【編集部がやってみた!】エスコートカードのつくり方とデザインアイデア実例 #花嫁DIY
今回の花嫁DIY企画で紹介する、いま注目のウエディングアイテムは「エスコートカード」。
はじめて聞いたという方もいるかもしれませんが、欧米ではとってもポピュラーなアイテムで、日本でもどんどん広がっています。
「エスコートカードってなに?」という方から、つくろうと思っている方まで役立つ情報が満載なので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
エスコートカードってなに?
エスコートカードとは、ひとことで言えばゲストに自分の席(テーブル)を知らせるアイテムのこと。
一般的な結婚式では受付をした後、席次表を受け取り自分の席を確認します。
エスコートカードを使った結婚式の場合は、受付のすぐ近くにあるディスプレイからゲストが自分でエスコートカードを見つけて、自分の席(テーブル)を確認します。
また“エスコートカード”と呼ばれてはいるものの、形状はカードに限らず、さまざまなものがあります。
席次表に比べ、カジュアルで自由度も大きいエスコートカード。自分たちがこだわった結婚式の世界観をゲストに味わってもらうにはもってこいのアイテムですね!
編集部もエスコートカードをつくってみた!
というわけで、編集部も早速エスコートカードづくりに挑戦してみました。
今回は結婚式後も使ってもらえるようなアイテムにしたいと思い、いま注目のクージー※1 というアイテムで作成することに!
クージーとその中に入れたカードは「vanfu(バンフー)」という印刷サービスを使って発注しました。
※1:クージー…缶などの飲み物を入れるホルダーのこと。
(撮影:編集部)材料はコレだけ。シンプルにディスプレイ!
*かかった金額*
合計:¥41,000(税別)
<クージー>
・プリントする版の制作(1種類):¥3,000
・印刷代(60個つくった場合):¥21,000
<カード>
・印刷代(60個つくった場合):¥17,000
ディスプレイ用のコルクボードは、今回は一列6個程度飾れるサイズのものを用意しています。
麻ひも、木のクリップ(36個入り)、コルクボードで400円でした。
*エスコートカードのつくりかた*
1:ディスプレイイメージを決める
2:クージーの版のデザインを作成する
3:カードのデザインを作成する
4:デザインの入稿・印刷
5:飾り付けて完成!
1:ディスプレイイメージを決める
まずはディスプレイイメージを決めます。
今回は先輩花嫁も多く採用されている“麻ひも”と“木のクリップ”、“コルクボード”を使ったディスプレイにすることに。コスパが良いのはもちろん、簡単オシャレに見えるのもポイントです。
ディスプレイの方法は、クージーを麻ひもと一緒に木のクリップで等間隔に挟み、麻ひもの先端をコルクボード用のネジに巻きつけて固定すするだけという簡単なもの。
それだけでは物足りないという方は、クージーを吊るしたとき隠れる部分にメッセージなどを書き入れておいてもいいかもしれません。
2:クージーの版のデザインを作成する
次はメインのクージーのデザイン。
vanfu(バンフー)のサイトに規程のテンプレートが用意されているのでダウンロードして作成します。入稿できるデータはIllustratorとPower Pointの二種類。
つくり方の詳細はテンプレートにありますが、規程の枠内にデザインを施すだけで完成です。
クージーのカラーも15種類とたくさん揃っており、今回はそのなかからブルーとイエローの2色をチョイスしました。
アウトドアシーンでよく使われるクージー。そこで音楽フェスや屋外イベントが好きなカップルをイメージしてデザインを作成!
