【編集部がやってみた!】リースブーケのつくり方とデザインアイデア実例 #花嫁DIY
今回、編集部が手作りに挑戦したのはオシャレな花嫁さんの間で人気の「リースブーケ」。結婚式のブーケと言えば、キャスケードブーケやラウンドブーケ、またクラッチブーケなどが人気で選ばれてきましたが、お色直しや二次会用ドレスに合わせてリースブーケが選ばれることも増えてきました。本記事ではそんなトレンドのリースブーケのつくり方を紹介していきます。先輩花嫁さんの事例も盛りだくさんなのでぜひチェックしてみてくださいね!
Contents
いまトレンドのリースブーケって?
ウエディングブーケにはさまざまな種類がありますが、今注目したいのは輪っか状のリースブーケ。リースブーケは、お花の量や土台の形などつくる人によってまったく違ったデザインのものが出来上がります。まずは実際に手作りやオリジナルでオーダーした先輩花嫁のリースブーケを見て、トレンドを探ってみましょう。
お花をもりもりにしても、色のトーンを合わせることでまとまった印象に
全体にお花をつけてボリューミーに!花婿さんのブートニアも一緒につくったそう♪
色味の濃いお花を揃えてクラシカルなデザインにしてみても◎
果実や長めのグリーンで動きをつけて!ちなみにこちらは新婦のお母様の手作りだそう♡
お花にバリエーションをつけてカラフルにするのもすてき!
果実や丸い形のお花をたっぷりと施すのもかわいい!
土台の蔓を1本にすることでメリハリのある印象に。
カラフルなお花はカラードレスとの相性もバッチリ!
大きなお花がインパクト抜群!
編集部もリースブーケをつくってみた!
では、ココからは編集部が手作りしたリースブーケの様子をご紹介していきます。
今回はフラワーデザイナーのVIOLA(@viola_sachet)さんにレクチャーいただきながらやってみました。
つくり方は以下の通りです。
*リースブーケのつくりかた*
1:制作イメージを決めて、材料を集める
2:土台をアレンジする
3:“ちびブーケ”をつくる
4:土台に花を取りつける
5:綺麗に整えて、リボンを取りつける
6:完成
1:制作イメージを決めて、材料を集める
まずは、どんなリースブーケにしたいかイメージを決めていきます。今回はシンプルでモダンな結婚式に似合うようなリースブーケをつくります。そのため材料は、グリーンを多めに、ホワイトのお花、またアクセントにブルーのお花を揃えることにしました。
お花はグリーンを多めにチョイス
<材料>
合計¥12,571
A:かすみ草
B:オリーブ
C:ユーカリ ※小さなものも同じくユーカリです。
D:ローズ
E:ブルースター
F:ラナンキュラス
G:リース
※花・グリーン、リース/¥10,260(生花店「COUNTRY HARVEST」)
H:麻ひも/¥108(DAISO原宿店
I:ペンチ/編集部私物
J:フラワーアレンジ用ハサミ/¥1,080(東急ハンズ渋谷店)
K:ヤットコ/編集部私物
L:フラワーワイヤー「茶」/¥313(east side tokyo)
M:フラワーワイヤー「緑」/VIOLAさん私物
N:レース[1.5m]/¥810(東急ハンズ渋谷店)
2:土台をアレンジする
では実際に手を動かす作業に入っていきます。 お花屋さんに売っているリース土台をそのまま使うのもいいですが、今回はココでもう一手間、土台をアレンジして使いたいと思います。全体のイメージにそって、少し量を減らして軽やかな感じにしていきます。
蔓を切ってリースから抜き取り、量を減らしていきます。
量が減ってきたところで、木と木の間に隙間ができるように、少しほどきながら形を整えていきます。
形ができたら節々を4箇所、麻ひもで縛って土台アレンジは完成です。
ちなみに…【もし、リースが売っていなかった場合】
1:蔓を仕入れます。その季節に手に入る蔓で問題ありません。
(フジ、サンキライ、アケビ、ヤマブドウ、ツルウメモドキ、クズ、クジャクヒバ、などなど。)
2:仕入れた蔓をぬるま湯につけ温めて、柔らかくします。
3:柔らかいうちに丸めて、固定し、乾燥。これで完了です。
3:“ちびブーケ”をつくる
土台となるリースの準備ができたら、今度は取りつける花やグリーンの準備です。花やグリーンはひとつずつつけていくのではなく、ある程度、束にしてリースにつけていきます。
小さな束にすると、さまざまな種類の花を全体にまんべんなく振り分けやすく、立体感も出やすくなります。今回はその小さな束を“ちびブーケ”と呼んでつくっていきます。
まずは、全体のイメージをあらためて思い浮かべてみます。どれくらいのボリュームで取りつけるのか。どこからどこまでの範囲に取りつけるのか、また色合いはどのような割合にするのか、など再度完成イメージを固めます。
