和風結婚式の費用は?会場や様々な挙式例もご紹介
和のテイストを取り入れると費用アップになるのではないかと心配してしまうかもしれません。しかし、リーズナブルに和装を着るプランの利用や、DIYで節約するなど、工夫次第で費用を抑えることも可能なのが和風結婚式です。
予算オーバーにさせないコツは、二人のやってみたいプランを明確にし、プランナーさんに相談して出来ることと出来ないことを決めること。
そして、予算の範囲内で最大のパフォーマンスを魅せる工夫をすることです。ここでは、和風結婚式にかかる演出の費用の目安や、予算を抑えるアイデアをご紹介します。
いくらかかる?和風結婚式の費用について
和のコーディネートやギフトは、特別高価なものばかりではありません。費用を大きく左右するのは主に「衣裳・ヘアセット」、そして「演出」の部分です。
和装の髪型の正式なスタイルは文金高島田。かつらに綿帽子を被る姿に憧れる女性は多いのではないでしょうか。しかし、自分の髪の毛を使った新日本髪や洋髪スタイルもおすすめの和装ヘアスタイルです。コストもかつらより低い傾向にあります。なお、和装をするときは着付け・ヘアメイクなどがプラン料金に含まれているかチェックしましょう。会場によっては和装の持ち込み料がかかることがあるので注意が必要です。
和の演出は大掛かりなものにした場合、あっという間に予算オーバーになることがあります。そこで、会場で貸し出しが可能なものがあるか、手持ちのアイテムで代用可能なものがあるかをチェックし費用を抑えましょう。二人のアイデアとセンスの見せどころです。
会場内の和テイストのウェディングアイテムは、簡単なものは出来るだけ自作してはどうでしょうか。文具店にあるペーパーアイテムや水引、飾り紐などを使えば、見た目の豪華な小物を作ることが出来ます。
チャペル式、神前式どちらも対応している結婚式場なら、和洋両方を取り入れた挙式イメージが叶えられます。費用を抑えつつ出来る範囲で相談してみましょう。
どんなところで結婚式を挙げられるの?
和風結婚式は、ホテルや結婚式場、ゲストハウス、レストランなど、会場は限定することなく行えます。一見洋風に感じられる場所であっても、アレンジ次第で和の雰囲気を作り出すことが可能です。
神前式となると神社でしか行えないイメージがありますが、結婚式場やホテルの敷地内に神前式の神殿を備えている会場は多くあります。また、敷地内に神殿がなくても近隣の神社と連携していることもあります。神社と提携している場合、結婚式プランがパッケージになっており挙式会場から披露宴会場への送迎がお得な金額で利用できることもあります。
和洋折衷のウェディングスタイルを叶えるなら、和モダンテイストのオシャレな結婚式場もおすすめです。自然素材を多用したナチュラルな式場や、落ち着いたシックな雰囲気の式場、緑あふれるガーデンなど、和テイストが引き立つ会場は思いのほか多くあります。
従来の洋風なゲストハウスであっても、装花やコーディネート、演出に「和」の要素を取り入れて和風結婚式にすることは比較的難しくありません。結婚式場を限定せず、会場内をどのように和テイストにプランニングするかが新郎新婦の腕の見せどころでしょう。
和風結婚式での様々な挙式例について
近年、和風結婚式のトレンド火付け役となる、芸能人の結婚式に憧れる方も多いのではないでしょうか?
神田うのさんの結婚式では、明治神宮で自身がプロデュースするブランドの白無垢を纏い、披露宴会場のお色直しではシックな黒の引振袖を着ていました。また、沢尻エリカさんの結婚式では、昭和のアンティーク着物に百合の髪飾りの洋髪、ブルーのカラーコンタクトという斬新さが話題になりました。一方、藤原紀香さんの結婚式は、綿帽子と文金高島田という、日本の伝統的なスタイルでした。格式高く、気品に満ちた和装に日本の伝統的な花嫁衣裳を見直した人は多かったのではないでしょうか。
洋式の結婚式を見慣れたゲストにとっても、和風結婚式は真新しさが感じられる式として見直されています。最近は和風結婚式をプロデュースするホテルやゲストハウス、レストランが増加しており、実際の結婚式に和テイストを取り入れた先輩花嫁のクチコミもSNSでチェックできます。
和にこだわった衣裳、演出、指輪、会場のコーディネートなど、和の要素をどのように取り入れるかはカップル次第。ぜひ、先輩方のアドバイスや素敵な演出を調べて、プランナーさんや式場へ相談してみてはいかがでしょうか?
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