関西から2時間弱!週末トリップ*倉敷観光でやりたいことリスト9【美観地区周辺】

四国への玄関口、山陰、山陽道の中心にある岡山県。交通の要衝である岡山県は、高速道路網、空港、鉄道などが整っているため、特に関西からはアクセス抜群。新幹線なら新大阪から2時間以内に着いてしまう距離でありながらも旅行気分で出かけられる岡山県で、今回は倉敷市の「美観地区」周辺のオススメスポットをご紹介。伝統的建造物群保存地区は国の重要伝統的建造物群保存地区として選定されるなど、美しい景観をもつ美術の街を体験してみてはいかが?

2016.12.02 更新

岡山県には様々な交通網が集まり、アクセスの良さから観光地として注目されている!

倉敷市は江戸時代、天領として栄えた歴史ある町。なかでも 倉敷美観地区は見所がたくさん。さまざまな場所に残る昔から受け継がれたレトロな町並み、歴史を積み重ねて現在の景観を作り上げた倉敷川。 景観のすばらしさばかりでなく、歴史を学べる施設や、美味しい食べ物、かわいいカフェなど、観光客も地元の人も楽しむことのできる交流の場でもあるんです。

倉敷の日常を感じる、昔ながらの商店街「倉敷えびす通商店街」

昔ながらのお店がいまも愛され続ける倉敷駅前の商店街。開放的で明るい商店街は、美観地区に指定されている町並みにも溶け込むレトロな雰囲気が魅力です。地元の人はもちろん、観光客も楽しめるスポットです。 毎月第三日曜日の朝は「倉敷三斎市」が開催され、地元でとれた鮮魚や農産品をはじめ、工芸品、郷土加工品などの露店が出店され、活気ある商店街の姿をみることができます。

[倉敷えびす通商店街]
住所:岡山県倉敷市阿知周辺
アクセス:山陽本線「倉敷」駅より徒歩約5分

”江戸時代の町屋”カフェで歴史に思いを馳せる…「三宅商店」

江戸時代後期に建てられた町家を利用した歴史ある建物で営まれる「三宅商店」。昔ながらの間取りを活かし、綺麗にしすぎない絶妙な外観はどこか懐かしさを感じます。 カフェと雑貨屋さんが併設されていて、ほっこりとした居心地のよさから地元の人にも観光客にも愛されているお店です。カフェメニューにはできるだけ地元で採れた食材を利用しているそう。心からほっとできる、オススメのスポットです。


[三宅商店]
住所:岡山県倉敷市本町3-11
営業時間:平日11:30~17:00、土曜11:00~20:00、日曜8:00~17:00
アクセス:JR山陽本線「倉敷駅」より徒歩12分

”モノ”ではなく”精神”で暮らしを豊かに「林源十郎商店」

地域社会貢献・福祉の精神に触れながらまちづくりの礎を築いた林源十郎の精神を引き継ぎ、「今を生きる人が暮らしや地域を見つめ直すきっかけに。」というコンセプトで立ち上げられたこちらでは、カフェやミュージアムなど様々なお店を楽しむことができます。 暮らしの豊かさに対する価値観をぶれさせることのない倉敷の魅力を発信し、人々の暮らしがより豊かになることを理念に持ち、様々なイベントを開催しています。地域の人と触れ合えるのも旅の醍醐味。是非足を運んでみては?


[林源十郎商店]
住所:岡山県倉敷市阿知2 丁目23-10
営業時間:店舗により異なる
アクセス:JR「倉敷」駅徒歩15分

昭和5年設立、日本最初の美術館「大原美術館」

こちらは昭和5年に設立した、日本最初の私立美術館。メインは西洋美術ですが、日本の近代から現代美術など、幅広い美術品を見ることができます。 教育普及活動が盛んで、美術講座や、世界的な音楽家によるギャラリーコンサートなど、芸術に関する様々な活動がおこなわれています。公式サイトでは、イベントスケジュールはもちろん美術館の見方など、普段あまり足を運ばない人にもわかりやすい紹介がされているのもうれしいですね。


