倦怠期が来る時期とは?カップルで乗り越えるための方法
付き合いたての頃は毎日ドキドキして楽しかったのに…いつの間にか倦怠期。カップルなら誰しも経験したことがあるのでは?
倦怠期ってどういうこと?いつ頃なるの?必ずやって来るの?など、不安になっている人のために、事前に知っておきたい倦怠期のあれこれについて、ここで説明します。
倦怠期とは?
パートナーに対しての「飽き」や「慣れ」から、嫌に感じてしまう状態のこと。
付き合った当初のドキドキがなくなり、一緒にいることが
当たり前になるため、刺激がないと感じたり気持ちが冷める
といった状況に陥ることを言います。
恋人同士だけでなく、夫婦の場合にも同様に訪れると言われる
倦怠期。
夫婦は、恋人以上に一緒に過ごす時間が長いため、新鮮味が
なくなり、相手の嫌なところが目につきやすいものです。
■放置しておくと別れる!?
なかには、倦怠期から別れてしまうカップルも珍しくありません。
一緒にいてもつまらないと感じてしまったり、些細なケンカから
すれ違いが生じ、ちょっとしたことで別れてしまうことも。
ただし、決して別れが正しい解決法ではありません。
一時的な感情に動かされると、後から後悔してしまうかも…。
感情的になる前に、冷静に考える必要があります。
相手との思い出を振り返ったり、相手の優しさを思い出すようにし、
感情だけで別れを選択してしまわないようにしたいものです。
倦怠期の時期はいつ?
■3ヶ月
一般的に言われているのは、付き合って3ヶ月目の時期。
それは、付き合い始めから抱いていた「何か違う」という
違和感が、徐々に不満に変わる時期と言われています。
100%完璧な人なんていません。
生まれ育った環境が違えば、多少の感覚のズレも出てきます。
相手に対し「何か違う」と思った時は、我慢せず気になること
をはっきりと伝えるのがベターです。
違和感を抱いたまま付き合っていると、相手との居心地が悪く
なってしまうとともに、相手にも失礼ですよ。
■半年
また次いで多いと言われるのが、付き合って半年の時期。
特に辛抱強いとされる女性にとって、溜め込んだ不満が爆発
する時期です。
3ヶ月の時期よりさらにお互いを知ると、小さいことで
感情的になり、ケンカに発展するケースも多いもの。
不満はそのままにせず話し合ったり、お互いに歩み寄る
ための妥協策、対策を考えることも大切です。
どちらが悪いとけなし合うのではなく、相手に対する
思いやりを持つことが重要なのです。
■1年
付き合って1年が経てば、相手との関係に落ち着く時期。
争い事も無く平穏な日々…が逆にマンネリ化を生むことも。
失ってしまった刺激を取り戻すには、普段しないようなこと
にトライしてみるのも良いでしょう。
例えば、相手へサプライズの計画だったり、定番化した
デートの内容を見直してみましょう。
■3~4年目
ここまできたらもう大丈夫でしょ!?と思われがちな時期。
そんな時期こそ倦怠期に陥りやすいのです。
付き合って3年以上一緒にいると、相手との関係が当たり前
になるのはもちろん、安定しているからこそ、相手への感情が
本当に恋愛感情なのか?ただの情ではないのか?そんな
不安を感じてしまうのです。
カップルから"家族"のような感覚に変わってしまうのは
仕方のないこと…なのでしょうか?
相手への気持ちを確かめるには、時々一人の時間を持つこと
もポイントになってきます。
一人で過ごしてみて初めて、相手の大切さに気づくという
こともありますからね。
■倦怠期はいつまで続く?
はっきり「◯ヶ月続きます!」と言えないのが正直なところ。
倦怠期の期間は当然カップルによって異なるので、短くて
1ヶ月で終わるカップルもいれば、長くて1年以上かかるという
カップルもいます。
倦怠期を早く終わらせたい時には、「相手のせい!」と
思わずに、冷静に振り返ってみてください。
まずは、自分が変わる努力をしてみる。これが大事です。
倦怠期の原因とは?
■自分磨きしなくなる
これは男女ともに言えること。
彼氏・彼女ではなく「夫婦」のような関係になることから
生まれてしまう"怠け"です。
気を抜いていても「誰も見てないし」と、常にすっぴんで
過ごしたり、だらしないスウェットやジャージ姿でいても
恥じらいを感じなくなってしまったらアウト!
相手がいるのに身だしなみがだらしなくなってしまうのは、
異性といる感覚が所帯じみたものに変わってしまっている
証拠かもしれませんね…。
■デートや外食がワンパターン
付き合いが長くなると、二人でどこかに出掛けるにしても
いつも同じ場所…そんなことありませんか?
