピースなど、パーティーの趣向に合わせた衣装を自由に用意するのもおすすめ。その場合、下着やヘアメイク、ブーケなどの費用をカットできます。
- 装花
- 値段が上がりやすい装花を最小限にすると、全体の費用も抑えられます。もともとセンス良く装飾されているお店を選んだり、ナイトウェディングにしてキャンドルやLEDライトを並べたりするのも◎。
1.5次会の基本的な流れ
STEP1
オープニング
新郎新婦入場後、ウェルカムスピーチやプロフィール紹介など、食事を始める前にゲストに挨拶を行います。一般的な入場をせずに、新郎新婦が自ら入口付近でゲストを出迎えるのも1.5次会ならではの演出です。
STEP2
セレモニー
結婚を誓うセレモニーを行うのも◎。ウェディングツリーやハートドロップスなどゲストとつくる結婚証明書を活用する演出も人気です。
STEP3
乾杯
ふたりのキューピットになった人やその日一番遠くから来てくれたゲストなど、ゲストの代表の「乾杯」を合図に、食事・歓談をスタート。写真撮影や食事を楽しみます。
STEP4
余興
歓談中は、ケーキ入刀や友人スピーチ、ムービー上映、ゲームなど、パーティーを盛り上げる演出を取り入れるのもおすすめ。演出は、パーティーの後半にもバランスよく計画しておきましょう。
余興がない場合は、BGMにこだわったり、新郎新婦がゲストテーブルをまわったり、ゲストが飽きない工夫を。STEP5
エンディング
パーティーの締めには、新郎新婦からゲストへのお礼の挨拶を忘れずに。出席のお礼と、これからもよろしくという明るい内容がベター。お見送りの際には、プチギフトを添えて丁寧に感謝を伝えましょう。
どっちを選ぶ?1.5次会のスタイル
お金
- 会費制
- 「ゲストの負担が少ないこと」と「一般的な披露宴ではないという意図が伝わりやすいこと」が会費制のメリット。金額に対して期待値が変わるので、ふたりにとっても内容を計画しやすい面があります。
- ご祝儀制
- 10,000円以上の食事を用意するなら、ご祝儀制が適切と考えてOK。会場の選択肢が広がり、設備なども期待できます。招待状や引き出物など「ちゃんとした印象」につながるアイテムはカットしないほうが無難。
食事
- ビュッフェ
- 好きなものを好きなだけ取って食べることができるので、幅広い層のゲストに対応可能!がっつり食べたい方やおしゃべりしたい方、写真撮影を楽しみたい方も、同時におもてなしができます。
- コース
- 結婚式=コース料理と思っている方も多いので、コースのほうがフォーマルな印象につながります。メニューの品数に合わせて、プログラムの進行を考えることができるのもメリット。
座席
- 立食
- 着席よりコンパクトなスペースで行えたり、料理の金額を抑えられたり、条件面で選ばれることが多い立食。新郎新婦はもちろん、ゲスト同士の交流ができ、賑やかな雰囲気づくりができるのもポイント。
- 着席
- ゲストに平等に食事を提供でき、スペースやタイミングを気にすることなく座って待っていられるので、落ち着いた雰囲気づくりができます。お祝いならではの演出もスムーズに進行できるのも魅力。
1.5次会のよくある質問
- Q.会費制ウェディングとの違いは?
- A.基本的には同じですが、ゲストの期待値には差がでます。一般的に「レストラン」や「ビュッフェ」は安いイメージがありますが、実際は異なることもあるので、招待する人数や顔ぶれに合った内容や場所で計画するのがおすすめ。
- Q.パーティーの時間はどれくらい?
- A.コース料理なら2時間半、ビュッフェなら2時間が相場。人数や行いたい演出などによって時間変えられるので、予約時に希望を伝えて相談しましょう。
- Q.会場探しなど、どれくらい前から始めればいい?
- A.半年程度が平均です。20名以上を招くなら、2〜3ヶ月前には日時を決めて、ゲストに案内しておくと安心。会場によっては、2ヶ月前まで受け付けていないというケースもありますが、ほとんどは、それより前から予約できるので、早すぎて困ることはありません。
- Q.司会って必要?
- A.タイムキーパーとしての役割やパーティーの進行をスムーズにするためにも、司会がいると安心です。司会なしでは「始め」と「締め」がわかりづらいため、20名を超える場合はプロでなくても、司会進行役を用意しましょう。
- Q.ゲストに引き出物は用意すべき?
- A.ご祝儀をいただくなら用意すべき。「なかった」という印象は意外とゲストに残るので、迷ったら渡すのが無難です。会費制なら引き菓子程度のものなど、内容を変えて用意するのがおすすめ。
- Q.ゲストへの案内は招待状?メール?
- A.二次会との差別化として、招待状を印刷して送るのが一般的。10,000円以上の会費を設定するなら送るのが無難です。返信ハガキはなしにして、メールで出欠確認を行なうのも◎。
- Q.自己負担額の相場はどれくらい?
- A.50〜100万円くらいは用意しておくと、比較的自由に選んで計画することができると思います。特に、衣装・ヘアメイクと写真や映像にかかる費用は、金額が大きく、披露宴とほとんど変わらない場合も。ゲストに提供する内容とのバランスを見ながら考えましょう。
監修協力:フリーウエディングプランナー 岡村奈奈
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