結婚資金の貯め方【卒花座談会】ぶっちゃけみんな、お金ってどう貯めた?親からの援助はどうした?
結婚式に向けて、ふたりで貯金をしているというカップルは多いはず。でも、みんなどうやってお金を貯めたの?親からの援助はどうした?など、身近な人には聞きたくても聞けないことってたくさんありますよね。今回は、3名の卒花さんに集まっていただき、結婚資金の貯め方について、あれもこれもぶっちゃけトークしていただきました♪
*今回座談会にご参加いただいた方*
・ミホさん(20代後半) / 式までの半年間で150万円を貯金
・サオリさん(20代後半) / 式までの半年間で100万円を貯金
・エリコさん(30代前半) / 式までの1年間で70万円を貯金
(撮影:編集部)
お金を貯めよう!となったらまず何するの?貯金の目標額って決めるもの?
編集部:今日はお集まりいただきありがとうございます!さっそくですがみなさん、結婚資金を貯金するうえで目標額は決めていましたか?
サオリ:わたしたちは決めていませんでした。でも結婚式の予算について、ざっくりとだけどご祝儀プラス、自己負担が100万円ほどにしたいと思っていたので、とりあえず100万円は貯めなきゃなぁ…と。
ミホ:わたしたちも決めてなかった。「式までに貯められるだけ貯めよう!」っていう感じで…エリコさんは?
エリコ:実はわたしたちも決めてない(笑)。貯金を始めた頃は、まだ式場の下見にも行っていなくて、いくらかかるのか予想できなくて。なので、とりあえず「いくら貯めよう」ではなく、「いくら出せるか」を考えたかな。お互い生活レベルを落とさずに貯められる、無理のない額を目標にしようと思って。
編集部:式の予算をきっちり決めてから、目標額を決めて貯金するのかなあって思っていたんですが、そうじゃないんですか?
エリコ:式の予算はほんとにざっくりとしか決めてなかったなあ…、もうとにかく生活レベルを落としたくなくて!
ふたり:うんうん。
編集部:そうなんですね…。いきなり予想と違いました(汗)。で、気になることがあるんですけど、だいたいいくら貯金できるかなって考えるときに、お互いの収入や貯金額って教え合うんですか?
サオリ:わたしはしっかり把握をしておきたくて、プロポーズをされた時期に収入も貯金額も聞いちゃいました。わたしの収入や貯金額は、はっきりとは教えていないんだけど(笑)。
ミホ:そうなの(笑)!? わたしは、一緒に暮らす家を探していた時に、収入についてはお互いに教え合いました。貯金額は、独身時代に貯めたお金は個人のものにしたいと思っていたので、お互いに知らないかな。
エリコ:わたしは収入も貯金額もお互いに知らない!まあだいたいは予想がつくけど…(笑)。貯金も、お互いに同じ額を共通の口座に入れたらいいかなって。
*卒花さんのお話からの学び*
貯金を始めるぞ!となったときに、まず互いの経済状況を知っておくという方は多いよう。プロポーズの後、式の前に同居を始める方も多く、その頃に確認するのが自然な流れかも♪また、式の予算を決めてから貯金の目標額を決めるのかと思いきや、貯金可能な金額をだいたい計算してから式の予算を考える、というのがイマドキ花嫁さんのスタンダードのよう。貯金の目標額は無理のない範囲で!というのが卒花さんたちに共通した意見でした。
お金の貯め方はさまざま。毎月積み立て派?ボーナスでガツンと派?
編集部:ふたりで貯金するときって、具体的にどうやって貯めていくんですか?
エリコ:うちの場合、彼は当初「何とかなるでしょ」と楽観的だったんだけど、わたしが「それではダメ!」と。それぞれ"毎月○万円"と決めた同額を、新しく作ったわたし名義の口座に貯金をしていきました。
サオリ:わたしは毎月額を決めて貯金していたわけではないので、ボーナスやお祝い金をいただいた時にドン!と共通の口座に入金する、という感じ。彼がエクセルで貯金額を管理してくれてたみたい。わりとしっかりしてるな~って。
ミホ:うちは、わたしのお給料が彼の口座に入るようにしているので、基本的に彼にコントロールしてもらったなぁ。すでに一緒に暮らしていたから、毎月の食費や光熱費なんかの予算を決めて、その範囲内におさまるように努力!残りは貯金!みたいな。買い物はクレジットカードにして、ふたりで共有できる家計簿アプリも使って、お金の動きをお互いに確認できるようにしてた!彼がけっこう厳しくて、ときどき買い物しすぎて怒られたりして(笑)。
エリコ:おっ、けっこうシビアだね(笑)。でも、我慢するとストレスが溜まっちゃうよね。わたしはもちろん無駄遣いは控えつつも節約を意識しすぎないようにして、外食や旅行も、したい時はパーッと!という感じだった。
ミホ:わかるー。我慢しすぎないことって大事!
