お世話になった人たちみんなに感謝を伝えたい。2人のセンスと気持ちが伝わるハワイ&地元婚!
2015年3月に入籍し、地元浜松で新婚生活を送っている大石参月さん。お相手は17歳から10年間お付き合いしていた男性ということで、純愛を実らせたご結婚に注目が集まりました。4月に行ったハワイ挙式と6月に行った地元・静岡県浜松市での結婚式、遠距離恋愛中のことから新婚生活まで、参月さんの10年間の思いが詰まったエピソードをたっぷりお伺いしました!
- PROFILE
- モデル大石参月さんモデル/結婚時の年齢:27歳
- WEDDING PLACE
- アーセンティア迎賓館(浜松)/テイクアンドギヴ・ニーズウェディングゲストハウス/浜松エリア
ハワイ挙式は、家族と親しい仲間と旅行気分で
10年の交際を経ての、浜松での新婚生活はいかがですか?
モデル大石参月さん:付き合いは長かったけど、一緒に住んだことがなかったので新鮮で面白い(笑)! でも、お互い気を遣えなくなるのはダメだと思うので、日々、思いやりを忘れないように気をつけています。一番近い存在だからこそ、“親しき仲にも(礼儀あり)”ですね。
ハワイでの挙式、浜松での披露宴、お写真を見ているだけでこちらも幸せな気持ちになりました。参月さんは、もともと結婚式に憧れはあったのでしょうか?
モデル大石参月さん:はじめから挙げない選択肢はなかったです。「結婚式する? しない?」という話はなく、「結婚式どこでする?」というところから入りましたね!
ハワイで挙式をしようと思った理由を教えてください!
モデル大石参月さん:仕事で何度か行っていてハワイが好きだったのと、海も大好きなんです。それに、私たちふたりとふたりの家族、仲のいい友達が一緒に海外旅行をするなんて、こういうとき以外、なかなかないですし。
ウエディングフラッグをもってゲストと一緒にホノルル市内の名所観光&フォトツアー!
胸元のビジューも輝く"YUMI KATSURA"のドレス
コーディネートでこだわったポイントはありますか?
モデル大石参月さん:ドレスは、海外・国内の結婚式と2次会も合わせると全部で4着着たのですが、すべてシルエットもイメージも違うものを選び、ヘアスタイルも全然違うイメージの雰囲気にして、ゲストを飽きさせないようにしました。あとはドレステイストに合わせてクールに決めたり、ブリッコしたり(笑)花嫁の日はたった1日しかないから「花嫁になりきらないと!」と思って全力でなりきりました。
羽のようなテール付きのドレスは、"MIRROR MIRROR"。ヘアスタイルもやわらかい印象に
青いドレスは"YUMI KATSURA"のもの
モデル大石参月さん:会場のコーディネートも、あまり堅苦しくなく、皆が自由に動き回れるカジュアルなパーティにしたくて工夫しました。
浜松の大好きなお祭りをイメージして、綿あめやポップコーンのお菓子をつまめるブースを用意したそう(ハワイ)
貝殻を散りばめて、南国ハワイのムードも盛り込まれています(ハワイ)
パーティでは、サプライズでご主人からのお手紙があったと伺いました。お手紙の内容、少しだけ教えてください!
モデル大石参月さん:私はモデルという仕事をしているけど、彼は同級生で、普通の仕事をしている人。付き合っている間は分からなかったけど、10年間ずっと不安だったみたいで。「いろいろ不安なこともあったけど、一緒にいてくれてありがとう」って。号泣でした(笑)。 そういう気持ちって、普段だったら照れてしまってなかなか言えないし、聞く機会がないですよね。結婚式って、お互い素直になれる瞬間なのかな。その瞬間のうれしかった気持ちを覚えているから、今でもケンカすると思い出して「まあいっか」って思えるんです。
国内での式場探しの決め手となったのはトキメキ感と“控え室”
その後、お2人の地元である静岡県浜松市で結婚式を挙げられたということですが、会場はどのようにして探したのでしょうか?
モデル大石参月さん:丸1日使って4~5軒見学しました。「アーセンティア迎賓館」は3軒目に見学したんですが、入った瞬間に「わー!」ってときめいたんです。それと、控え室がテンションの上がるような、自分好みだったのも決めてでしたね。新郎新婦の控え室って式が始まるまでに家族と会う場所でもあるし、結婚式前の気持ちが作られる場所だから重要だと思います。
見学に行く前から、式場探しの条件は絞っていたのでしょうか?
モデル大石参月さん:条件はまったく考えていなくて…。見学の際、何を聞かれるのかも知らなかったんです。だから「ゲストは何人くらいですか?」って聞かれたときに「えっ?」って。「逆に、皆だいたい何人くらいなんですか?」って聞いちゃいました(笑)。見学する前に、ざっくりでいいからゲストの人数と予算は出しておくべきでした~。 インターネットや雑誌で見て、雰囲気の気に入った会場に行ったのですが、実際に行くと、イメージしていたものと違うということもあったので、やっぱり目で見て確かめるって大事ですね!