完成したのがこちらです。
(画像:編集部)印刷色は全11色。今回は「ホワイト」でプリントします。
英字と線だけのデザインなので、結婚式以外でもシーンを選ばず使うことができるのではないでしょうか。
クージーのデザイン作成時は下記のことを注意しました。
<クージーのデザインで気をつけたいポイント>
・細かい線や文字のデザインは潰れる可能性があるので避ける
・インク量の調整はできないのでグラデーションや濃淡を付けるデザインは避ける
3:カードのデザインを作成する
続いてクージーに入れるカードのデザインを作成。
クージーにカードを入れたときに、ゲストのテーブルナンバーと名前が見えるようにつくります。そのためクージーの高さ(12.8cm)よりカードを長めに設定して、クージーから出る部分にゲストのテーブルナンバーと名前を記載します。
サイズは、高さ16cm×幅8cmでつくりました。
色は二色展開でクージーの色と文字の色を反転させた配色にしてみました。
ちなみにカードの紙の種類は、「アヴィオンハイホワイト/菊125kg」という、厚めのものを選びました。印刷をすると光沢感が出ました。
(画像:編集部)テーブルナンバーと名前より下の部分は、新郎新婦からゲストへ手書きでメッセージが書けるよう、あえて何も記載しないことにしました。
カードのデザイン作成時は下記のことを注意しました。
<カードのデザインで気をつけたいポイント>
・カードのサイズギリギリまでデザインを入れると切れてしまう可能性あり。
端から内側に3mm程度余裕を持ってデザインするのがベター!
4:デザインの入稿・印刷
デザインが完成したら入稿に移ります。
オンラインでの入稿も可能ですが、今回はvanfu(バンフー)飯田橋店に行って入稿しました。
(撮影:編集部)訪問したのは東京・飯田橋の店舗。明るく清潔感のある店内です。
(撮影:編集部)飯田橋店にはウエディングアイテムのグッズ見本も数多く展示されていました!
(撮影:編集部)経験豊富なスタッフさんがわかりやすく丁寧に対応してくれます。対応時には、飲み物とオリジナルスイーツ、そしてお土産にギフトまでもらえる嬉しい特典もありました♪
店舗にはサンプルや、実際の用紙が揃っています。また、データに不備がないかその場でチェックしてもらえるので、うまく出力できるか不安だという方はぜひ店舗での入稿をオススメします。
店舗入稿の際は事前に下記のことを知っておくとスムーズです。
<店舗入稿で知っておくと良いこと>
・入稿データは事前にメール送付して、後日来店でもOK
・店舗の出力機でテスト印刷が可能。確認したい場合は時間には余裕を持つこと。
5:ディスプレイして完成!
ついに完成!出来上がったのがこちら!
(撮影:編集部)クージーとその中に入れるカード
(撮影:編集部)ディスプレイイメージ
(撮影:編集部)クージー使用シーンのイメージ
イメージ通りに仕上がりました!
クージーとカードのサイズもピッタリで、カードをクージーに入れたとき、ちょうど手書きのメッセージが隠れています。
缶を入れたときもバッチリオシャレに決まっているのではないでしょうか♡
他にもこんなにある!エスコートカードアイデア事例
エスコートカードは自由度が高く、好みのものを作成することができますが、その反面どんなデザインにしようか迷ってしまいますよね。
そこで、花嫁さんたちがインスタグラムに投稿している画像のなかから、デザインの参考になる素敵なエスコートカードのアイデアをピックアップしてみました!
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ロゼットのエスコートカード
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Photo by @ mi.wedding1001
制作コスト:約8,000円/60名
制作期間:1ヶ月程度
その場で付けることができるロゼットをエスコートカードに♪出席したゲスト全員が同じものを身にまとうことでより一体感を感じることができますね!
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折り紙のエスコートカード
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Photo by @ mamy.wedding
制作コスト:約1,600円/60名
制作期間:180分
ひとつひとつ折り紙でつくられたエスコートカード♡沖縄での結婚式ということで折り紙のカジュアルな洋服が雰囲気にもとてもマッチしていますね!
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サングラスのエスコートカード
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Photo by @chi.seawedding
制作コスト:約11,000円/90名
制作期間:1日 ※材料集めは3ヶ月
こちらもすぐ身につけられるタイプのエスコートカード!みんなで付けたら気分がアガること間違いなし♡
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チケット風のエスコートカード
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Photo by @k_y_0617_wedding
制作コスト:約3,000円/約112名
制作期間:3~4日程度
式のテーマカラーがブルーだそうで、エスコートカードもその色に合わせて!レトロアメリカンなデザインがかわいい♡
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プチギフトに付けたエスコートカード
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Photo by @liko_pikake
制作コスト:ウエディングプランナーが制作のため不明/49名
※カード部分のみ
制作期間:ウエディングプランナーが制作のため不明
こちらはプチギフトにエスコートカードをつけて。ギフトの中身は「Kona Coffee butter」というハワイのお土産として大人気のバターだそう!
