花嫁の夢や憧れ、ゲストへの行き届いたおもてなし…全部叶えたい!洗練と温もりのホテルウエディング
自分の夢や理想だけにこだわるだけではなく、ゲストへの「おもてなし」も大切にしたかったというまりこさん。アーバンな空間に灯る温かなゲストとのエピソードは、ご夫婦の人柄を象徴しているようでした。
- PROFILE
- まりこさん主婦/結婚時の年齢:26歳
- WEDDING PLACE
- パレスホテル東京(PALACE HOTEL TOKYO)ホテル/東京駅周辺
式場探しはホスピタリティを最重視。ゲストに快適で楽しい時間を贈りたい
ホテルウエディングらしい華やかな雰囲気がとっても素敵です!式場はどのように探されたんですか?
まりこさん:結婚式は自分たちの大切な日ではあるけれど、お世話になった方や友人が一堂に集う日。だから、みんなとこれからも末永くお付き合いしていきたいという気持ちを込めた結婚式にしたいと思っていました。花嫁としての自分にもこだわりたいけれど、それと同じくらい“おもてなし”にもこだわろうと決めていました。
“おもてなし”を一番に考え、ホテルウエディングを選ばれたのでしょうか?
まりこさん:特にホテルに限定していたわけではないんですが、お料理がおいしいとか、交通の便が良いとか、ゲストが「今日は結婚式だ♪」とワクワクしてくれるような場所がいいなあって。 チャペルや披露宴会場の雰囲気、お料理、交通の便などトータルで考えた時に、「パレスホテル東京」が私たちの考える結婚式のイメージにぴったりだったんです。
大きな窓から降り注ぐ光に包まれて。開放感のあるチャペルの雰囲気も、まりこさんの式場選びのポイントに
最後の最後まで粘ったドレス選びで、運命の一着に出会えた!
式場の雰囲気にもぴったりな洗練されたデザインのドレスもお似合いでした。ドレス選びにはこだわりましたか?
まりこさん:ドレス選びを始める前は、「このブランドが着たい」とか「こういうデザインがいい」というこだわりはなかったんですが、試着を重ねていくうちにどんどん出てきちゃいました。 友人から「ザ・トリート・ドレッシング」を紹介してもらったんですが、このショップのドレスがとにかくかわいくって!毎週ショップに通いましたね(笑)
「自分の好みだけではなく、どの世代が見ても美しいと思えるデザインを選びました。」
お色直しには、シルバーのドレスを着用。光や角度によってキラキラと輝く様は、豪奢な披露宴会場にぴったりです。
まりこさん:このシルバーのドレス、既に予約が入っていて諦めていたのですが、当日の1ヵ月前くらいにプランナーさんから「キャンセルが入ったよ」と連絡をもらってすぐに変更してもらったんです。 諦めずに最後まで粘って本当によかったです。
贈り分けした引出物、プチギフトを100個ラッピング…。細かなところにも“おもてなし”を詰め込んで
結婚式の準備は、いかがでしたか?
まりこさん:会場の装飾や招待客を決めること、ひとつひとつに締め切りがあるので、大変な時期はありましたね。こだわればこだわるほど「あれもいい、これもいい」となってしまったので、決めるのが難しかったです。 でも一生に一度のことなので後悔はしたくなくて。 たとえば、ゲストはあまりBGM聞いてないかなあ、と思いながらも、選曲にこだわったら、「選曲、全部いい!」と同期から褒めてもらえてうれしかったですね。
オレンジやライム、レモンの輪切りがいっぱいのウエディングケーキ。かわいい!
妥協は一切しなかったんですね!ゲストへのおもてなしは、どのようなものを取り入れましたか?
まりこさん:会社関係の方や舌の肥えた方も多く参列してくださったので、お料理にはこだわりました。 引出物もゲスト毎にそれぞれセレクトしたんです。 男性ゲストにはビアグラス、親戚にはカタログギフト、同世代の女性には、ティファニーのグラスを。 ティファニーのグラスは、姉の結婚式で引出物としてもらったことがあって、本当にうれしかったので、絶対に引出物に取り入れたいと思っていました。
友人たちからの“おもてなし返し”で賑やかな披露宴に!
結婚式当日の印象的だったエピソードを教えてください。
まりこさん:友人がウェルカムボードをサプライズでプレゼントしてくれたのには、驚きました。 わたしたちの名前が入ったリースも作ってもらっていたので、ウェルカムスペースがすごく華やかになりました。
ウェルカムボードは結婚式の雰囲気に合わせてご友人が手作り
ご友人制作のウェルカムボード。ハートマークが描かれたコラージュ写真からも、まりこさんの愛され力が伝わってきます
まりこさんご夫婦とご友人の作品が並ぶウェルカムスペース
まりこさん:あと挙式のときに、甥にリングボーイをお願いすることになっていたのですが、まだ2歳でしたしリハ―サルもうまく行かなくて。当日ダメだった場合の対応策も考えていたんですが、本番はしっかりやってくれました!
しっかりと任務をこなしたまりこさんの甥っ子さん
まりこさん:披露宴では、前職の航空会社時代の同期が、余興で替え歌を披露してくれました。それぞれが会場のあちこちに散らばって歌って踊ってくれたので、ライブのような感じで大盛り上がりでした! 航空会社に勤めている方の結婚式あるあるだと思うのですが、機内アナウンスを結婚式バージョンで行う「寿アナウンス」というものもしてくれて、エンターテイメントショーを見に来た気分でした。
ゲストの方も、貴重なパフォーマンスが見られてラッキーでしたね! 結婚式を挙げてみての感想はいかがですか?
まりこさん:大変だったけど「やってよかった」の一言に尽きます。 お料理も褒めていただいたし、「ここが良かった」「あそこが良かった」と、シーン毎に感想を言ってくれたのがうれしかったですね。「今までで一番いい結婚式だった」と言われた時は、本当に妥協しないで良かったと思いました! でも、私たちがおもてなしをするつもりが、逆に友人たちからおもてなしされることの方が多かったんじゃないかな。ゲストみんなに本当に感謝しています。 結婚式はふたりで作り上げるものだと思っていましたが、式場の方や家族、友人みんなで作り上げるものなんだなあと実感しました。
ひとりよがりにならず、ゲストのことを考えて作り上げたという結婚式は、美しさやかわいらしさというビジュアルだけではなく、まりこさんご夫婦の温かな人柄を感じる要素がいっぱいでした。余談ですが、まりこさんが発する言葉の美しさは、さすがサービス業のご出身!ウエディングパークスタッフもうっとりでした。まりこさん、本当に有難うございました!
ライター/濱岡操緒
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本記事は、2017年03月17日公開時点の情報です。情報の利用並びにその情報に基づく判断は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮したうえで行っていただくようお願いいたします。