【顔合わせ食事会・結納ができる結婚式場特集】準備や当日の流れを徹底解説!
両家への結婚挨拶が済み、晴れて婚約が決まったタイミングで、お互いの家族を紹介しあうために行う「両家顔合わせ」。顔合わせをやった方がよいのか、具体的に“いつ”、“どこで”、“なにを”やればいいのか、わからないことだらけですよね。そこで今回は、実際に「両家顔合わせ」を行った先輩カップルの声を参考にしながら、顔合わせの準備を段取りよく進めるためのポイントを解説していきます!
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両家顔合わせとは?
両家顔合わせ(食事会)とは
「両家顔合わせ(食事会)」とは、婚約をしたカップルが家族同士を引き合わせ、両家の親睦を深める機会のこと。料亭やレストラン、ホテルなどで食事を楽しむスタイルが多く、基本的には司会などはおかず、本人たちで進行します。
昔は、"結婚することを約束する儀式"として「結納」を行っていましたが、最近では結納を行わず、顔合わせのみを行うカップルが増えています。
両家顔合わせ(食事会)はやるべき?
「両家顔合わせ」の実施は必須ではありません。ご両親のご意向も確認して、実施するかどうかを判断しましょう。
直近では感染症の影響もあり、実施を見送ったカップルや、オンラインで実施をしたカップルもいるようでした。
「両家顔合わせ」を実施しましたか?のアンケート結果は、83.1%が実施した(または実施予定)との結果に。先輩カップルの声をご紹介します。
【顔合わせを実施した先輩カップルの声】
「結婚式前にお互いの両親を紹介したかったから。」
「新郎家のけじめとして結納を行いたいという意思が強かったため。」
【顔合わせの実施を見送った先輩カップルの声】
「相手側の親族が忙しく予定がもともと合わせづらかったのと、コロナ禍だったので断念した。」
両家顔合わせの準備
<開催時期> 挨拶を済ませてから3ヶ月以内を目安に
両家顔合わせは、結婚の挨拶を済ませ、両家の両親に結婚の許しをもらった後の婚約期間中に顔合わせを行うのが一般的。結婚挨拶から1~3ヶ月以内を目安に日程を調整しましょう。入籍のタイミングは、両家の顔合わせを終えてからが理想的です。
先輩カップルにおいても、結婚が決まった1~3ヶ月後に顔合わせを実施している方が多く、平均して4ヶ月以内となっていました。
顔合わせよりも先に結婚式の準備を進める場合は、ご両親のご意向を聞いてからが無難です。結婚式の3~6ヶ月前には顔合わせを済ませられると理想的。
ただ、感染症の流行などやむを得ないタイミングにおいては、両家で相談をして最適な選択をしていきましょう。
先輩カップルへの「両家顔合わせ」をいつ実施しましたか?のアンケートでも結婚が決まった1~3か月後が57.5%と最多。平均だと4.3か月後という結果になりました。
<場所・時間> お昼の時間帯に、個室のある会場を
顔合わせは、お昼の時間帯に行うのが一般的。料亭やホテル、レストランなど、個室のある会場で行います。すでに結婚式場が決まっている場合は、会場の下見をかねて、会場内のレストランで行うのもおすすめ。
お店の選定基準として、"料理のおいしさ" や "会場の雰囲気" も大事ですが、両家からの "アクセスのしやすさ" も考慮すること。遠方の場合は、駅から近い場所や宿泊場所の近くを選ぶと良いでしょう。
<予算・費用相場> ひとり1万円前後のコース料理がおすすめ
予算は、ひとり1万円前後が無難。アラカルトや大皿で取り分けるスタイルは避け、コース料理を予約しておきましょう。
コース料金のほかに、ドリンク代や個室使用料などが発生してくる場合もあるので、5,000~8,000円程度のコースを選べば問題ないでしょう。
参加者には、事前にアレルギーや苦手なものがないかを確認しておき、お酒の飲み方などもすり合わせておくと安心です。
また、もしご両親以外に兄弟などの参加を考えている場合は、両家で事前にすり合わせるようにしましょう。
<支払い方法> 事前に両家で相談を。交通費も考慮して
食事会費用の支払いは、両家で相談して決めるのがベター。最近は、両親を招待する形で、本人同士で折半することが増えています。どちらかが遠方の場合は、交通費と食事会費用で分担し、バランスよく調整しても良いでしょう。
