夫婦としてのスタートを改めて実感。ゲスト同士の親睦も深まったアットホームウエディング
2013年5月にイタリア料理研究家の小崎陽一さんと入籍、2014年1月にはハワイで結婚式を挙げたモーニング娘。OGの保田圭さん。2014年に発売された保田さんの著書『美ブス婚』のなかでは、ご主人との出会いから結婚を決めるまでのエピソードが紹介されましたが、今回のインタビューではその後のおふたり、結婚式から結婚生活に至るまでのお話もたっぷりお伺いしました。これから結婚式を挙げる人はもちろん、すでに結婚生活をスタートさせているカップルも必読です!
- PROFILE
- タレント保田圭さんタレント/結婚時の年齢:33歳
結婚式の打合せは、たったの3回! イメージが固まっていたので準備はスムーズに
さっそくですが、結婚式のお写真とてもすてきでした! 結婚式の準備はどのように進められたのでしょうか?
タレント保田圭さん:主人も私も結婚式をしないという選択肢がなかったので、入籍してすぐに結婚式に向けて動き始めました。主人がレストランを経営していることもあり、結婚式の日取りを一番に決ましたね。
会場はどのようにして決めたのでしょうか?
タレント保田圭さん:アットホームな式にしたかったので、ゲストがバカンス感覚で楽しめるハワイがいいかなと思い、そこからまずは、ありとあらゆるウエディング雑誌を読みました。私も主人も海の見える会場を希望していたのですが、偶然、雑誌で見たカハラ(THE KAHALA HOTEL&RESORT)がすごくすてきだったので、即決!
ウエディングドレスも、こだわって選んだのでしょうか?
タレント保田圭さん:「絶対これが着たい!」という明確なイメージはなかったのですが、いいな~と思って着てみると似合わないことがあって…相当、試着しました(笑)。ドレスショップに4~5軒は行きましたね。一度に10着くらいは着たかも! なかなか自分に合ったものに出会えなくて、かなり悩みましたね~。
当日着られたドレスは、とってもお似合いでしたよ! 結婚式の準備は大変でしたか?
タレント保田圭さん:私、本当に面倒くさがり屋で…プランナーさんにお任せした部分が多かったですね。実は、打合せも3回しかしていないんです!雑誌の写真を見せて「ガーデンでアットホームな感じで淡い色で」ってお願いしたら、イメージしていた以上のものができあがってきました!
3回でイメージが伝わるって、すごいですね! 担当のプランナーさんに上手に伝えるコツはあるのでしょうか?
タレント保田圭さん:具体的なイメージが伝わるように、雑誌の写真などを持っていきました。自分のなかで、結婚式に対するイメージはしっかり固めておくとスムーズだと思います。
最初から「どういう結婚式にしたいか」というイメージが確立されていたんですね。
タレント保田圭さん:はい。それと、素晴らしいプランナーさんに出会えたのも大きかったです。海外ウエディングだと実際に足を運んで下見をするというのが難しいから、お任せするしかないですしね。
手作りクッキーでゲストにサプライズ! 念願のウエディングソングも歌えて大盛り上がり
コーディネートやお料理にはこだわりましたか?
タレント保田圭さん:結婚式の思い出として形に残るものがほしいと思って、リングピローと芳名帳、あとウエディングツリーを用意しました。ウェルカムスペースにはバービーとケンを飾りました。
お母様からのプレゼントというリングピローは、「Msoeur」のもの。
セレクトショップ「THE SURREY」の芳名帳。
保田さん自身で探して連れてきたというウェルカムドールで、ゲストをお出迎え
タレント保田圭さん:お料理は、とにかくゲストに喜んでいただけるようなメニューにしてもらいました。ポキなど、ハワイならではのメニューも盛り込みました。それと、ふたりの手作りクッキーを配りました。作っているうちに遊びたくなっちゃって、唐辛子入りのクッキーも作ったり(笑)。
クッキーを作っている映像を流したあと、ゲストに同時に食べてもらったそう。
ロシアンルーレットのようで、盛り上がりそうですね! 余興も盛り上がりましたか?
タレント保田圭さん:梨華ちゃん(石川梨華さん)と、モーニング娘。の『ハッピーサマーウエディング』を歌いました。当時から「自分の結婚式のときには…」って思っていたので、夢が叶いました! 途中からゲストも参加して、かなり盛り上がりました。
自分のウエディングソングを自分の結婚式で歌えるなんて、感慨深いですよね。当日の印象的だったエピソードはありますか?
