ゲストへの感謝の気持ちを込めた「席次表」アイデア5選
席次表はゲストが着席した時に最初に目を通すので、出来る限り心のこもった内容に仕上げたいものです。2人らしい個性あふれるデザインやメッセージ性の強い内容であれば、ゲストの皆さんに「ありがとう」が伝わるのではないでしょうか。少し工夫するだけで、既存の席次表があっという間にグレードアップの作成例を5つご紹介します。
前撮り写真を活用し、式当日以外の衣装をお披露目
参列者の中には、新郎新婦のお相手の顔を結婚式当日に初めてお目にかかるゲストも多いと思います。2人が入場する前に一体どんなお相手なんだろうと胸膨らませるゲストのためにも、事前に顔写真の入った席次表があれば、各テーブルでの会話も盛り上がるはずです。さらに前撮りした写真を使用すれば、ただの席次表が2人の晴れの日に相応しい、ちょっとした記念の一枚になることでしょう。こちらは結婚式前に、参列者へ結婚相手の紹介や挨拶が出来なかった場合に特におすすめのアイデアです。
デザインを凝ってみる
基本席次表の中ページにはテーブル毎に書かれたゲストの名前が、シンプルにデザインされています。そこでアイデアを加えて、背景を変えてみてはいかがでしょうか。例えば、新郎新婦の2人で旅した先での風景写真を使用すると、よりいっそう思いを伝えることが出来ます。また少し付け加えて、用紙のどこかに旅先や日時、メッセージを添えるとさらにゲストは喜んでくれるはず。季節の草花や、式場の写真を事前に撮影して使用するのも良いでしょう。席次表を持ち帰ったゲストが自宅でゆっくり見てもらう際、再び楽しんでもらうことができます。
キャッチフレーズを入れてみよう
ごく親しい友人や仲間などのゲストが多い場合には、カッチリとかしこまった雰囲気ではなく、ゲストの方々がリラックスして心から楽しんでもらえる演出が喜ばれる事もあります。そんな時は、席次表もちょっとカジュアルにしてみるのもおすすめです。通常は、名前、肩書き、テーブル名しか記載していない席次表に各ゲストごとにキャッチフレーズを入れてみてはいかがですか?例えば、「いつも面倒見の良いリーダー的存在の○○さん」とか、「学生の頃から笑顔が常に絶えない○○さん」など、ゲストの方がほっこり笑えるようなメッセージ代わりのキャッチフレーズは、本人だけでなく、新郎新婦との関係性やつながりが分かりやすく、ゲスト同士の会話も弾みそうです。
ミニアルバムにもなるゲストの顔写真を入り席次表
事前準備が大変ですが、列席して頂いたゲストの全員の顔写真を集めて、席次表の名前と一緒に載せるアイデアは、大変珍しいと思います。実際、席次表の名前だけを見ても初対面の人は誰が誰なのか分からない事が多く、せっかく結婚式で知り合った同士でも、仲良くなるまでに発展するのは難しいのが現状です。そこで、顔写真入りであれば、一目で名前と顔が一致するので、二次会や三次会などで親しくなりやすいのではないでしょうか。大切な結婚式を介して出会ったゲスト同士が親しくなるのは、新郎新婦にもとって嬉しいつながりになると思いますので、ぜひ手間はかかりますが、一押しの席次表アイデアです。
都合がつかず欠席されたゲストの名前も記載する
仕事や急な用事でどうしても結婚式に参列出来なかったゲストの方が電報や祝電を贈ってくれるケースは多々あると思います。そんな時、お礼の手紙を送る方はぜひ、参列出来なかったゲストのお名前とひと言メッセージを記載した席次表を作ってみませんか?席次表を見れば、誰が参列していたか一目瞭然なので、共通の友人や知人の名前を見るだけでも各テーブルでの会話が今にも聞こえてくるような臨場感や、結婚式当日の雰囲気が伝わると思います。
席次表は自宅に帰ってから改めて、どういう人が参列していたのか確認したり、テーブルで会話した楽しい思い出を振り返ったりと二度、三度見るので、少しでも喜ばれるような席次表を作成すると良いですね。参列出来なかった人へ、結婚式の感想や、雰囲気を伝える際もアイデアが詰まった席次表があれば、よりリアルに伝えることが出来ます。
本記事は、2014年08月07日公開時点の情報です。情報の利用並びにその情報に基づく判断は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮したうえで行っていただくようお願いいたします。