転勤をきっかけに急遽結婚することに!新しい土地で、親族中心の少人数ウエディング
彼の転勤が決まり、入籍と同時に生まれ育った地を離れ、県外へ引っ越し。慣れない土地で、式場探し開始から結婚式までわずか3カ月で準備したという啓子さんの式場探しの決め手とは?
- PROFILE
- 啓子さん
- WEDDING PLACE
- 麗風つくば シーズンズテラスゲストハウス/つくば周辺
式場決定が1月で、結婚式が4月だったそうですが、準備期間が3カ月で、少し忙しかったのではないですか?
啓子さん:とてもバタバタしました(笑) 旦那さんとお付き合いをして1年くらいたったころ、転勤がきまったことがきっかけで、結婚することになりました。 結婚式については、2人とも恥ずかしがり屋なので最初は「挙げなくてもいいよね」と話していたのですが、旦那さん側の両親が「せっかくだから啓子ちゃんのために挙げたほうがいいんじゃない」と言ってくださって。 私も写真くらいは撮りたいなと思っていたので、親族同士のお食事会のようなこぢんまりした結婚式を挙げようということになりました。 そして結婚式を挙げることが決まったら、今度は私の父から「結婚式は春がいいんじゃないか」と言われまして。その時点で12月だったので、すでに時間がありませんでした(笑)
そこから急いで、結婚式場探しが始まったというわけですね。
啓子さん:はい。式の準備のことを考えて、結婚式は引っ越し先で挙げることを決めたんですが、私は初めての土地でまったく土地勘がなく、よくわからなくて…。 とりあえずいくつかの式場に資料請求をし、よさそうなところに見学予約を入れました。
ちなみに式場探しにあたっては、どんな条件を挙げていたのでしょうか?
啓子さん:まず駅から近そうなことと、車でくる親族がいたので駐車場があること。 あと、私たちを入れても親族と友人で30人程度の小さな結婚式でしたので、スペースが広すぎるところはやめました。 結局、披露宴をしたのは100人くらいまで入れる部屋だったのですが(笑)、5人くらいいた子どもゲストたちのためにベビーベッドを置いたりして、スカスカに見えないようにすることはできたと思います。
なるほど。少人数の場合はスペースの広さもチェックしたほうがいいのですね。いくつか下見されたということで、最終的に決定された式場の決め手はどんなところでしたか?
啓子さん:担当してくださったプランナーさんが熱意のあるとても良い方だったことと、挙式会場から見える景色の良さが決め手になりました。 彼が仕事で忙しかったので、下見はブライダルフェアの前日に電話をして一人で見に行ったのですが、プランナーさんがとにかく明るくて元気な方で。 聞きづらい費用のことも、親身になって色々相談にのってくださって、この方と一緒に結婚式の準備をしたいなと思いました。 挙式会場はガラス張りの建物で、外のお庭や池が見えるようになっていました。 午前中の早い時間からスタートする挙式を希望していたので、明るくて綺麗そうだし、珍しいなと思って、気に入りました。当日は、そこで人前式を行いました。
実際に結婚式を挙げてみて、いかがでしたか?
啓子さん:旦那さんはとても恥ずかしがり屋で、結婚式も、最初は「恥ずかしいから絶対嫌だ」って言ってたんです。でも実際挙げてみたら、家族や親族が本当にとても喜んでくれて、やってよかったなと思いました。 私の父はリハーサルからずっと泣いていたし(笑)、旦那さん側の家族もとても喜んでいるのが伝わりました。
どんな結婚式だったのですか?
啓子さん:短い時間での式にしていたので、結婚式というよりも食事会のような雰囲気だったと思います。 ケーキカットのときにそれぞれの母親からラストバイトをしてもらったり、亡くなった祖母の思い出と感謝を伝えるムービーを流したり、それぞれの両親へ手紙を読んだり。 皆、忙しいのに遠くから来てくれていたので、お料理にはこだわって、なごやかなお披露目と感謝の会になったと思います。
結婚式の演出で特に「やってよかったな」と思うことはありますか?
啓子さん:まず一つ目は、私の祖母へのプレゼント。 ろうそくに火を灯すとメッセージが出るキャンドルを使ってクジをやりまして。祖母のキャンドルを「当たり」にして湯呑をプレゼントしたところ、「当たった!」ととても喜んでくれました。実は最初から祖母を「当たり」にしていたんですけどね(笑)
啓子さん:二つ目は、旦那さんのお姉さんへブーケをプレゼントしたこと。 実は私と彼は、それぞれ仲の良い姉がいて、2人ともシスコンだったことがきっかけで、出会ったときに意気投合したんです(笑)だからお姉さんに感謝の気持ちを伝えたいと。 私の姉が結婚した時に、私も姉からブーケをもらってとても嬉しかった思い出があって、今度は私がプレゼントしたい!と思って。 ブーケをバッグ型にして、お姉さんにプレゼントしました。
啓子さん:三つ目は新婦からだけではなくて、新郎からも両親に手紙を読んだこと。 旦那さんは本当に恥ずかしがり屋なので、普段なかなか感謝の気持ちも伝える機会もないし、言葉も足りなかったりするので、こういう機会があってとてもよかったと思います。
ちなみに結婚式の準備をされるなかで、特に時間をかけたことやこだわったことはありますか?
啓子さん:ムービー系は彼が仕事の合間に、頑張って手作りしてくれました。 あと私は美容師をしていたので、ヘアアレンジにはこだわりがありました。 雑誌やInstagramなどを使って、仕上がりのイメージやヘアアクセサリーなどを、時間をかけて探しました。 結局思ったようなヘアアクセサリーが見つからなくて、チョーカーをヘアアクセサリーとして使ってアレンジしてもらいました。
髪が少し短かったので、つけ毛で長さを出したそう
最後に、これから結婚される花嫁さんにアドバイスをお願いします!
啓子さん:そうですね~。準備は時間に余裕をもってしたほうが、良いかな(笑) あと、もし可能なら、写真の前撮りも検討してみると良いと思います。当日って本当にあっという間なので。
3カ月の準備期間でも、大満足の結婚式が挙げられたという啓子さん。笑顔と感動の涙いっぱいの、親族中心の結婚式で、彼と新しい家族になったことを実感できたそうです。 啓子さん、ありがとうございました!
編集部/Aki
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本記事は、2014年10月20日公開時点の情報です。情報の利用並びにその情報に基づく判断は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮したうえで行っていただくようお願いいたします。