【隈研吾ワールドを体感!】隈研吾(くまけんご)氏がデザインした東京都内のカフェ&レストラン8選

2020年に開催される東京五輪の会場となる新国立競技場。そのデザインを担当することが決定した建築家・隈研吾氏の作品は、すでに東京都内の様々な場所で見ることができるということをご存知でしたか?
今回は隈研吾デザインの建物の中でも、カフェやレストランとして営業しているお店をご紹介します。

2016.02.21 更新

五感で味わう”料理屋の和菓子”「廚 菓子 くろぎ」(本郷三丁目)

隈研吾氏が教授を務める東京大学のキャンパス内にある「ダイワユビキタス学術研究館」。隈氏のアイコンでもある格子もとりいれられ、”コンピュータ技術と建築デザインの融合”をテーマとしているそう。

併設された和菓子屋は、文京区にある料亭「くろぎ」の和カフェ。「和菓子」や職人の技術を財産として考え、”真の和菓子”を追求したこだわりの商品を展開しています。『和菓子にあう日本の珈琲』を提案し、猿田彦珈琲のコーヒーと一緒に味わってください。

[廚菓子くろぎ(クリヤカシクロギ)]
東京都文京区本郷7-3-1東京大学本郷キャンパス春日門側 ダイワユビキタス学術研究館1階
営業時間:9:00~19:00
アクセス:東京メトロ「本郷三丁目」駅徒歩5分

世界中に展開する日本茶の老舗「寿月堂」(銀座)

三千本の竹をつかった店内は、和の趣を感じられながらも先鋭的なデザイン。寿月堂は、パリ店も隈氏が手掛けています。銀座店は喫茶スペースも併設されているので、庭園を望みながらゆったりとした時間を過ごせます。

1854年創業の丸山海苔店がはじめたお茶専門店。お茶を味わう日本茶セットやぜんざいなどの甘味のほか、蕎麦やおにぎりなどちょっとした軽食も楽しめます。

[寿月堂 銀座 歌舞伎座店]
東京都中央区銀座4-12-15 歌舞伎座タワー 5F
営業時間:10:00~19:00
アクセス:東京メトロ「東銀座」駅徒歩2分

自宅で本格だしのうまみを体感「茅乃舎」(日本橋)

内装のリノベーションを手掛けたのが隈研吾氏。醤油造りの工程で使われる木製の桶が天井に浮かび、商品の陳列棚は麹を作るときに使うトレーで組み立てるという斬新なアイデアはさすがの一言。老舗の醤油醸造メーカーならではの世界観がぴったりです。

国産の真昆布や鰹節、焼きあごなどを使用した「茅乃舎だし」。煮出すだけで簡単なだしが取れるだけでなく、袋を破って中身を調味料としてして使う裏ワザもあります!お土産にも喜ばれること間違いなし。


[茅乃舎(かやのや)日本橋店]
東京都中央区日本橋室町一丁目5番5号「コレド室町3」1階
営業時間:10:00~21:00
アクセス:東京メトロ「三越前」駅徒歩3分

”梅窓院”内の風情溢れる空間でいただく懐石料理「暗闇坂 宮下」(外苑前)

隈研吾氏のアイコンである格子のある壁に沿い、竹林にかこまれた道をすすむと店内の入口に到着します。昼間は格子の隙間から差し入る光も清涼感があり、店内の細かいインテリアにもこだわりのデザインがあしらわれています。

5部屋の個室とカウンター席のみ。静謐な空気漂う店内でいただけるのは旬素材を堪能できる和食。伝統を守りながらも和モダンなテイストを投入した懐石料理は、ゆったりとした大人の時間を過ごすのにぴったり。

[暗闇坂 宮下 青山]
東京都港区南青山2-24-8 BY-CUBE 1F
営業時間:12:00~15:00(LO14:00)、18:00~23:00(LO21:30)
アクセス:東京メトロ「外苑前」駅徒歩2分

素材そのものの味がつまったパイナップルケーキ「サニーヒルズ」(表参道)

遠目から見ても目を引く大胆な設計は”地獄組み”という名の工法で組み立てられています。雲のような森のようなあたたかみのある雰囲気が魅力です。

台湾から上陸した「Sunny Hills」は、農家が想いをこめて育てたおいしいパイナップルの味を届けたいという思いから誕生。四角いクッキーの中にパイナップルの旨みと酸味がぎゅっと詰まった新感覚ケーキです。

[Sunny Hills 微熱山丘(サニーヒルズ)]
東京都港区南青山3-10-20
営業時間:11:00~19:00
アクセス:東京メトロ「表参道」駅徒歩6分

ライフスタイルを提案するキュレーション施設「la kagu」(神楽坂)

サザビーリーグと新潮社が手を組んで誕生した商業施設。昭和40年代に建てられた本の倉庫の硬質な雰囲気を活かしつつ、隈研吾によってリノベーション。木々の緑も映える大地のような大階段が印象的です。

テーブルやイス、ライトなどインテリアひとつひとつにこだわられたおしゃれな空間は、ワークショップなども行われるイベントスペースにもなっています。コーヒーやサンドイッチのほか、フレンチトーストもおすすめです!

[la kagu(ラカグ)]
東京都新宿区矢来町67番地
営業時間:【SHOP】11:00~20:00、【CAFE】8:00~21:00(LO20:30)
アクセス:東京メトロ「神楽坂」駅すぐ

手打ちでつくる釜あげうどんの専門店「釜竹」(根津)

元々大阪ではじめた「釜竹」。明治43年に建てられた建物を隈研吾によって移築、改装されました。店内にある庭園も風情があり、趣のある空間も魅力。

職人が手打ちするうどんは、ぴかぴかと輝くその見た目からもおいしさが伝わってきます。しっかりとしたコシを感じられるうどんは、薬味に変化を付けてじっくり味わうのがおすすめです。

[根津 釜竹(かまちく)]
東京都文京区根津2-14-18
営業時間:(火~日)11:00~14:30、17:30~21:00 ※日曜夜は休み
(祝)11:30~14:30、17:30~LO20:00 ※日月の場合は、各曜日の営業時間
アクセス:東京メトロ「根津」駅徒歩5分

本記事は、2016年02月21日公開時点の情報です。情報の利用並びにその情報に基づく判断は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮したうえで行っていただくようお願いいたします。

ウエディングパーク編集部
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