両親に負担してもらった場合は、後日きちんとお礼をすることをお忘れなく。また支払いの分担は、当日に会場でもめることのないよう、必ず事前に決めておきましょう。
現地では、どちらかがまとめて支払っておくとお会計もスムーズです。
<当日までの準備> 手土産の他、顔合わせしおりがあると話がはずみます
顔合わせの内容に決まりはないので、フォーマルな会にするか、カジュアルな会にするか、両家で相談して決めればOK。必ず準備しなくてはならないものはありませんが、お互いの家族紹介のほか、婚約記念品(婚約指輪や腕時計など)の交換や記念撮影を行う場合もありますので、その際は忘れずに持っていくようにしましょう。
最近はご家族やご本人の紹介のために、顔合わせのしおりを作る方も増えています。お名前や誕生日、趣味などを書いておくことで、初対面でも会話が生まれるきっかけになるアイテムです。
また、感染症対策として、マスクケースやアルコールジェルを用意したという先輩カップルも増えていました。
1つだけ気をつけるべきは手土産。予算は、3,000~5,000円程度が相場で、マナーとして持参するようにしましょう。ただし、「一方が用意して、もう一方が用意していなかった」ということを避けるために、あらかじめ本人同士で話し合って、それぞれの両親に伝えておくように。
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当日の流れ
<服装>ワンピースとスーツの組み合わせがおすすめ
服装にルールはありませんが、ワンピースとスーツの組み合わせが多いようです。顔合わせを行う場所を踏まえて、両家で服装の雰囲気を合わせましょう。
顔合わせ時の服装は?というアンケートには57.8%がワンピース、15.6%が着物・振袖で、同じく15.6%が綺麗めな服装という回答結果でした。 ここでも先輩カップルの声を覗いてみましょう。
【先輩カップルの声】
「彼はスーツ。私は綺麗めなワンピース。お互いの家族はカジュアルでした。」
「私自身は振袖、主人はスーツ、家族はそれなりに綺麗めな服装。」
「ラフでリラックスした感じが良かったので、特にドレスコードは決めませんでした。」
「オンラインだったため、普段着です。」
<全体の流れ> 約3時間をイメージ
両家顔合わせの当日の流れの一例をご紹介します。待ち合わせから解散まで、3時間前後をイメージしておくと良いでしょう。
- 11:50 現地で待ち合わせ
- 12:00 両家顔合わせ開始
- 12:10 家族紹介
- 12:20 婚約記念品の交換(またはお披露目)
- 12:30 乾杯(会食・歓談)
- 14:15 記念撮影
- 14:30 締めの挨拶、両家顔合わせ終了
顔合わせでは、まず家族紹介から始めましょう。結婚するおふたりからそれぞれのご家族を紹介する流れが一般的です。お名前やお仕事、趣味などを紹介すると、その後の会話のきっかけにもなります。
また、結婚式を予定されている場合は、おふたりがどのような結婚式をしたいと思っているかをご家族にお話されるのもよいでしょう。
最近では夕方~夜にかけて行うナイトウェディングや、カジュアルな雰囲気の結婚式なども増え、留袖やモーニングではない衣装を着用されるご両親も増えていますが、両家で格を揃えることはマスト。
おふたりの結婚式のイメージをあらかじめ伝え、ご両家でご家族が結婚式当日に何を着るか、相談しておくのもおすすめです。
先輩カップルの体験談
さて、ここまで顔合わせの一般的な段取りや進め方をご紹介してきましたが、今は感染症の流行により、両家顔合わせについて他にも不安な点がある方も多いでしょう。
同じ悩みをどのように考え判断したか、先輩カップルの声を集めてみましたので、ぜひ参考にしてみてください。
顔合わせを実施しないという選択肢も〇
感染症が流行している期間においては、そもそも顔合わせを実施するべきかどうか、悩むカップルも…。おふたりとご両親とでしっかり相談し、どうするかを決めていきましょう。相談された上で、実施しない判断をされた先輩カップルの声をご紹介します。
先輩カップルのアンケート結果をご紹介!
