やっぱり「結婚式をやってよかった」!今だからこそ感じる結婚式の本当の意味
本日ご登場いただくゲストは、数々の女性ファッション誌で活躍する人気モデルAYUMIさん。なんと12年前のものだという結婚式のお写真は、グリーンをあしらった花冠と、シルクシフォンのエンパイアドレス姿が、今見てもきゅんとしてしまう愛らしさです。
結婚して12年たち、あらためて「結婚式をやってよかった」と語る、その理由を伺いました。
- PROFILE
- モデルAYUMIさん
- WEDDING PLACE
- ホテルモントレ エーデルホフ札幌ホテル/札幌エリア
小さくまとめたクラッチブーケでさらにガーリーな雰囲気に
ドレス姿、なんだか絵本に出てくるお姫様のようで素敵ですね!
ハワイで最大級を誇るセント・アンドリユース大聖堂のステンドグラスは、圧倒的な存在感!
モデルAYUMIさん:ありがとうございます。ウエディングドレスは、KEITA MARUYAMAさんにオーダーしたものです。 豪華なドレスというよりはシンプルで、ラブリーというかメルヘンというか、ほわっと優しい感じのするドレスにしたくて。KEITAさんにイメージを伝えてデザイン画を描いていただきました。 結婚式したのは28歳のときだったんですけど、そのときでも「ギリギリだよね」って言いながら着せてもらって(笑)若いなぁ(笑)
他界されたお母様への思いを込めてカーネーションのコサージュをつけたそう
ヘッドドレスもKEITAさんのデザイン
どんな結婚式を挙げられたんですか?
モデルAYUMIさん:当時すでに東京で仕事をしていたんですが、2人とも北海道出身なので、結婚式は旦那さんの実家がある札幌で、親族と友人だけで100人くらいの結婚式を挙げました。 式場は、お正月に帰省をしたときにまとめて何軒かまわって、今はどうかわからないんですけど、当時、ガーデンウエディングができるという新しいホテルに決めて。 結局雨でガーデンウエディングはできなかったんですけどね(笑) 北海道の結婚式って会費制で、お料理が大皿で出てきてみんなでシェアするっていうスタイルなんですけど、それをあらかじめ取り分けてもらったり、招待客のみんなに気を遣わせず、気持ちよくすごしてもらえるように、色々考えてた記憶がありますね~。
結婚式の思い出を語るAYUMIさん
結婚式を挙げて12年ということですが、今でも印象に残っている結婚式のエピソードってありますか?
モデルAYUMIさん:挙式でお父さんとバージンロードを歩いたときのことは、今でも覚えています。 結婚するって決めたとき、なんか「結婚するの悪いな~」みたいな気持ちになって、父になかなか言い出せなかったんです。もういい歳だったのに(笑) しかも結婚式の前、父が病気をしてしまって。一応歩くことはできたんですけど体が不自由になり、それもあって、一緒にバージンロードを歩きながら、胸がいっぱいになりました。すごく印象に残ってます。
当時のお気持ちまで、鮮明に覚えてらっしゃるんですね。
モデルAYUMIさん:そうですね。 結婚式って大きく見ればコミュニケーションのひとつかなって、今は思うんです。 私たちから来てくれた友人や親戚に心からの感謝の気持ちを伝えたり、結婚式をきっかけに年賀状のやりとりをしたり、お付き合いが長く続いたり。自分たちだけじゃなくて、招待客同士にとっても、相手への思いや、つながりを深められるイベントですよね。 旦那さんの友達とかも、「結婚式にきてくださった方ですよね」ってなったら、その後もないがしろにはできない(笑)
確かにおっしゃる通りかもしれません。実際に顔を合わせることの良いところというか。
モデルAYUMIさん:そうそう、そういうの大事ですよね。 結婚式って「挙げるの大変だー」とか、みんな言いますよね。準備中に初めて大ゲンカしたりして。そんな話を聞くと「やらなくてもいい」とかって思っちゃうんですけど、両家の親族や友達があんなにあつまってくれる機会って本当に結婚式のタイミングしかないんですよ。 私は、結婚式をしたときも「あ~結婚式挙げてよかったな~」ってすごく思いましたけど、十数年たってみても、やっぱりそう思います。
先輩花嫁のご意見、とっても説得力があります(笑)ちなみに、毎年の結婚記念日は何かされてますか?
モデルAYUMIさん:結婚記念日は、旦那さんがわりとお花をくれます。 あとは結婚記念日に限らないんですけど、子どもたちとみんなで食事に行ったり、家でお祝いしたりとか。
お2人にとっての結婚記念日は、夫婦のイベントというよりも家族のイベントなんですね。
モデルAYUMIさん:「子どもを預けて2人で食事に行こうか」なんて言ったりもしたことあったんですけど、私も夫も、「預けるくらいだったら一緒に行けるところにしようよ」ってタイプなので。 子どもが生まれると、また夫婦の関係性って変わってくるから、今は2人というよりも家族の時間を楽しんでる感じですね。さらに子どもが独立したら、そのあとの夫婦の形は多分、結婚したばかりの頃とはきっと違うものになってると思うんです。良いとか悪いとかじゃなくてね。 人生結構あっという間だから、そういうことを妄想しながら、夫婦のその時その時のスタイルや、全然違う楽しみ方を味わっていきたいなと思って日々過ごしています。 あっ。将来自分の子どもが大人になったときは、結婚式してほしいな~。きっと夫婦で泣いちゃうな(笑)
結婚式から十数年たっているからこそのAYUMIさんのお話で、あらためて結婚式の意味を考えた方も多いのでは? 「結婚式はコミュニケーションのひとつ」。内容や形式ばかりに目が向きがちですが、その場にいる人たちの思いをつなぐイベントであることは、どんな結婚式でも同じなのかもしれません。 AYUMIさん、ありがとうございました!
編集部/Aki
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本記事は、2014年10月20日公開時点の情報です。情報の利用並びにその情報に基づく判断は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮したうえで行っていただくようお願いいたします。