タレント保田圭さん:当日のお天気が雨予報で心配していたんですが、晴れたんです。1月とは思えないほどの猛暑で、会場の配席を変更して、少しでも日が当たらないようにしたんですが、体調を崩すゲストも出てしまい…。雨の心配ばかりしていたので、予想外のハプニングでした。
高砂の位置も屋根の下に急きょ変更。
タレント保田圭さん:暑さで挙式5分でメイクが取れてしまうし、髪形も披露宴では花冠でダウンスタイルを予定していたのですが、アップスタイルに変更しました。常夏のハワイでは、晴れ対策も必要だなと思いました。
大好きなゲストたちに囲まれてのフラワーシャワー。
結婚式の流れで、何か気をつけたポイントはありますか?
タレント保田圭さん:挙式終了後に2着目のドレスに着替えて、披露宴中はお色直しをしませんでした。結婚式って意外と新郎新婦と一緒に過ごせる時間が少ないので、できるだけゲストをお待たせする時間をなくしました。
涙もろいご主人の意外な一面を発見。ドレスの「ファーストミート」は、絶対におすすめ!
結婚式前の、ハワイでの新婚旅行のブログも楽しそうですよね。
タレント保田圭さん:結婚式前なのに、相当食べました。ドレス入るかな~って心配しながら食べてました(笑)。宿泊していたコンドミニアムでは主人が料理してくれたり、ゲストを呼んでホームパーティをしたり、かなり満喫しました。 結婚式前日に母への手紙を書いたんですが、涙が止まらなくなってしまって。スピーチを考え中だった主人も泣き出して。前日にふたりで号泣しましたね(笑)。
ご主人、意外と涙もろいんですね!
タレント保田圭さん:付き合っている間は泣いているのを見たことがなかったのですが、結婚式ではバージンロードを歩く前から泣いていて。結構、泣く人なんだなって(笑)。意外な一面でしたね。 結婚式の準備中に「ファーストミートをしたい」って主人に話したら「ただの白い服着て出てくるだけでしょ」って言ってたのに、当日、私のドレス姿を見て泣きましたから! ただの白い洋服だとは思わなかったみたいです(笑)。
結婚式をしたことで夫婦になったことを実感。結婚式を挙げて後悔はありません!
結婚式で「これもやればよかったな」ということはありますか?
タレント保田圭さん:ないです、大満足です! 主人とも「本当にいい結婚式だったよね」って自画自賛しています。(笑)
結婚式を実際に挙げてみての感想はいかがですか?
タレント保田圭さん:結婚式をして、改めて「結婚したんだ」と実感しました。照れ臭いなあとか、お披露目パーティだけでもいいかなあと思ったこともありましたが、挙式で誓いの言葉を言ったとき、自分の気持ちに変化があったんです。 結婚式を挙げて「主人とどんなことがあっても一緒にやっていくんだ」という気持ちが強くなったのと、皆の前で誓ったことで背筋が伸びたというか。結婚式は、絶対に挙げたほうがいいと思いますね!
包み隠さず自分をさらけ出すこと、お互い尊重し合うことが夫婦円満の秘訣
ご主人とはお付き合いしているときも、結婚準備中もケンカをしたことがないそうですが、ご結婚されて2年経った今も、ケンカはしないのでしょうか?
タレント保田圭さん:ほとんどないですね。お互いに、尊重し合えているというのが大きいと思います。結婚したときに「最初の気持ちを忘れないようにしようね」って約束をしたんです。 だからこそ、常に相手を思いやる気持ちは意識しています。結婚式のときの気持ちを忘れないように、結婚式の写真集はリビングの一番目立つところに置いて、ウエディングツリーもリビングに飾ってあります。 もちろん、不満を感じることはありますよ! そんなときは、ペットに聞いてもらっています(笑)。
お互いを尊重し合っているのが、保田さんご夫婦の夫婦円満の秘訣なんですね。最後に、これから結婚する後輩カップルの皆さんにひと言お願いします。
タレント保田圭さん:一生に一度のことなので、とにかく悔いのない幸せな結婚式にしてください。私は結婚準備中に「これいいな」「あれもしたいな」ということがあったらすぐにプランナーさんに連絡していました。結婚式をすることで、ふたりの絆も深まると思いますから、絶対に結婚式を挙げることをおすすめします!
ポジティブで迷いがなく、凛とした印象の保田さん。ありのままの自分をさらけ出すだけなら楽だけれど、ご主人のために「もっと頑張ろう」と努力しているお話や、潤滑な夫婦関係のために保田さんが心掛けているエピソードなど、女性として見習いたい部分がたくさんありました! 保田さん、すてきなお話をありがとうございました!
ライター/濱岡操緒
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本記事は、2016年02月12日公開時点の情報です。情報の利用並びにその情報に基づく判断は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮したうえで行っていただくようお願いいたします。