先輩カップルの顔合わせはどんな様子だったのでしょうか?
SNSで約1900人の先輩カップルにお答え頂きました!リアルな結果を覗いてみましょう!
【Q1】顔合わせはしたほうが良いと思いますか?
顔合わせはした方がよいと思いますか?のアンケートには、必ずした方がよいが39%、できればした方がよいが49%と合わせて80%以上の先輩カップルが顔合わせはした方が良いとの回答に!無理におこなう必要はありませんが、迷っている方は顔合わせを前向きに検討してみて。
【Q2】顔合わせをして、お互いの家族同士の関係は向上しましたか?
こちらのアンケート結果でも、向上した!が51%、少し向上が29%と、引き続き前向きな回答が80%に!初めて会った瞬間は緊張や照れくさい瞬間もあるかもしれませんが、顔合わせを通してお互いに理解が深まりこれからの日々がより楽しく、充実したものになることでしょう。
【Q3】顔合わせの時間は何時間くらいでしたか?
顔合わせの時間についてのアンケートでは、2時間以内が52%、3時間くらいが45%と、3時間以内の結果が大多数に。長すぎず「ちょっと物足りないかな、もう少し長く話したいな」程度の時間が丁度良いのかもしれません。短い時間でもしっかりとコミュニケーションがとれれば、参加者全員が充実感を感じることができるでしょう。
【Q4】顔合わせ時にお互いの親密度を高めるために、工夫したことや実施したイベントはありますか?
Q4からはアンケートの回答から編集部がピックアップしてご紹介します!
「お互いの家族のプロフィールを記載したしおりを作りました!」
しおりを作った先輩カップルは他にも何組もいらっしゃいました!会話のネタにもなって良いアイディアですよね!しおりにお互いの小さい頃の写真や、交際期間中の写真を貼り付けて盛り上がったという先輩カップルも!
「何を話すか二人で議題を準備していった!お互いの両親に事前に質問を聞いておき、当日に回答コーナーのような感じで盛り上がりました!」
備えあれば憂いなし!事前に準備しておくのも大事ですよね!万が一、お互いが緊張して会話が途切れてしまっても、コーナーやレクリエーションを挟むことで話が弾みます。
「堅苦しい雰囲気を作らないため、あえて格式高いお店ではなく少しカジュアルなお店選びをしました」
ただでさえ緊張しやすい状況なので、格式に捉われず話やすいお店にするのも◎ BBQで顔合わせをした、という先輩カップルも!大事なのは形式ではなく、親睦を深めることですよね!
【Q5】顔合わせの思い出や印象的だった瞬間があったら教えてください!
「顔合わせ後、そのまま皆で式場見学をした」
「せっかく皆で集まったのだから」と顔合わせ後に何かを企画するのも素敵ですね!皆で式場見学をすることで、結婚式当日の一体感、期待感も増しそうです!
「婚姻届けの署名をその場でしてもらいました」
ご両親と共に特別な機会を共有できるナイスアイディア!一体感も生まれて今後の関係も上手くいくかも!?良い思い出になりますね。
「お互いの両親が仲良くなり、その後親同士で出かけたりするようになったこと」
顔合わせがきっかけで仲良くなると新郎新婦にとっても嬉しいですよね!これからの家族イベントもますます賑やかになりそうですね。
まとめ
顔合わせについてさまざまなポイントでご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
顔合わせは、結婚をして新しい生活に変化する中で、とても大事な機会になります。迷った際は「ご両家にしっかり相談すること」を忘れずに、丁寧に準備を進めていきましょう。
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