夫婦それぞれのこだわりを詰め込んで。アットホームなハワイ挙式と劇場公演のような賑やかなパーティ

女優・モデル 高橋愛さん：実は、結婚願望はまったくなかったんです。仲よしのスタイリストさんから聞いたハワイ挙式の話が本当に素敵で、ハワイで結婚式を挙げたいと思うようになって。 アットホームな手作り感のある挙式にしたかったので、家族と親しい友達だけの30人くらいの挙式にしました。ドレスにお金をかけたので、フラワーシャワーのお花を自分たちで買って準備するとか、削れるところは削りました。

女優・モデル 高橋愛さん：ハワイで着たオーダーメイドのドレスですね。ハワイに発つ日の朝まで縫ったり切ったりをしていました。一生に一度だし、自分のイメージしていたものにできるだけ近づけたかったんです。 そのことであべさんと喧嘩にもなりましたね。今ではよい思い出ですが（笑）。

女優・モデル 高橋愛さん：ヴィンテージな雰囲気のドレスが着たくて、ドレスの色も純白ではなくちょっと生成りっぽい色。首元のデザインをハイネックにして、背中にはくるみボタンと大きいリボンを付けてバックスタイルにもこだわりました。ヴィンテージのウエディングドレスやオードリー・ヘプバーンの映画とかたくさん参考にしましたね。 いろんなドレスを仕事で着ていたので、レースとか素材にはこだわっているけれど、デザインはできるだけシンプルなものにしたくて。シルエットはストンとした感じのソフトスレンダーなラインにしました。

女優・モデル 高橋愛さん：お父さんの靴がクロックスだったことですね（笑）。びっくりでした～！ バージンロードをクロックスで歩くという…。 アロハシャツは準備していたんですが、足元まで気が回らなかったみたいで。お母さんが「ごめん、やっぱりおかしいよね、買ってくる！」って言った時はすでに挙式の30分前で。 なぜかお父さんがいちばん怒ってました（笑）。靴下は履いていたし、黒っぽいクロックスだったので言われなければ分からない感じではありましたが。これで半ズボンだったらアウトですよね（笑）。

女優・モデル 高橋愛さん：200人くらいのゲストが入って、雰囲気がよくてアクセスのよいところに絞って探しました。会社の方も一緒に探してくれて、4ヵ所くらい見学したかな。パーティのイメージが膨らんでワクワクしました。

女優・モデル 高橋愛さん：以前お仕事で来たことのある場所で360度の巨大スクリーンに囲まれたレストランなんです。 映像の使い方がすばらしくて雰囲気も大好きで。会場のどこにいても映像が見られるってなかなかないじゃないですか。でも、映像にこだわるパーティになってあべさんが大変そうでした（笑）。

女優・モデル 高橋愛さん：日本でお世話になっている方たちを招いて、「LOVE & HAPPY」がテーマのパーティにしました。LOVEは私の名前の愛、HAPPYはあべさんの「H・A・P・P・Yライフ、あ！ ハッピーライフを送ってちょうだい」という芸風から（笑）。マリッジリングにも「LOVE & HAPPY」を刻印してもらったんです。 ウェルカムスペースには、 妹が手描きで作ってくれたウェルカムボードと、コンビニで現像した写真をチョキチョキ切って貼ったコルクボードを飾りました。ウェルカムボードは、今は玄関に飾っています。

女優・モデル 高橋愛さん：終始、コントでした（笑）。 最初にふたりで五木ひろしさんの『居酒屋』を歌いながら入場したんです。『居酒屋』は、私と五木さんがデュエットした曲で、あべさんも五木さんの物真似をよくしているので。 パーティのストーリーは、最初から最後まであべさんが考えてくれました。パーティ中、予定では座る時間も結構あったのですが、実際は1回しか座れなかったです（笑）。 映像の中身はあべさんにお任せしていたので、当日のお楽しみ。劇場に来たような贅沢な感じで、ゲストは楽しかったと思います。 お料理を出す場所とタイミングも考えました。パーティが始まる前って、ゲストに待ち時間があるじゃないですか。その時間も楽しんでもらいたくて、お料理は歓談のときではなく最初に出しました。

女優・モデル 高橋愛さん：あべさんのこだわりがすごくて。結婚式はお世話になった方への恩返しだからちゃんとおもてなしがしたいって。作家さんにも協力してもらって映像もしっかり作って、舞台監督みたいでしたよ。結婚パーティなのに手作り感は一切なかったですね。あべさんには感謝感謝です！私が一番楽しんでたかも。

女優・モデル 高橋愛さん：あべさんが所属している「あべ会」というのがあって余興をしてくれました。 私はモーニング娘。の同期（5期メンバー）と一緒に、保田圭さん、吉澤ひとみさん、石川梨華さんの3人の先輩の前で『好きな先輩』を歌いました。なぜか藤本美貴ちゃんも前にいて（笑）。美貴ちゃんは後輩なのに(笑)

女優・モデル 高橋愛さん：以前ある展示会で飾られていたのを見て、一目惚れしたもので、どうしても着たかったんです。こんなかわいいドレス見たことない！って思って。チュールのなかにお花が入っているんですよ～。会場よりもなによりも先に決めたのが、このドレスでした。

女優・モデル 高橋愛さん：終わってから「もっとこうしたかったなあ」という思いも出てきましたが、結婚式っていいものだなあって思いました。ふたりだけで、ハワイでもう一度結婚式するのもいいなあ。結婚式って同じ人と何度挙げてもいいんですよね（笑）！？ あべさんは嫌がるだろうけど（笑）。 舞台の役柄で花嫁役を演じることはたくさんあったけど、実際に自分が結婚するとなると直前まで信じられなかったですね。こういう感じなんだ～ってリハーサルから泣いちゃいました。結婚したんだという実感はすごかったです。

女優・モデル 高橋愛さん：結婚式も、最初は自分がああしたいこうしたいという理想だけだったのですが、やっぱり、結婚式は両親や家族に自分の晴れ姿を見せることなんだなと思いました。 バージンロードを歩いているときのゲストからの歓声や、フラワーシャワーの演出の時などは、祝福されているという実感が湧いて本当に幸せでした。 それと、実際に結婚してみると、自分が結婚式に招待される側に立ったとき、いろいろ考えておもてなししてくれてるんだなあと招待してくれた方に感謝するようになりました。

女優・モデル 高橋愛さん：お父さんは泣いていましたね。涙っぽいのが苦手なので、両親への手紙などは読まなかったのですが。 家族をハワイに連れて行けたことも満足しています。お父さんは結婚式のときに初めてパスポート取ったくらいだったので。

女優・モデル 高橋愛さん：お互いの意見の食い違いで言い合いになったりすることもあると思います。でも、一生に一度のことですし、ふたりが納得するまで言い合って解決して、素敵な1日にしてください！ ご主人は、できるだけ奥さまの希望を叶えてあげてくださいね（笑）。