花嫁・花婿のホンネ大解剖!コロナ禍での結婚式の実情
新型コロナウイルスの感染拡大により、2020年の上半期は多くのカップルが結婚式の延期や中止を余儀なくされました。
これから結婚式の計画はどうすればいいのか、本当に結婚式を開催してもよいのか、不安に思ってる方も多いはず。
そこで、ウエディングパークグループ会員の花嫁・花婿を対象に、アンケートを実施!
コロナ禍での結婚式準備にまつわる実情をまとめてみたので、参考にしてみてください。
Contents
※この記事は、2020年8月に実施したウエディングパークグループ会員を対象にしたアンケートの結果を元に構成しています。
コロナウイルスの影響で、約半数のカップルが結婚式を延期!
2020年3月以降に予定されていた結婚式のうち、約5割が延期に
図1「結婚式延期の割合」
結婚式開催状況に関する質問では、2020年3月以降に結婚式を予定していたカップルのうち、約半数が結婚式を延期に。
延期せずに開催した方が4割で、残りの約1割は結婚式を中止する決断をしていました。
中止を選んだ方の半数は、結婚式の開催に前向き!
図2「今後の結婚式に対する意向」
結婚式の中止を選んだ理由は、
「コロナの状況がどうなるかわからない」が最も多く、次に「感染リスクがある上でゲストを招待しづらい」という理由からでした。
特に、海外挙式を予定していた方は、
海外への渡航制限により結婚式を中止せざるを得なかったというケースも。
ただ、上の今後の結婚式に対する意向(図2参照)については、
「コロナが落ち着いたらあげたい」、「機会があればあげたい」が全体の約半数をしめており、中止した層であっても結婚式の開催には前向きでした!
コロナをきっかけに、少人数ウエディングやオンラインウエディングなど、結婚式のスタイルも多様化したので、自分たちの理想が叶う方法を見つけるのがおすすめです!
結婚式場で、オンライン結婚式をあげた花嫁のインタビューも公開しているので、ぜひチェックしてみてください!
4月~6月開催予定だった結婚式の多くが延期。2021年以降に延期した方も
図3「延期前の結婚式開催予定月」
図4「延期後の結婚式開催予定月」
次に、結婚式の延期時期についての結果です。
4~6月に結婚式予定だった方の延期が最も多かったものの、9月以降を予定していた方も延期している様子。
延期後の開催時期は、2020年だと人気シーズンの9~11月に集中、2021年以降だと5月以降の予定も増加しており、1年以上延期した方も多いようです。
会場によっては延期ができる期間が限られていたり、延期をすることで追加料金が発生する場合もあるので、そのあたりの理由も影響していることが考えられます。
延期組は、先行きが見えないなか結婚式のモチベーション維持が課題
図5「(延期組)結婚式に向けて不安なこと」
結婚式を延期した方に、これからの結婚式準備について不安なことを伺ったところ、
「コロナがどうなるかわからないなか、この先、本当に結婚式をあげられるのか」
「また延期になってしまうかも、式場のキャンセル料や変更料が発生するのも不安」
「開催時に感染者がでてしまったら…」
「欠席者が増えること、ゲストがどう思っているかがわからない」など、
さまざまな声があがりました。
世間の目が気になったり、今後のライフプランのことを考えたり、理想の結婚式ができない可能性がある状況で、結婚式のモチベーションが保てないとみなさん悩まれているようです。
感染防止対策をしながらの結婚式開催。9割は満足!
結婚式スタイルは変更せずに開催派が多数
図6「結婚式の開催方法」
結婚式を開催した方に、コロナ禍の影響を受けて結婚式の開催方法を変更したかどうかを聞いたところ、上記(図6参照)の結果に。
当初の予定どおりの内容で結婚式をされた方が多数派ですが、
一部、招待ゲストの縮小や家族婚への変更をされた方も。
みなさんやりたいことを諦めるのではなく、感染防止対策をした上で、できるだけ理想の結婚式に近づける努力をされているようですね。
マスクや消毒液など、基本的な感染防止対策はマスト
図7「結婚式当日の感染防止対策」
結婚式当日行った、感染防止対策に関する質問の結果は上記(図7参照)。
消毒液の設置や施設内の換気、マスク着用など、
基本的な感染防止対策をした方がほとんど。
その他、一卓あたりの人数調整やより広い会場に変更するなどの対応で、
ソーシャルディスタンスの確保を行っているようです。
また、当初の予定より欠席するゲストが増えたので、
結果として密回避につながったという意見も。
結婚式開催時、当日の感染防止対策については
下記記事も参考にしてみてください!
欠席者が直前まで読めない!断りの連絡はメンタル的にも大ダメージ
図8「結婚式準備や当日に困ったこと」
結婚式の準備で困ったことについては、
ゲストのキャンセルにまつわるものがほとんどでした!
ギリギリまで人数が確定できないことで、引き出物やプチギフトの発注にも影響がでてしまうので、参列側としてはなるべく早く決断し、連絡するのが大切ですね。
結婚式の招待を受けたときの対応についても
下記記事にまとめているのでご参考ください!
また、仕方のないことだとはわかっていても、
遠方のゲストが呼びづらくなってしまったり、
やむを得ず欠席になるゲストが増えてしまうことが、
メンタル的にも辛かった、という意見も多くありました。
当日困ったことは、「特になし」が9割。
会場側のサポートがバッチリだったという意見も多く、新郎新婦が安心して過ごせる体制は整っているのはうれしいですね。
ゲストの気遣いを最優先!マスクや除菌ジェルのプレゼントも
図9「ゲストへのフォローで工夫したこと」
準備と当日において、ゲストへのフォローで工夫したことについては、
とにかくゲストが欠席連絡をしやすいような気遣いをされた方が多い印象。
出席・欠席問わず、返事をいただくようにしたり、
個別で連絡して意向を確認したりと細やかなコミュニケーションでゲストをフォローされています。
また、マスクや除菌ジェル、アクリルうちわのプレゼントなど、
コロナ対策用のプチギフトを用意したという意見も。
披露宴時は、なるべく人の移動が少なくなるようにと、お酌禁止ルールを設けたり、演出の様子をモニターに映したりと
細かい工夫を取り入れている方も多くいました。
どれも簡単にマネできそうなので、
これから結婚式をあげる方はぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか?
コロナ禍の中でも、9割以上が結婚式に満足!
図10「結婚式の満足度」
最後に、結婚式をあげた方の満足度について。
コロナ禍であっても9割以上が満足という結果でした!
(なんと、不満という意見は0!)
感染防止対策をしながら、
みなさん幸せな結婚式を叶えているようでした!
コロナにより、結婚式の開催に踏み切れない方や、
延期・中止を検討している方がたくさんいると思います。
正解がないことではありますが、
世間の花嫁の意見を知ることで、少しでも不安が軽くなればと思い、今回アンケートを実施、結果をまとめさせていただきました。
おふたりにとって、最適な結婚式のカタチが見つかるように願っています!
アンケート概要
実施期間:2020年8月20日~2020年8月27日
対象:ウエディングパークグループ会員
アンケート名:コロナ禍による結婚式への影響に関するアンケート
回答数:524件
この記事の画像一覧(10)
本記事は、2020年09月28日公開時点の情報です。情報の利用並びにその情報に基づく判断は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮したうえで行っていただくようお願いいたします。