本物の上質を見極めて作り上げた、和洋折衷な大人の邸宅ウエディング
今回ご登場いただくのは、金沢で挙式&披露宴を行ったみおさん。みおさんが大好きだというフレグランスブランド「Jo Malone LONDON」の世界観に、金沢ならではの和のテイストをミックスさせた結婚式は、上品でセンシュアス!トレンドに左右されることなく好きなものと似合うものをセレクトし、ご自分の魅力を最大限に引き出したこだわりのウエディングです!
- PROFILE
- みおさんフリーランス/結婚時の年齢:36歳
- WEDDING PLACE
- ヴィラ・グランディス ウエディングリゾート 金沢ゲストハウス/石川全域
料理、オリジナル、プランナー。この3つが式場探しのキーワードに
約100名のゲストから祝福された結婚式
結婚式の具体的なイメージは、もともと決めていたのでしょうか?
みおさん:「料理がおいしいこと」「オリジナルの結婚式が挙げられること」「プランナーさんが自分と同じ感性をもっていること」、この3つを条件に式場を探しました。 最初は海外や東京での挙式を考えていたのですが、高齢の祖母には移動が負担になると思い、地元の金沢で式場探しを始めました。祖母にとって私は初孫でもあるので、絶対に晴れ姿を披露したかったんです。
3つの理想がかなう会場として選ばれたのが「ヴィラ・グランディス ウエディングリゾート金沢」なんですね!
みおさん:会場に実際に見学に行って、接客がすばらしかったことはもちろん、やっぱり一番の決め手となったのは、プランナーさんとの相性。感覚が似ていて、「こういう感じがいい」というとすぐに理解してくれたのがうれしかったですね。
スタイル抜群のおふたりが並ぶと、絵になります
「Jo Malone×金沢」の世界観を作り上げるため、自ら資格取得も!
結婚式のテーマを教えてください!
みおさん:テーマは「Jo Malone×金沢」、テーマカラーはゴールドとワインレッドです。大好きなジョーマローンの世界観を結婚式にも使いたいなあって。東京から来るゲストが多かったので、地元のことを知ってもらいたいという思いを込めて、金沢もテーマに入れました。
挙式前に行ったウェルカムレセプションは、久々に会うゲスト同士が楽しく会話を楽しめるようにと設けた、ふたりからのおもてなしの時間
テーマの世界観に合わせてアイテムも手作りされたそうですが?
みおさん:ゲストもせっかくドレスアップしてきてくれるから、記念撮影ができる場所があるといいかなと思い、フォトスペースを作りました。妹に相談したら「こんな感じはどう?」って手描きのイメージを送ってくれたんですが、それが私のイメージ通りのものだったんです!
会場の一部がフォトスポットに変身!和と洋を共存させた世界観が華やか
妹さんのイメージ画を基に制作したパネル。上部のお花の装飾も、お母様に協力してもらいながら共同制作
フォトスポットとして、ゲストにも大人気!
結婚式の装飾のために、資格も取られたとか?
みおさん:ウェルカムスペースにジャイアントフラワーを飾りたくて、ジャイアントフラワーのG+Flower認定講師のディプロマ(※)を取得しました。自分の結婚式だし、資格取っちゃおう!って(笑)。
※G+Flower認定講師のディプロマ…ジャイアントフラワー制作のワークショップが開催できる講師の資格証明書のこと。
兼六園で撮影した和装写真と、手作りのジャイアントフラワーでゲストをお出迎え
洋と和を、本当に上手にミックスされていますよね。会場のコーディネートはどのように決められたのでしょうか?
みおさん:会場のフロアが白×黒で、最初はコーディネートが難しそうだなあと思ったのですが、意外と和の要素になじんだんです。ゴールドとワインレッドという大人っぽい色をテーマカラーにしたのも正解でした。テーブルクロスは白、テーブルランナーはゴールド。ナプキンをワインレッドでバラの形にセッティングしてもらったことで、ウェルカムスペースのジャイアントフラワーともリンクできて、統一感が出せたと思います。
会場の設備を上手に活かしてコーディネート
ゴージャスな色合いだから、装花はシンプルで上品に
世界観が明確でとっても素敵です!こういったインスピレーションはどこから湧いてくるのでしょうか?