それは心のどこかで「ここでいいでしょ」と手抜きをして
いるからかもしれません。
付き合い始めの頃は、一緒に行きたい場所がたくさんあった
はず。デートの度に趣向を凝らして楽しめていたと思います。
いつの間にか「またここ?」「もう行きたくないな…」なんて
考え始めてしまったら、危険信号と覚えておきましょう。
■「忙しい」を理由にすれ違い
大好きな相手とだったら、どんなに忙しくても、疲れていても
会いたい!
…そんな気持ちも、慣れと共に薄れてしまっていませんか?
「忙しいからいいや」「疲れてるから今日はやめよう」
そんなことが積み重なり、気づけば二人の間に溝が…。
そうなってからでは遅いんですよ!要注意!
■結婚を意識しすぎ
結婚適齢期と言われる20代後半~30代のカップルに多いのが
この原因です。
お互いに結婚を意識するものの、なかなか思い通りに進まな
かったり、焦りが先走ってしまったり…。
特に女性は、彼からのプロポーズを待っているにも関わらず、
彼のマイペースな行動に嫌気がさすということも。
男性も、彼女に結婚を急かされることで余計にプロポーズの
タイミングを逃す…という悪循環を生みます。
結婚ばかりを意識しすぎて、目の前にある幸せに気付けない。
そんな悲しい状況にはなっていませんか?
■倦怠期が悪いことだと思い込む
意外なようですが、この原因も実はとっても多いんです。
相手との関係が上手くいかず、倦怠期真っ只中。
そんな時、まず「倦怠期をどうにかしなくては!」
そう考えてしまうケースです。
もちろん、倦怠期が無ければ悩みは少ないかもしれません。
しかし、倦怠期を「悪い時期」と考えるか、「通過点」と
捉えるかによって、これからの二人の関係は大きく変わって
くるもの。
「相手のことを本当に好きか分からない…。」
「好きか分からない」と「嫌い」は大きく違います。
今の感情は"慣れ"なのか、"苦痛"なのか、自分の気持ちに
素直になってみる必要がありそうです。
倦怠期を乗り越える方法
■パートナーがいない生活を体験してみる
本当に自分の気持ちが分からなくなってしまった時には、
相手と1ヶ月ほど会わない期間を作ってみるのも悪くは
ありません。
無理に避けるのではなく、なるべく会わないようにし、
連絡も控えてみることで、自分自身の気持ちと向き合えます。
「パートナーといて当たり前だったこと」が、いかに大切な
ことだったかを気づくきっかけになること間違いありません。
また、相手の存在や優しさ、気遣い、愛情に気付けることも
あります。
「わたし、こんなに彼のこと好きだったんだ」
と、相手への愛情を取り戻すことができるかもしれません。
■二人で新しいことを始めてみる
倦怠期の大きな原因は「慣れ」。
その慣れを打壊するために、二人で今まで行ったことのない
場所へ出掛けてみたり、何かスポーツを始めてみたり。
二人一緒に気分転換をすることで、昔の新鮮な気持ちを取り
戻すきっかけが作れます。
■話し合う
お互いが倦怠期を感じているのであれば、今の状況について
話し合ってみるのも手です。
どうしたらもっと二人の関係が良くなるか?お互いの不満
を言い合うのも良いでしょう。
一番良くないのは、不穏な空気を"見て見ぬふり"すること。
しっかりお互いが向き合う機会を作ることで、さらに二人の
絆を深めることもできますよ。
■手紙で思いを伝える
「ありがとう」「ごめんね」言葉で伝えていますか?
一緒にいることが当たり前になってしまうと、こんな大切な
ことが疎かになりがちなものです。
今さら言葉で伝えるのは恥ずかしい…そんなカップルに
おすすめなのが、手紙です。
手紙なら、普段伝えられないことも素直に伝えられるもの。
また形に残るので、いつまで経ってもその思いを読み返す
ことだってできます。
■相手の良いところを褒める
倦怠期になると、相手の嫌な面ばかりに気を取られてしまいます。
しかし、そんな時だからこそ、相手の良いところを見るように
努めましょう。そして、その良いところを褒めてあげましょう。
相手の良いところを探す行為も、褒める行為も、そして褒められる
側にも、マイナスな要素なんて一つもありません。
「◯◯ちゃんの、こういうところ尊敬するよ」
など、一日一つ以上は伝えられるようにしたいですね。
まとめ
カップルの倦怠期についてまとめました。 初めは大好き同士で付き合ったものの、時間が経つにつれ、慣れて怠けてしまう。そんなことは当たり前に訪れます。しかし、その倦怠期をいかに乗り越えるかが重要です。変に倦怠期を意識しすぎず、初心に戻ってみること。「こんなところが好きだったな」「あんな時もこんな時も一緒にいたな」など、付き合った期間が長いほど、たくさんの気持ちが溢れてくるはずです。その気持ちを大切に、倦怠期は二人の通過点だということを忘れないでくださいね。
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本記事は、2016年11月29日公開時点の情報です。情報の利用並びにその情報に基づく判断は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮したうえで行っていただくようお願いいたします。