月と星のモチーフにジュースバー、フラッシュモブ…。 女の子の憧れがギュッと詰まった浜松でのウエディング
披露宴にテーマなどは決めましたか?
モデル大石参月さん:ハワイは水色とゴールドをテーマカラーにしたので、浜松の結婚式はピンクベージュとゴールドをテーマカラーにやわらかく女の子っぽい感じにしました。 自分の名前に“月”という漢字が入っているので、三日月と星をモチーフに。招待状も三日月形にして、月の周りをラメでキラキラにしました。
女の子から好評だったというオリジナルのメニュー表&席札
全体的にロマンチックな雰囲気。チェアデコレーションは参月さんも式場に駆け付けて準備を手伝ったとか
新郎・新婦のテーブルはゴールドのチュール×ローズでゴージャスに
招待状以外でこだわった部分はありますか?
モデル大石参月さん:広いガーデンがあるからフルに使おうと思って、当初はウェルカムビュッフェを予定していたんです!でも、6月の上旬の暑いなかでスイーツはどうなのかなあ、男の子も多いしなあと、いろいろ悩んだ結果、フレッシュジュースが飲めるジュースバーを作ることになったんです! みんな何杯もおかわりしていて、子どもたちも喜んでくれました。
暑い季節の演出にはぴったりのジュースバー
モデル大石参月さん:それと、10年間の写真をリボンと一緒に風に揺れるような感じで飾りました。ふたりだけじゃなく、友人や家族との写真も。ゲストも自分の写真があるとうれしいかなあと思って、なるべく来てくれたゲストの写真1枚は入れるようにしました! 入場時にフラッシュモブもしたんです!最初にダンサーが踊り出して、それからゲストも巻き込んで。最初はみんな「嫌だ嫌だ」って言うんですけど、そう言いながらも踊り出すんです(笑)。学園祭のようで楽しかったです。
10年間ふたりを支えてくれたゲストたちを目にした瞬間、また号泣!
一番、印象に残っているシーンはありますか?
モデル大石参月さん:入場したときですね。鳥肌が立つほど感激しました。扉が開いた瞬間のガーデンの雰囲気、130人のゲストが私たちを拍手で迎えてくれている、こんなにたくさんの人がお祝いしてくれているって思ったら、号泣でした。 ハワイで泣きすぎて、これ以上の感動はないと思った2ヵ月後でしたし、「慣れたもんだぜ」って思っていたんですけど(笑)。
「大好きな人たちに囲まれて、お祝いしてもらえて幸せ」
大好きな方たちばかりが集まってくれているというのは、忘れられないですよね。逆に、結婚式が終わったあと「やっておけばよかったなあ」と思ったことはありましたか?
モデル大石参月さん:高砂席の位置ですね。新郎新婦の高砂席がゲストとほとんど同じ高さだったんです。だから、高砂席から遠い席のゲストは私たちが見えないことがあったみたいで。じいじとばあばは目もあまりよくないし、あとから「参月がどこにいるかわからなかったよ」って言われちゃって…。ゲスト目線について、もうちょっと考えればよかったなあと思いました。新郎新婦が、ゲスト全員から見えるっていうのも大事ですね。
準備は大変だけど、当日ですべて報われる。 「結婚式は出産と似ているのかも!?」
結婚式を挙げる前と挙げたあとで、結婚に対する印象は変わりましたか?
モデル大石参月さん:正直、入籍しただけでは結婚の実感がなかったんです。入籍したけど、さっきの私と今の私と何が違うかって言ったら、名字が変わっただけ?って。結婚ってこんなもんなのかなって思っていたんです。 「結婚」に対しての意識がはっきりと変わったのは、ハワイ挙式の日からですね。家族の絆とか、今までの感謝とか、なかなか伝える機会がなかったからそれを伝えられたことがよかったです。結婚式の準備中に、家族といろいろな話ができましたし、結婚式のあとも「結婚式のあのシーンがよかったね」なんて思い出を共有できたのもうれしいです。 だからこれから結婚するカップルには、ぜひ結婚式を挙げてほしいです! 準備期間の疲れが1日で全部報われますから。赤ちゃん産んだ気分ってこんな感じなのかなと思います。痛くて痛くて「もう嫌だー!」って思うけど、産んだら「あ~かわいい、また産みたい」みたいな(笑)。 家族だけでもいいと思うし。途中、嫌だと思うこともあると思いますが、絶対に当日、報われますから。結婚式をして後悔する人なんて、いないと思います。
浜松での新婚生活と東京でのお仕事。忙しい毎日でも、オンとオフをしっかり使い分けることでバランスが取れるのだそうです。キラキラ輝くモデルの顔だけでなく、ご主人とのエピソードを話すときの少女のような笑顔、結婚生活について話してくれるときに垣間見える主婦の顔、たくさんの魅力をもった参月さん、とってもすてきでした! 参月さん、本当にありがとうございました!
ライター/濱岡操緒
この記事の画像一覧(11)
本記事は、2015年12月24日公開時点の情報です。情報の利用並びにその情報に基づく判断は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮したうえで行っていただくようお願いいたします。