*卒花さんのお話からの学び*
具体的な貯め方は人それぞれ!みなさん収入のスタイルや、それぞれの性格に合った方法をパートナーと模索したようでした。ただし「まずは共通の口座をつくる」「お金にシビアな方が主導権を握る」というのはみなさんに共通していました!ここはおさえておくといいポイントかも。
親からのお祝い金や援助金、実際どうやっていただくの…?
編集部:みなさん、親御さんからのお祝い金や援助があったとお聞きしています。これって身近な人に絶対聞けないんですけど、具体的にどんなタイミングで、どうやっていただいたんですか?
ミホ:わたしは素直に「○万円くらい援助してほしい」と、金額も提示しました。「えー!」って言われたけど(笑)、用意してくれた。彼は、ご両親から援助してもらうことは考えていなかったんだけど、式当日に多めのご祝儀をいただいて。
サオリ:やっぱりストレートに言う方法もあるんだね!わたしは援助してもらう予定はなかったんだけど、式の2~3ヶ月前に両家の親から"お祝い金"としてそれぞれ同じ額くらいをいただいたの。実は予算オーバーで諦めた式場があって、もしそのことがわかっていれば、諦めずに済んだかも…。なんて。雑談っぽく親に相談してみればよかったかもなぁ。
エリコ:わたしは姉がいて、結婚するときに援助してもらっているのを見てたので(笑)。へへ。式の1~2ヶ月前に手渡しでいただいた。そのあと、彼の実家にお邪魔した時にラフな感じで「振り込むから口座番号を教えて」って言われて、彼のご両親からもお祝い金をいただきました。
*卒花さんのお話からの学び*
「素直にお願いする」「きょうだいの前例を参考に」など、家族構成や関係性によってお願いのしかたは変わるよう。サオリさんのように、ちょっと予算オーバーだけど叶えたいプランがある際には、勇気を出してそれとなく聞いてみるのもいいかも!
意外とみんな、ケンカしない!? 楽しくお金を貯めるコツ
編集部:お話を聞く限り、みなさん大きなトラブルはなかったみたいなんですが、貯金をしていくなかで彼とケンカをすることはありましたか?
エリコ:大きなケンカはないけど、ちょこちょこは…。毎月決まった額を貯金していたから、最終的に貯まる金額はわかっていたはずなのに、「好きなドレスを着なよ!」「指輪はケチらなくていいよ!」「旅行はどこに行きたい?」とか、彼が楽観的すぎて…。気持ちはうれしいんだけど、「どこからそんなお金が出てくるの!?」とツッコミたくなる場面はあったかな(笑)。
ミホ:ちょっとカワイイね(笑)。うちもケンカはなかったけど、彼がちょっとケチで(笑)。数万の引っ越し費用をケチろうとしてると思ったら、それいるの?っていう食品を買うとか、ケチるところの基準がわかんなくて。わたしの出費にも厳しめで、服なんかを買うと「そのお金どこから出てきたの?」と言われて…ケンカまではいかないですけど、ちょっとイライラはしたかも(笑)。彼がしっかりしているのはいいことなんだけど。
サオリ:うちはケンカはまったくなかったなぁ。貯金は彼が主導権を握ってくれてたし、わたしより多く貯金してくれていたから、口を挟むまいって(笑)。あと、ちょっとでも節約をと考えてDIYをしたんだけど。彼に「楽しい」と思わせたくて、あえて不器用な彼に作ってもらって褒めまくった!そうしたら、彼から積極的に手作りの提案してくれるようになったの!楽しく節約ができたのでおすすめだな。
エリコ:それいいね!貯金を楽しむコツは、とにかく無理をしないことだよね。我慢ばかりしているとつまらないし、「何のために貯めてるんだっけ…」ってなっちゃう。
ミホ:ほんとにそう思う!結婚式が終わっても、ふたりでの貯金は続けることになるから、そういうときは目標を決めるといいかも。「○年後に○○をしたいから○万円くらい貯めよう!」って。…あ、そうだ。夢をかなえるにあたって(笑)、クレジットカードの活用はおすすめ。結婚って、式のほかにも家具や家電を買い揃えたり引っ越ししたり、何かとお金がかかると思うんだけど、その支払いをすべてクレジットカードにしていたら、カリフォルニアに行けるほどマイルが貯まったの!ふたり分貯まったら、彼とカリフォルニアへ行こうって話しているよ~。旅先で楽しもうと思えば、貯金も楽しめるしね!
*卒花さんのお話からの学び*
貯金額の目標も、普段の生活も「とにかく無理をしすぎないこと」が大切!ふたりで楽しく暮らしたいのに、我慢しすぎてケンカ…なんてことが続くとつらいもんね、というのが卒花さんの意見でした。節約もふたりで楽しむ、オトクな支払い方法で結婚式の次の夢までも計画するというアドバイスには、編集部も思わず「なるほど~!」とうなずいちゃいました。
ご協力いただいた卒花さん、ありがとうございました!
みなさんも卒花さんのご意見を参考に、式に向けて楽しく貯金できるといいですね♪
(イラスト:かわぐちまさみ)
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本記事は、2017年06月14日公開時点の情報です。情報の利用並びにその情報に基づく判断は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮したうえで行っていただくようお願いいたします。