ドレスもハンドメイド!“オリジナル”に思いを詰め込んだこだわりハワイウエディング
今回ご登場いただくのは、センスのいいハンドメイドアイテムを使ったウエディングがInstagramで話題のHoriさん(@nh24.wedding)。
“オリジナリティのある自分らしい式にしたい”という気持ちを貫いた挙式は、アイデアとセンスが詰まっていました。
- PROFILE
- Horiさん主婦/結婚時の年齢:28歳
「やるからには、こだわりたい!」とはじまった結婚準備。
教会のステンドグラスにひとめぼれして決めたそう。
Horiさんの結婚式は、オリジナルアイテムも多く、今っぽい雰囲気が印象的ですよね。もともと結婚式に抱く憧れがあったのでしょうか?
Horiさん:はじめは結婚式をやるかどうか迷っていました。なにより、かなり費用がかかる印象があったのと、私も彼も地方出身なので、どこでやるか、誰を呼べばいいか、とかを考えているうちになにがベストなのか分からなくなってしまったんです。 でも、悩んでいることを家族に相談したら、彼のご両親が「海外という選択肢もあるんじゃない?」と言ってくれて。 海外挙式は国内よりも費用がかかるイメージだったんですが、調べているうちに、やり方次第では費用が抑えられることを知り、一生に一度のことなので、結婚式を行うことにしました。
周囲の後押しが大きかったんですね!式場はどのように選びましたか?
Horiさん:両親の体力的な負担を考慮しつつ、一度は行ってみたい場所で、さらに日本人が過ごしやすい場所――ということで、ハワイを選びました。 結婚式をするからには“オリジナリティのある自分らしい式にしたい”と決めていたので、「ドレスや小物類の持ち込みが可能な教会」という軸で選びました。 あとは家族婚ということで、親族や友達には写真で結婚報告をすることになるので、挙式前から、なにより“写真が大事”と思って準備しました。
アイテムへのこだわりは、その理由からだったんですね!ハワイでのフォトウエディングのお写真もとっても素敵です!
Horiさん:ありがとうございます!結婚式では、白いウエディングドレスを着て、フォトウエディングでミントグリーンのカラードレスを着たのですが、どちらもネットショップのサイズオーダーで買った1万円くらいのものなんです。
えっ!このドレスが1万円なんですか!?
Horiさん:そうなんです。バストとウエストとレングスのサイズだけ合わせてオーダーし、そこに自分で取り寄せたレースやビジューを縫い付けて作りました。
Horiさん:レースは海外のサイト(Etsy.com)で購入して、他には浅草橋に出かけたり、韓国の問屋さんで買い付けたりもしました。 予算さえ見合えば、高価なドレスはもちろんステキだと思うんですが、私が着たいと思ったドレスは、予算に合わなくて。 だから「中途半端に気に入ったドレスを着るよりは“自分が作った”という価値があるドレスを着た方が、いい思い出になるし自分自身も満足できるんじゃないか」と思って、ハンドメイドしました。
ブーケも手作り。
レースに文字を張り付けたフォトアイテムも、式直前に作ったそう。
アイテムを作ったプロセスや思いがあれば、自分の”オリジナル”に。
昔からハンドメイドは得意だったんですか?
Horiさん:高校生くらいの時から服やアクセサリーを作るのは好きでした。 でも今回、ウエディング用にハンドメイドするときは、他の方のInstagramアカウントをかなり見ましたね。 アイディアを探している間、一晩中Instagramを見ていたら、画面を見過ぎて結膜炎になってしまって!(笑)もともと目が良かったので、初めて眼科に行きました。(笑)
結膜炎…! 大変でしたね…!
Horiさん:見れば見るほど、ステキなものをハンドメイドしている方が本当にたくさんいらっしゃるんですよ。 そのなかでオリジナリティを出そうとすると本当に難しくて。 思考錯誤を続けるうちに、似ている物や、自分が知らなくてもすでに存在していたものもあるかもしれないけれど「それを作ったプロセスや思いが加われば、それはその人の“オリジナル”だ」と思うようになったんです。
ウエディングフラッグは、「ジャストマリッジ」をあえてカタカナで。
その考えとても素敵です!Instagramを使っていてよかったエピソードとかありますか?
Horiさん:Instagramでステキなものを作っている人を見つけたら、アイディアをいただく前にコメントをしたり、逆にコメントしていただいたりということを通じて、SNSでのコミュニケーションをとるようにもなりました。 セルフフォト用に作ったクッションカバーがあるのですが、私が載せた写真を見て「ほしい」と言ってくださるプレ花嫁さんがいらっしゃって、彼女のイニシャルに変えてプレゼントしました。
イニシャルクッションやDIYアイテムを使ったセルフフォト。
Horiさん:イニシャルクッションって、昔からアイディアとしてはありますよね。自分の作ったものを欲しいと言ってくださる方に出会えたことで、“自分のオリジナル作品になった”と感じました。 Instagramはアイディアをもらう場所としてもそうですが、アイディアのアウトプットもできる場所としての使い方が、私にとって理想だったんだと思います。
茶色いクラフト紙に油を塗ってつくった「ウエディングストーリー」のアイデアもInstagramから。
厚紙を切り抜いてつくったケーキトッパ―。
挙式とウエディングフォト撮影を終えてみて、「もっとこうしておけばよかった」という想いはありますか?
Horiさん:準備に関しては、自分がしたいと思ったことを、自分がしたいように準備していたので後悔は全然ないんです。 でも唯一、研究しておけばよかった! と思ったのは、写真の“撮られ方”。 遠くからカメラマンの方に写真を撮ってもらう…って、なかなかない経験ですよね? セルフィーなら顔の角度や表情をどうすればいいか分かるけれど、カメラマンさんにいざカメラを向けられたとき、どう撮ってもらえばいいの!?と、戸惑いました。
これから式を挙げる、後輩カップルさんたちにひとことお願いします!
Horiさん:これから準備をされる方や、準備中の方がとてもうらやましいです! 結婚式に向けて悩む方が多いと思いますが、大切なイベントなんだから悩むのが当たり前。悩みの大きさが大きくても小さくても、それが解決してもしなくても、一生に一度のことなのでとことん悩んでベストを尽くせば、がんばった分だけ本当にステキな結婚式になると私は思っています。 私と同じく「自分らしさ」や「オリジナリティ」に悩んでいる方にはSNSの情報発信をオススメしたいです!
たくさんのオリジナルハンドメイドアイテムに彩られた、Horiさんのウエディング。 準備が大変だったのでは?と質問したウエディングパークスタッフに、「すべて自分がやりたくてやったことだから、大変だとは全く思いませんでした」と話すHoriさんの、凛とした幸せいっぱいの笑顔が本当にステキでした。 Horiさん、ありがとうございました!
ライター/大橋佳代
この記事の画像一覧(11)
本記事は、2016年12月22日公開時点の情報です。情報の利用並びにその情報に基づく判断は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮したうえで行っていただくようお願いいたします。