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マッチ箱風デザインのエスコートカード
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Photo by @disn.1217
制作コスト:約5,000円/76名
制作期間:2~3週間程度
超大作のこちら。異なるマッチ箱のデザインは既製品ではなく、ひとつひとつデザインしたんだそう!ちなみに箱の中身は、女性ゲストがドライフラワーの箱庭、男性ゲストがHERSHEYSのヌガー、そして子どもゲストがHERSHEYSのチョコなんだとか。とっても素敵♪
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テイクアウトコーヒー風デザインのエスコートカード
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Photo by @jnk_marry
制作コスト:約2,500円/90名
制作期間:3時間程度
大きくてインパクトのあるスタンドには、テイクアウトコーヒー風デザインのエスコートカードが♪日常のよく目にするものからインスピレーションを得てつくるのもいいですね!
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扇子に付けたエスコートカード
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Photo by @himeko_wedding_rokio
制作コスト:約2,500円/40名 ※カード部分のみ
制作期間:3日程度
こちらもなかなか斬新なアイデア。エスコートカードがつけられているのはなんと扇子!扇子のデザインも5種類用意がありフォトジェニックな結婚式になりそうですね♪
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演出アイテムと組み合わせてつくられたエスコートカード
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Photo by @fukinotou_
制作コスト:約3,000円/70名
制作期間:3日程度
挙式ではウェディングジェンガにサインする結婚証明を行ったという@fukinotou_さん。エスコートカードはそのジェンガにつけたんだそう。
組み合わせて見ると煙突のある家のようなデザインに見えてかわいい♪
エスコートカードがあれば、式はじめから盛り上がること間違いなし♡
花嫁さんによってまったく異なるデザインのエスコートカード。ディスプレイにもこだわれば、ウェルカムスペースを盛り上げるという意味でも一役買ってくれます!クージーのエスコートカードはもちろん、みなさんも事例などを参考にオリジナルのエスコートカードをつくってみてはいかがでしょうか?
ウエディングパークオリジナルのクージーデザイン、誰でも使えます!
今回、制作したクージーとカードのウエディングパークオリジナルのデザインがデザインテンプレートとして誰でもvanfu(バンフー)に発注して使えるようになりました!
<店頭での発注方法>
1:こちら(https://www.vanfu.co.jp/vf/vms/download/temp_download.html)のダウンロードリンクから「オリジナルクージー」にあるzipファイルをダウンロード
2:ファイルにある「招待者リストフォーマット」のエクセルに席番号と招待者リストを入力して、データを持参もしくは事前にメールで送る
3:注文の際にウエディングパークオリジナルデザインを使用する旨を伝える
<オンラインショップでの発注方法 ※クージーのみ>
こちら※(https://www.vanfu.co.jp/ef/webedit-novelty/cate12696/product11642/)のオンラインショップからも可能。「クージー_00051863」を選択し、STEPに沿って注文する。
※PCのみ閲覧可能
期間限定!vanfu(バンフー)で特別キャンペーン実施中!
今ならvanfu(バンフー)店舗で「ウエディングパークの記事を見た」と言えば2018年11月末まで10%offでサービス利用が可能!
今回ご紹介したクージー以外にも使えるそうなので、これから結婚準備という方はぜひサービスを使ってみてくださいね!
<キャンペーン内容>
「ウエディングパークの記事を見た」と注文時にスタッフに伝えれば、10%offでvanfu(バンフー)のサービスが利用可能。
・対象サービス:全般(一部対象外サービスあり)
・対象店舗: 都内13店舗+大阪1店舗 ※オンラインショップは対象外
・対象期間:発注を2018年11月末日までに完了
・その他:1人に付き1回限り有効。
※詳細はvanfu(バンフー)各店舗[https://www.vanfu.co.jp/vf/vms/map/index.html]までお問い合わせください。
エスコートカードのつくり方を動画でチェック!
ワンランクアップ!おしゃれなエスコートカードDIY!ゲストをお席にご案内!【ウエディングパーク】
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本記事は、2018年11月28日公開時点の情報です。情報の利用並びにその情報に基づく判断は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮したうえで行っていただくようお願いいたします。