完成イメージが決まったら、そこからイメージを細分化していき、“ちびブーケ”をつくっていきます。
今回でいうと全体にまんべんなく白を入れたかったので、ほとんどの“ちびブーケ”に白い花を入れました。
このように“ちびブーケ”をひとつひとつ用意していきます。
“ちびブーケ”に使用するグリーンを切る際は、葉っぱのすぐ上を切るようにすると綺麗に見えます。
“ちびブーケ”の材料を束にしたら、ワイヤーで巻いてブーケにしていきます。あえて長さは揃えずに束にすることで立体感が出ます。
ひとつの“ちびブーケ”の例です。コチラをたくさんつくっていきます。
あとから少し調整できるように、材料すべてを“ちびブーケ”にはせず、少し残しておきましょう。
4:土台に花を取りつける
それではいよいよ“ちびブーケ”をフラワーワイヤーで土台につけていきます。まずは土台となるリースにワイヤーを巻きつけます。
花で隠れるところに1センチ幅くらいで巻きつけていきましょう。
こんな感じに巻きつければOKです。
ワイヤーが巻けたら“ちびブーケ”をとりつけていきます。左右の端から飾っていくほうが全体のバランスをとりやすいので、両端のボリューミーなグリーンの“ちびブーケ”からつけはじめました。
先ほどのリースのワイヤー部分に“ちびブーケ”の茎の部分を入れていきます。
ブーケの花の方の部分は垂れ下がってしまわないよう茶色のワイヤーでリースに固定していきます。ワイヤーの余分な部分は折って、リースの中に入れ込んでしまいましょう。
ワイヤーはねじって蔓に固定していきます。
両端をつけたら、次は真ん中など、ポイントとなる部分からとりつけていきましょう。固定する際は花が外を向くように。
オモテ面を確認しながら作業しましょう。
5:綺麗に整えて、リボンを取りつける
花とグリーンを取りつけて、全体を整えたらリボンをつけて完成です。 リボンは蔓の間に通して巻いていき、今回は蝶々結びにしています。あえて中央から少しずらしてみました。
せっかく緩めたリースをぎゅっと固定しないように、リボンも少し余裕を持たせて巻いていきましょう。
6:完成
完成!
引きで見ても、シンプルですが動きのあるグリーンでインパクトを出せました!
ついに完成! グリーンをメインに白や青のお花で飾り、花嫁らしい雰囲気のかわいさを出すことができたのではないでしょうか。作業は2時間程度で済みました♪ ちなみに、他にこんなイメージの結婚式だったらどんな花のリースブーケが良いか、ということでVIOLAさんにお花を選んでもらったので、ぜひ参考にしてみてください。
【キュートな雰囲気の結婚式】-かわいいガーリーな印象にしたい
パステルカラーのラナンキュラス、かすみ草、ミニバラ、ユーカリなど、かわいらしく小ぶりで、あまり強い色ではない優しい雰囲気のお花。
【ゴージャスな雰囲気の結婚式】-高級感を出したい-
大ぶりなバラ、大ぶりのダリア、ラン、など、堂々とした雰囲気のお花。
【スタイリッシュな雰囲気の結婚式】-大人っぽい印象にしたい-
カラー、アネモネ、バラ、など、メリハリのあるカラーのお花。
【開放感ある雰囲気の結婚式】-リゾートテイストにしたい-
ユーカリ、オリーブ、紫陽花(アナベルなどのグリーン系)などの葉物を多めにミモザ、シトラスなどのドライフルーツなど。またビーチやリゾートウエディングの場合は、貝殻やハイビスカスを入れても素敵。
【和の雰囲気の結婚式】-クラシカルで和な印象にしたい-
ダリア、マム、などキク科のお花や、ランなど。赤や黄、紫など、お着物に合わせた深みのある色のお花。
リースブーケで #インスタ映え
リースブーケはつくってみると思っていたより簡単にできて、それでいてとっても写真映えするアイテムになりました。これからもっと流行りそうな予感がしています! また今回は生花でつくりましたが、式のあと、そのまま保管しておいても勝手にドライフラワーになってくれるのでお部屋のインテリアとしても活躍してくれそうですね♡ 式直前、もう1アイテム取り入れたいという方に、ぜひオススメのアイテムです!
制作協力/VIOLA
【WEB SHOP】https://violasachet.theshop.jp/
【Instagram】@viola_sachet
【問い合わせ】infoviolaak@gmail.com
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本記事は、2017年12月11日公開時点の情報です。情報の利用並びにその情報に基づく判断は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮したうえで行っていただくようお願いいたします。