【編集部がやってみた!】「ウエディングツリー」のつくり方とデザインアイデア実例 #花嫁DIY
ゲスト参加型で一緒に楽しめる演出アイテム「ウエディングツリー」。結婚証明書として活用したり、ウェルカムスペースに置いたりと用途も幅広く、多くの花嫁さんから人気のウエディングアイテムです。今回はそんなウエディングツリーの最新事例をご紹介。さらに記事後半では編集部が実際につくった様子のレポートをお届けします。(記事の最後に読者のみなさんにプレゼントがあります!)
「ウエディングツリー」って?
披露宴会場の装飾として花嫁から人気の「ウエディングツリー」。人気の理由は、ゲストに指でスタンプをしてもらったり、シールを貼ってもらったり、一緒に完成させられること。
花嫁さんたちのブログを覗いてみると芳名帳(ゲストブック)の代わりとしてゲストの出欠管理に使ったり、挙式時に結婚証明書としても活用したりしているそうです。
さらに最近では、さまざまなデザインが生まれており、“木”を彩るだけでなく、風船や花を色づけるウエディングツリーなど、新たなアイデアが広がっています。
みんなの「ウエディングツリー」事例!
先輩花嫁さんたちのウエディングツリー事例を見ていきましょう。
@she_weddingさん
女性ゲストはピンク、男性ゲストはゴールドの指スタンプ。色使いがとてもキュート! 新郎新婦がサインをする箇所には、おふたりの指スタンプでつくられたハートが♡
@riepon84さん
ブライダルカーデザインのこちら。ピンクは“思いやり”、オレンジは“笑い”、イエローは“美味しいごはん”というように、結婚生活に大切だと思うことを、色で分けてスタンプしてもらったそうです。
@mado.weddingさん
切り株に直接イラストが入った、ユニークなウエディングツリー。 突然ひび割れてしまったそうですが、それもまた思い出。一生の記念になりますね♪
@amye_weddingさん
「Symphony of life」と名付けられたこちらのウエディングツリーは、楽譜の上にゲストみなさんから音符を書いてもらい、ひとつの曲をつくっていくのだそう!なんともロマンティック!どんな曲になったかぜひ聴いてみたいですね♪
@uc.s_bridalさん
とっても素敵なデザインのこちらはランタンを吊るしたウエディングツリー。 あらかじめ描かれているランタンの上に、ゲストから指スタンプで明かりを灯してもらったのだそう。アイデアに脱帽です!
最後は、本物の木に焼き絵を入れてデザインしたという、とても手の込んだウエディングツリー。ご友人からのプレゼントだそうで、羨ましい限り。和の結婚式にピッタリ!
「ウエディングツリー」を編集部もつくってみた!
みなさんの「ウエディングツリー」どれも新しいアイデアにあふれて素敵なデザインでしたね。編集部も負けじとつくってみたいと思います。 今回は、ブライダルカーのイラストを布に印刷した、ウエディングツリーに挑戦します!
(撮影:編集部)
▼今回使用したもの 合計¥1,650
1.木の枝:東急ハンズ ¥250
2.アイロン転写シート:家電量販店 ¥500
3.布:東急ハンズ ¥700
4.ハサミ:会社備品
5.布用ペン:100円ショップ(キャンドゥ) ¥100
6.スタンプパッド:100円ショップ(キャンドゥ) ¥100
※その他 アイロン:社員私物
イラストを布に転写するためのアイロン転写シートは、A4サイズで、白・淡色の布用のものを購入しました。 また今回使用するイラストはこちら!
(画像:編集部)
イラストは「あかり(@_____.aka02)」さんに描いてもらいました!
【1】デザインの作成
(画像:編集部)
まずはデザインを決めます。今回はブライダルカーのイラストを描いてもらい、ゲストには指スタンプで風船をつくってもらえるようにしました。下部には新郎新婦の名前と日付をペンで入れることにしました。ゲストがスタンプするスペースを考えてレイアウト決定。
【2】アイロン転写シートに印刷!(10分)
(撮影:編集部)
デザインが確定したら、転写シートに印刷します。
今回A3サイズでデザインしましたが、印刷するのはA4サイズの転写シート。縮小して印刷してしまうとイラストが小さくなってしまいます。そこでイラスト部分のみがA4の転写シートにおさまるよう、イラストを残し余白部分をトリミングしてファイルをつくり直しました。
印刷工程は下記の通り。順番に記載していきます。
1.デザインデータを左右反転させる。
2,プリンターに転写シートを設置する。
3,プリンターのプロパティより印刷設定を転写シートに合わせる。
※今回の場合給紙トレイを「手差し」、用紙種類を「厚紙1」に変更しました。
4.プリントアウト!
転写シートは裏表がわかりにくいので、説明書きを読んで確認して行いましょう。
【3】印刷された転写シートから使用する部分を切り抜く。(5分)
(撮影:編集部)
インクが乾くのを待って、印刷された転写シートからデザインの部分だけを切り抜きます。
約5ミリ、イラスト周囲の余白をあけてカットします。
【4】アイロンを使って布に転写!(5分)
(撮影:編集部)
カットした転写シートを布にあて、アイロンで転写していきます。
転写シートは乾いていても布にインクが付着しやすいので、場所を決めてから置くこと。
シートの説明書きの通りにアイロンの温度を設定し、転写シートを片方の手で抑えながら上から押し当てるようにしましょう。
完全に転写されるとシートが布にくっつきます。最後に裏紙を剥がせばOK。
【5】名前や日付を入れる場合は油性のペンで!
(撮影:編集部)
今回は仕上げに名前と日付を入れることにしました。水性だと消えやすいので油性のペンをおすすめします。布用のペンが一番おすすめ!布の下に見本を敷いて、上からなぞるように書き込みました。
あとはゲストの方からカラフルな指スタンプを押してもらい、完成です。
【6】完成!
(撮影:編集部)
じゃじゃーん!おしゃれ~。
100円ショップにあったカラフルなスタンプパッド(朱肉)でゲスト80人分を指スタンプ、そして木の枝に吊るして、お披露目♪
ポップで明るいイメージを考えている方は、今回のようにイラストはハッキリしたデザインで、スタンプはカラフルなものを使うとイメージに近づきやすいのではないでしょうか。
反対に落ち着いた感じにしたい、ということであれば、イラストは線を細く描き、スタンプも一色で展開したりすると大人っぽくシンプルな仕上がりになると思います。
ゲストもお披露目が楽しみになる「ウエディングツリー」演出!
ゲストも参加しながらつくりあげることで一緒に楽しめ、会場装飾のひとつとしても活躍してくれるウエディングツリー。みなさんも自分たちの結婚式のテーマに合わせてつくってみてはいかがでしょうか。
【デザインのテンプレートをプレゼント!ダウンロードが可能です!】
今回使ったウエディングツリーのテンプレート(ブライダルカーのイラスト)は下記リンクよりダウンロード可能です。
▼ダウンロードリンク(ファイル形式:JPG A3までのサイズなら綺麗に出力可能です。)
ウエディングツリーテンプレート
※利用されるみなさんへ
こちらのテンプレートは、商用利用・再配布以外の個人使用であれば、自由使っていただいて大丈夫です!
実際に利用していただいた場合は、ぜひInstagramで@weddingparkをタグ付けして投稿してください。
(イラスト:あかり)
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本記事は、2017年08月24日公開時点の情報です。情報の利用並びにその情報に基づく判断は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮したうえで行っていただくようお願いいたします。