[大原美術館]
住所:岡山県倉敷市中央1-1-15
営業時間:火~日9:00~17:00
アクセス:JR「倉敷」駅徒歩約15分

美観地区の名に恥じない、美しい建造物に触れる「新渓園」

倉敷紡績の初代社長大原孝四郎氏の別荘として明治26年に建設された新渓園。和風建築として評価の高いスポットです。 こちらは大原美術館の増築にあわせて改修・増築され、庭園の修復も行われた後に一般開放されており、憩いの場として地元の人々や観光客から愛されています。 「游心亭」には本格的な茶室が整備されており、お茶会の場としても有名。完成された美しさから、美観地区の主要素として研修などにも利用されているそう。 1世紀もの歴史をもつ建物が今でも利用されていることも、倉敷という町のもつ価値観の偉大さを感じます。


[新渓園]
住所:岡山県倉敷市中央1-1-20
開園時間:9時00分~17時00分
アクセス:JR「倉敷」駅より徒歩12分

倉敷市の発展を支えた水の流れに癒される「倉敷川」

港町として栄えた江戸時代、この地域に物資を運ぶために利用されていた倉敷川。倉紡製品原綿積み降ろし場跡、常夜灯など実際に利用されていた設備も残されていて、当時の人々の生活を感じることができます。 「今橋」はデザイン性も高く、菊の紋と龍の彫刻もさることながら、橋げたの形を半円にすることで、水面に映る半円の影と合わせて満月を見ることができるという遊び心ある造り。こういった粋な工夫があるからこそ、技術の発達した現代でも、見る人の心に響く作品として受け継がれています。


[倉敷川]
住所:岡山県倉敷市中央周辺
アクセス:JR「倉敷」駅より徒歩約5分

本家本元“きびだんご”が手に入る!「廣榮堂本店」

岡山と言えば「桃太郎」。日本人であれば誰もが聞いたことのあるお話かと思います。犬、サル、キジと動物の種類を問わず魅了していたきびだんご、食べてみたいと思ったことはありませんか? こちらのお店では、「元祖」きびだんごを販売されています。桃やきなこなど種類も豊富なので、全種類を食べ比べしてみるのも面白そう。また、「女性版きびだんご」としてかぐや姫バージョンの商品も開発。ラインナップだけでワクワクしてきますよね。岡山に来たからには是非足を運びたいお店です。

[廣榮堂 倉敷店]
住所:岡山県倉敷市中央1-1-8
アクセス:「倉敷市」駅徒歩7分

美観地区の代名詞「アイビースクエア」はホテルだけじゃない!

綿花や米の集散地として栄えた倉敷は、明治時代、紡績業に力を入れ、倉敷紡績所が建てられました。その工場を再開発し、現在複合交流施設「アイビースクエア」として利用されています。 アイビーのの蔦が赤レンガに絡まる情緒あふれる敷地内には、ホテルを中心に様々な施設があり、今もなお人々に親しまれています。 建物は2007年(平成19年)11月30日に経済産業省より「近代化産業遺産」に認定されたこともあり、観光客にも人気のスポット。陶芸ができる工房やクラシカルなバー、オルゴールミュゼなど見どころもたくさん。


[倉敷アイビースクエア]
住所:岡山県倉敷市本町7-2
アクセス:「倉敷」駅から徒歩約15分

岡山県の果物をふんだんに使ったパフェが人気!「くらしき桃子」

旬の果物を使ったパフェ、プリン、ゼリーなど、地元岡山県産の果物を使用したスイーツが人気の「くらしき桃子」。 お土産や贈り物にも最適です。1階では、フレッシュジュースやジェラート、季節のフルーツを使ったタルト、贅沢に盛り付けたフルーツにオリジナルジェラートなどを入れた大人気のパフェなどを販売。2階のカフェスペースでいただくことができます。 築150年の古民家を生かしたカフェスペースは、倉敷川と中橋が見渡せるほか、フランスのガラス工芸家エミール・ガレの作品が展示されている落ち着いた空間。散策の疲れを癒すのにもオススメのお店です。


[くらしき桃子]
住所:岡山県倉敷市本町4-1
営業時間:(月~土)10:00~18:00、(11月~2月は~17:00)、(日・祝日) 9:30~17:30(11月~2月は~17:00)
アクセス:「倉敷」駅より徒歩10分

本記事は、2016年12月02日公開時点の情報です。情報の利用並びにその情報に基づく判断は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮したうえで行っていただくようお願いいたします。

ウエディングパーク編集部
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