みおさん:海外のウエディング雑誌や、ウエディングサイトです。ロイヤルウエディングのような上品な感じにしたかったので、それも意識しながらいろいろ調べました。
“着たい”と“似合う”が一致!ロイヤルウエディングのようなエレガントなドレススタイル
ドレスもみおさんの雰囲気にぴったりですね!
みおさん:ウエディングドレスは、どうしてもマーメイドドレスが着たかったんです。夫が仕事でお世話になっていたこともあり、特別にオーダーした「ユミカツラ」の“ユミライン”のドレスを着ることができました! 一応、プリンセスラインのドレスも試着してみましたが、私には似合いませんでした(笑)。
みおさんのスタイルの良さが際立つマーメイドドレス。身長が189㎝もあるご主人とのバランスを取るため、靴は12㎝のヒールを着用したそう!
メイクがしっかりめなので、ヘアスタイルはロイヤルウエディングを意識して上品に
洗練の“洋”に風雅な“和”。さりげないテーマの盛り込み方もプレミアム!
披露宴の演出にも、「Jo Malone×金沢」のテーマを散りばめたそうですが?
みおさん:友人とお母さんには、ジョーマローンのギフトを贈りました♪あと、当日が誕生日だった友人が2人いたので、サプライズでサンクスバイトをしました。夫のお母さんも誕生日が近かったので、ラストバイトを。
誕生日のゲストにはジョーマローンのアイテムをプレゼント♡
みおさん:サンクスバイトをしたウエディングケーキはゴールドを使ったものにしました。ゴールドはテーマカラーでしたし、金沢は金箔の国内総生産量のほとんどを占める産地として有名ですから、白のケーキに金箔でデコレーションしたんです。
本物の金箔を使ったケーキ!全体がシンプルだからセンスの良い仕上がりで、みおさんのドレスともぴったり♪
お料理は、金沢の食材をふんだんに使ったフレンチジャパニーズ
ずっと気がかりだった夫と妹の不仲。中座シーンでのサプライズとは!?
披露宴で印象的だったエピソードはありますか?
みおさん:結婚する前から、夫と妹の仲が悪いことが気がかりだったんです。当日、会場の準備中も険悪で…。でも、実は結婚が決まった後、ふたりは仲直りしていたらしくて!当日も、私を驚かせるために仲が悪い演技をしていただけだったんです(笑)。 中座のタイミングで、妹からそれを告白されて。もう、号泣でした!
ご主人と妹さんからのサプライズに、思わず涙するみおさん
みおさんの願いが通じて良かったです!お色直しの和装も華やかですてきでしたね!
みおさん:日本人ですし、金沢という土地柄もあって和装は絶対に着たかったですね。10着以上試着してもなかなか似合うものが見つからず、ようやく「これだ!」というのが黒×ゴールドの打掛でした。
感動のサプライズ後は、新郎新婦そろって和装にお色直し
豪華な色打掛は人間国宝級の人々が携わって制作したという貴重な一着!
最後に、これから結婚式を挙げる後輩カップルの皆さんへメッセージをお願いします!
みおさん:結婚式の準備は、こだわればこだわるほど大変だと思いました。夫は協力的な方でしたが、夫婦それぞれの得意分野を上手に役割分担することでストレスなく進められると思います。何より、やりたいことはやりきった方が満足度も高いはず。 それと、やっぱりプランナーさんとの相性も大切!やりたいことをかたちにするために、正直に気持ちを伝えられる方に出会えたことが良かったです。
とっても仲の良いおふたり。末永くお幸せに♡
じっくり調べて検討し、決断したらパッと行動に移してあっという間に完成させてしまうパワフルなみおさん。「人生で一度しかない自分たちの結婚式だから、好きなことをやっただけ」。そんな思いきりの良さも、すてきな結婚式を作る秘訣かもしれません。ご主人と妹さんも仲直りできて良かったですね!みおさん、すてきなお話をありがとうございました!
ライター/濱岡操緒
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本記事は、2017年11月27日公開時点の情報です。情報の利用並びにその情報に基づく判断は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮したうえで行っていただくようお願いいたします。