歴史ある邸宅レストランで、桜咲く春のプライベートウエディング
今回お会いした先輩花嫁は、美術館や海外旅行が大好きで、幼いころにはヨーロッパに住んでいた経験もあるという文佳(あやか)さん。彼女の結婚式場選びの決め手とは?
- PROFILE
- 文佳さん
- WEDDING PLACE
- Q.E.D.CLUB(キューイーディークラブ)レストラン・料亭/恵比寿・代官山・広尾・白金
さっそくですが、文佳さんたちの結婚式場探しの条件を教えていただけますか。
文佳さん:彼が「貸切にできる会場」を希望していたため、一軒家のレストランかゲストハウスを最初の条件に探し始めました。 レストランの場合、挙式会場と披露宴会場に少し距離があるところもあるようなのですが、私は、来ていただく方の移動の手間を省きたかったので、挙式と披露宴を同じところで出来るところ、それから、お庭での挙式ができると素敵だなと思い、「庭もある一軒家」という条件でいくつか候補を考えました。
「理想の式場のイメージ」って、結婚が決まる前からありましたか?
文佳さん:最初は、具体的なイメージはあまりありませんでした。 実際に下見をしていくうちに、少しずつこんな式場にしたいな、というイメージが沸いてきた感じです。特に、自分が建物や細かな内装にまでこだわりがあることは、下見をしていくうちにはっきりしてきました。
いくつか下見をされたなかで、最終的に式場決定の決め手となったのはどんな点だったのでしょうか?
文佳さん:私たちが結婚式をあげた会場は、貸切ができる一軒家のフレンチレストランです。 もともと大使公邸だった歴史ある建物で、細部まで装飾が美しく、著名な日本画家の絵画などがかけられていたので、参列者の方々に建物自体も楽しんでいただけるのではと思って。 それから桜の木が植えられた素敵なお庭もあり、春にこのお庭で挙式できたらとても綺麗だろうなと思ったのも大きなポイントです。結局当日は雨が降ってしまい、お庭で挙式ができなかったのが本当に無念なのですが…(涙)
お天気のことは当日までわかりませんものね…(涙)。実際結婚式を挙げてみて、いかがでしたか?
文佳さん:結婚式を挙げて皆の前で誓いを立て、「おめでとう」と祝福していただいたことは、とても嬉しく、夫婦としての責任感も高まりました。今後夫婦生活で困難なことがあっても、この日のことを思い出して頑張れそうな気がします。 結婚式の日は、海外も含めて遠方からきてくださった方や、育児中にもかかわらず来てくださった方もいて、大好きな人たちにこんなにたくさん集まっていただく機会はなかなかないですし、本当に感謝の気持ちでいっぱいでした。 披露宴は、ゆっくりと食事の時間を楽しんでほしいと思い、余興などはしませんでしたが、仲の良い友達数名から短いスピーチをもらったり、各テーブルをまわって写真を撮ったりしました。
今振り返ってみて、もし「結婚式でこれもやればよかったな」と思っていることがあれば、教えていただけますか?
文佳さん:そうですね…参列者ひとりひとりに対して、もっとカスタマイズしたおもてなしができたらよかったなと。 妊娠している方への乾杯酒をジンジャエールにしたり、クッションを用意したりというのはしたのですが、友達の結婚式に参列したときに、お箸に名前を入れてくれた子や、ファーストバイトを私にやらせてくれた子がいて、そんなアイデアもあるのか!と(笑)
お箸に名前!ファーストバイトをお友達に、というのもなかなか思いつかないアイデアですね。面白いです。 少し話はかわりますが、結婚式のなかで文佳さんが特別こだわったモノはありますか?
文佳さん:一つ目はウエディングドレスです。 Vera WangというブランドのAラインのドレスで、ひと目見たときに衝撃を受けて決めました。素材が美しく、デザインが芸術品のようで、着ることができて嬉しかったです。
オシャレな花嫁に人気のVera Wangのドレス
文佳さん:それから、お花とツタのアーチ。 お庭の芝生の上にアーチを立てて、その前で挙式したいと思い用意しました。さわやかな雰囲気にしたかったので、白いお花とグリーンでシンプルにデザインしていただきました。 結局雨が降ってしまい、ガーデンウエディングは叶わなかったのですが、アーチは室内に置きました。
写真奥が、お花とツタのアーチ。
お庭の桜に、お花のアーチ。とっても春らしい結婚式ですね!
文佳さん:草花がいっぱいの、素朴な温かみのあるイメージの結婚式にしたいと思って、準備中は、Pinterestや海外のウエディングサイトなども見ながら情報収集をしていました。 髪型もそれに合うように、ちょっとゆるい感じの編み込みにしていただいて。 ネイルにも桜をあしらって、立体感のある桜の花びらで爪が埋め尽くされているようなアクリルの3Dアートのデザインにしていただいたのですが、出来上がるまでに3時間くらいかかりました(笑)
ラインストーンのコームは海外からの取り寄せ
アクリルの3Dアートのデザインで立体的な桜を表現
式場選びだけでなく、ドレスやアイテム、ヘアスタイル、ネイルなどの雰囲気も統一されていて、洗練された雰囲気が感じられます。春のウエディングを予定されている方は特に参考になるアイデアが満載の結婚式エピソードでした。 文佳さん、ありがとうございました!
編集部/Aki
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本記事は、2014年10月20日公開時点の情報です。情報の利用並びにその情報に基づく判断は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮したうえで行っていただくようお願いいたします。