祖母のために地元でUターン結婚式!成功の秘訣はプランナーさんへの信頼感
結婚式は今住んでいるところで挙げるべきか?地元で挙げるべきか?
今回ご登場いただく絵梨さんは、出身地と今の生活拠点と、二か所で披露宴を行う選択をされた先輩花嫁。その理由と、離れた土地での結婚式準備のコツをお伺いしました。
- PROFILE
- 絵梨さん
- WEDDING PLACE
- ベイサイド迎賓館(松山)/テイクアンドギヴ・ニーズウェディングゲストハウス/松山周辺
結婚式をどちらか1回だけにする、という選択肢はなかったですか?
絵梨さん:もう地元を離れて長いので、最初は今の生活拠点・東京でだけの実施を考えていました。 でも、90歳の祖母が、私の花嫁姿をとても楽しみにして、絶対に出席したいと言ってくれていて。祖母の体の負担を考えたら、飛行機に乗ってきてもらうのは現実的ではないのですが、その一方で、友達は東京にもたくさんいて…。 私たちにとってはどちらも大事で、迷いましたが、地元と今の生活拠点の両方で披露宴をすることにしました。地元で結婚式を挙げてから入籍して、東京でも披露宴を行いました。
ご高齢のゲストがいらっしゃる場合、交通アクセスは特に気になりますよね。移動時間が長いとなおさらです。今日は主に地元での結婚式のお話をお伺いしたいと思うのですが、今の生活拠点から離れての式場探しは大変ではなかったですか?
絵梨さん:そうですね。どんな式場があるかもわかりませんしね。 2人とも仕事が忙しいなかでの準備だったので、式場探しのために愛媛へ行くこともできず、8月くらいに「年内で空いてる日はありますか?」ってメールを入れて、下見もなしで決めました(笑)
8月の段階で年内にって、結構急ですよね!?
絵梨さん:私12月が誕生日なので、誕生日を迎える前に結婚式しておきたくて(笑) プロポーズをしてもらってから少し時間もたっていたので、先延ばしにしすぎるのも嫌だという気持ちもありました。
しかも下見なしとは、かなりの決断力!
絵梨さん:親族だけをお招きした食事会のような披露宴を考えていて、チャペルや披露宴会場など施設面に対する細かいこだわりはあまりなかったので(笑)施設面はWEBサイトの写真のみで決めました。 ただ、準備の打ち合わせも直接はできない分、プランナーさんの対応は重要視していました。 私が結婚式を挙げた会場は、一人の担当者の方が、最初の打ち合わせから結婚式当日までずっと担当してくださるところだったんですよね。当日も一番近くにいてくれるし、いいなと。
もしかして結婚式まで、直接顔を合わせての打ち合わせは…?
絵梨さん:なしです!(笑) 打ち合わせはすべて電話とメールでしました。携帯をハンズフリー機能にして、プランナーさんと旦那さんと私の3人で会話をする感じでしたね。
ハンズフリー機能にそんな使い方が! 直接の打ち合わせが出来なくても、特に不都合は感じなかったですか?
絵梨さん:コミュニケーションは問題ありませんでしたが、式場を決めてから結婚式までが3カ月しかなかったうえ、仕事が忙しかったので、すべてのスケジュールがギリギリな感じで…。そっちのほうが大変でした。 披露宴で流す予定のDVDも結婚式当日にしか間に合わなかったんですけど、当日持っていったら、DVDが流せなくて…!「やばい!どうしよう!」って焦ったんですが、支度をしている間に、プランナーさんが近くのカメラ屋さんに走ってくださって。DVDを焼き直してなんとか流せた、ということもありました。 こんなにぶっつけ本番でよく結婚式できたな、と思いますけど(笑)、親身になってサポートしてくれたプランナーさんのおかげですね。準備中もリードして、たくさん助けていただきました。
ブーケやテーブルコーディネートなど、言葉だけではイメージが伝わりづらいところについては、どんな感じで準備されたんですか?
絵梨さん:お花のイメージなどは、Pinterestに載っている写真をメールで送って決めました。 あとは、私たちの方針をお伝えしてプランナーさんから提案していただいた感じ。 2~30人くらいで親族中心の小さな結婚式だったので、そんなに豪華に飾ってもどうかな…という気持ちがあったのですが、素敵にはしたいじゃないですか(笑) なので、率直にその要望をお伝えして。 当日までブーケもお花も見ることはできませんでしたけど、この方法でイメージはちゃんと伝わっていたようで、当日は理想通りの空間になっていました。
実際、結婚式を挙げてみた感想を教えていただけますか?
絵梨さん:実は私たち、一旦式場探しを休んでいる期間があったんです。 探し始めた当初は、毎週末のデートがフェア!みたいな感じで10軒くらいフェアに回ったんですけど、どこが良いのかよくわからなくなって…。彼がすごく合理的なタイプで結婚式に対する憧れがあまりなかったこともあって、私も、なんだか挙式に対するこだわりがなくなってしまった時期もあって。 でも、祖母の「ウエディングドレス姿を見たい」という希望がきっかけで式場探しを再開して、実際に結婚式を挙げたら、彼も「結婚式挙げてよかったね!」という風に考えが変わりました。結局、東京でも披露宴と二次会までフルコースで行いました。(笑) とても素敵な、理想通りの結婚式を挙げられて、本当によかったです。
終始、プランナーさんへの感謝の気持ちを述べていた絵梨さん。離れた地での結婚式準備は、直接の打ち合わせがしづらい分、コミュニケーション方法に工夫が必要。プランナーさんに対する信頼感も重要だとおっしゃっていました。絵梨さん、ありがとうございました!
編集部/Aki
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本記事は、2014年12月02日公開時点の情報です。情報の利用並びにその情報に基づく判断は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮したうえで行っていただくようお願いいたします。