ベビーと一緒に憧れチャペルでウエディング。妊娠中の準備が成功の秘訣!
天井が高く、ステンドグラスと長いバージンロードのある大きなチャペルで結婚式をするのが、小さな頃から夢だったという麗さん。しかし、式場探し中に妊娠していることがわかり、結婚式はベビーと一緒に挙げることに!準備の進め方や、産後ならではの結婚式の作り方について伺います。
- PROFILE
- 麗さん
- WEDDING PLACE
- セントグレース大聖堂(青山)ゲストハウス/青山・表参道・渋谷
もともと結婚式に対して憧れのイメージをお持ちだったんですね!
麗さん:ありました!小さいころにテレビで見た豪華な結婚式場のCMに影響を受けているような気がします(笑) 理想に合うチャペルを探しはじめ、希望のエリアにあったセントグレース大聖堂が第一希望になりました。
一目ぼれで即決されたんですか?
麗さん:いいえ、それが…。ご招待する方の人数が150人の予定だったのですが、チャペルの隣にある披露宴会場では150人のゲストは入りきらないということで…。途方に暮れて、一度はあきらめたんです。 とりあえず、いくつかブライダルフェアをまわってみよう、と思って行った先のホテルで、ふと担当のプランナーさんに「本当はセントグレース大聖堂で式を挙げたかったんですけど、披露宴会場にゲストが入らなくて泣く泣く諦めたんです…」と正直にお話したところ、実はそのホテルのウエディングを、偶然セントグレース大聖堂と同じ会社がやっているということがわかって! まだ式場を見る前だったのですが、セントグレース大聖堂で挙式をし、ホテルで披露宴をやるという方法で即決でした。 ただ、移動をする選択をした分、挙式と披露宴の間が2時間くらい空いてしまったので、移動のバスや交通費などの手配はしました。
見る前に即決とはすごいですね!
麗さん:式場が本当に私の理想にピッタリだったのと、スケジュールがだいぶ先までいっぱいだと聞いていたのに、たまたま私たちが挙げたい日が空いていたので、「ここしかない!」と思って。 そして最後は、プランナーさんも決め手になりました。結婚式という、まったく手順も何もわからない、なおかつ一生に一度の大事な日を、一緒に作っていくプランナーさんが良くなければ、素敵な結婚式にはならないだろうと思っていましたので。
麗さんの理想通りだったというチャペル
麗さんたちの結婚式は、お子さんも一緒に参加されたということですが、妊娠している間に挙げるという選択肢も考えましたか?
麗さん:式場探しをしているときに妊娠していることがわかったのですが、主人の仕事の都合で、式ができる時期が絞られていて、妊娠中に挙げるのは現実的ではない状態だったので、出産後にすることはわりとすぐ決まりました。 ただ、出産後どのくらいたってからするのかは悩みました。子どもが生まれて動き出すようになってから準備するか、妊娠中に準備するか考えたときに、妊娠中のほうが落ち着いて準備できそうだと思い、子どもがまだ小さいうちに結婚式を挙げることにしました。
出産後の式ということで、特別な準備などはあるのでしょうか?
麗さん:そうですね…通常は、式の数か月前に決めるドレスですが、妊娠中の準備で出産後の式だということで、お腹が大きくなる前に決めました(笑) それから、当日はベビーシッターさんをお願いして、子どもが寝ているときなどのお世話をサポートしていただきました。
実際に結婚式を挙げてみて、いかがでしたか?
麗さん:あっという間でしたね~! 妊娠中からの準備で、準備期間が長かった分、「もう終わりなの!?」という解放感と寂しさがあって。もう1回やりたいです(笑) こんなにたくさんの方がお祝いしてくださる機会ってないですし、彼の親戚や職場の方、お世話になっている方々にご挨拶ができ、私の友達や大事な人たちに彼を紹介することもできたので、とても貴重な時間になりました。 そしてやっぱり、両親に幸せな姿を見せてあげられたことも。私の父がどうだったかはわかりませんが、世の中のお父さんたちは、娘の花嫁姿が見たいって言うじゃないですか(笑)。 だから、私の父にも見せたかったんです。 子どもと一緒に結婚式ができたことも、とても素敵な思い出になりました。お色直し入場のときに「こんにちは赤ちゃん」の曲に合わせて入場したりして。子どもが大きくなったら、録画した結婚式の映像を見せてあげたいなと思います。ここにうつってるよ~!って。
「強行突破の結婚式だったから、大変でした!」と言いながらも、終始幸せそうな表情が印象的だった麗さん。披露宴では彼へのサプライズで、“彼の好きなもの”をテーマにしたウエディングケーキを準備したそうです。ご主人やお子さんへの愛情があふれた、素敵な結婚式だったんだな~と感じました。麗さん、ありがとうございました! *妊娠中、産後の体調には、個人差があります。実際に検討される場合は、担当の医師にご相談ください。
編集部/Aki
この記事の画像一覧(5)
本記事は、2014年11月18日公開時点の情報です。情報の利用並びにその情報に基づく判断は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮したうえで行っていただくようお願いいたします。