洋菓子文化の街＊神戸・元町のおいしいケーキ屋さん6選

今回は、神戸・元町で絶品のケーキが味わえる名店だけを厳選してご紹介します。素朴な老舗店のなかには、本場フランスで修行を積んだり世界チャンピオンになったりしたパティシエが腕をふるうお店がたくさんあります。一度は立ち寄ってみたいおすすめのお店ばかりですので、元町で遊ぶ日は、ぜひ参考にしてくださいね。地元に住んでいても、行ったことがないお店があるかもしれませんよ！

「元町ケーキ」は、創業から60年以上もの歴史を誇る老舗のケーキ屋さんです。おしゃれなショップの並ぶ通りにあり、ガラス張りになった明るく開放感のあるお店です。「ママのえらんだ元町ケーキ」とも呼ばれており、凝りすぎず優しいお味の、素朴な生ケーキが揃っているお店です。ぜひ食べておきたい名物は、「ざくろケーキ」。一日100個を売り上げることもあるんですよ！カステラのようなふわふわスポンジに生クリームが入っていて、名前はざくろでもいちごが乗っているのがユニークです。お値段はとてもリーズナブルで、ほとんどのケーキが300円以内となっています。朝早くから開店しており、人気のケーキは売り切れてしまうこともありますので、お早めに来店するのがおすすめです。

{元町ケーキ}
住所：神戸市中央区元町通5丁目5番1号
営業時間：8:30〜19:00
アクセス：神戸高速鉄道「西元町」駅徒歩3分

週末になると行列ができるケーキ屋さん、「モンプリュ」。「タルトフロマージュ」や「フランボワズィエ」など、ここのケーキはフランスの製法に忠実に作り上げられています。オーナーでもあるパティシエは、ホテルで勤務したあとフランスで修行、その後神戸の名店と言われる老舗ケーキ屋さんで製菓長を務めていたという経歴を持っています。ガラス張りで木のドアがおしゃれな店構えは、パリの街角に迷い込んだよう。また、エレガントなタイルの看板は、パリのエスプリにこだわったお店らしくわざわざフランスで特注し、取り寄せたそうですよ。

[パティスリーモンプリュ]
住所：神戸市中央区海岸通3丁目1番17号
営業時間：10:00〜19:00
アクセス：JR東海道本線・阪神本線「元町」駅徒歩5分

味もさることながら、見た目にもこだわり抜いた芸術的なケーキやチョコレートが並ぶお店、「ラブニュー」。オーナーパティシエは、世界で唯一のチョコレートの大会、「ワールドチョコレートマスターズ2009」で世界チャンピオンに輝いたという経歴を持っています。一番人気のおすすめは「モード」。生地とクリームがストライプになっており、アプリコットとヘーゼルナッツクリームの絶妙な味わいなんですよ。また、塩キャラメルとチョコレートのタルト、「セギュール」は、くるみやオレンジソース、プラリネクリームも入っており、それぞれの材料が味を引き立て合っています。

[ラブニュー]
住所：神戸市中央区山本通3−7−3 ユートピア・トーア1F
営業時間：（平日）10:30日〜19:00、（日・祝）10:30〜18:00
アクセス：JR・阪神・阪急「三宮」駅 徒歩9分

2014年に開店したニューカマー、「パティスリーアキト」。地元神戸で採れた季節のフルーツをたっぷり使い、フランスの伝統を大事にしながらオーナーパティシエのセンスでアレンジしたケーキが並んでいます。また、フランスで日常的に食べられている牛乳とキャラメルで作った「ミルクジャム」も名物で、ベルギーで開催される食品などの世界大会、モンドセレクションでなんと6年間連続金賞を受賞しています。ケーキといっしょにお持ち帰りをする人が多いんだとか。お店の外観は、ミルクジャムの色をイメージしたクリーム色で、ナチュラルな印象です。

[パティスリーアキト]
住所：神戸市中央区 元町通 3-17-6
営業時間：10:00〜19:00
アクセス：JR・阪神「元町」駅 徒歩5分

フランスと日本の国旗があしらわれた格調高い店構えの「グレゴリー・コレ」。フランス、ニースの名門ホテル「ホテル ネグレスコ」の製菓長だったグレゴリー・コレが、来日し、1998年神戸にオープンしたお店です。彼の作るフランスの伝統的なお菓子は華やかで芸術的で、見ているだけでもうっとりしてしまいそうです。おすすめの人気ケーキは「アンプリュ」。濃厚でまろやかなチョコレートと、ナッツの香ばしさが合わさった絶品です。 また、パッケージにこだわったブライダルギフトのお菓子セットがお持ち帰りできます。ケーキだけでなくパフェや、パスタやサンドイッチなどのランチセットも楽しめるカフェも併設されているんですよ。

[グレゴリー・コレ]
住所：兵庫県神戸市中央区元町通3丁目4−7
営業時間：10:30〜19:00
アクセス：JR神戸線元町駅 徒歩3分