【目指せオシャ婿!】ホテル挙式にピッタリのタキシードとは?
オーダーメイド・メンズウェディングウェア「THE GENTS」「Asteir」のプロデューサーのNAKIです。
"結婚式"とひとくくりに言っても、ホテル、専門式場、レストラン、ゲストハウス、ガーデン、カフェなどシーンは様々。フォーマルなのかカジュアルなのか、ゲストはどういった方々なのか、式のテーマカラーは何色なのか、などTPOに合わせた着こなしで最高のウェディングを演出したいところ。
今回は特にニーズの多い「ホテル」にベストマッチな衣装をご提案してみたいと思います。
ラフすぎるのは厳禁。ホテルとは「品位と格式」が大事にされる場所!
ホテルに関して言えば、会場の性質上、ある程度衣装のルールが決まっております。海外のホテルレストランですと「ジャケット&タイ着用」と書かれていたりしますよね?これはホテル側がお客様に「品位と格式」を求めているということです。 そんな会場だからこそ衣装も崩し過ぎは厳禁。節度のある大人としての衣装選びを考えましょう。「上品で落ち着いていて紳士的」これがホテル挙式での衣装の基準だと考えていただければよいでしょう。 あとはホテルの雰囲気、招待客のリストなどを考慮して少しカジュアルなアイテムを取り入れたり、もっとフォーマル感を強めてみたりとバランスを取る。これで完璧です!
【フォーマルウェアの王者】 ブラックの正統派タキシード
<フォーマルの歴史はブラックタキシードにあり> これは世界中の常識です。ではなぜウエディングにおいてブラックのタキシードが重要なのでしょうか?その理由は「黒」と新婦の純白のドレスの「白」という”色の対極性”にあると言えるでしょう。 純白のドレスの美しさを引き立てるのは、最も無個性な色である「黒」。本当の意味でのレディーファーストは、自らを黒子として、新婦である女性を引き立てること。これが紳士に最も相応しい正装です。

THE GENTS (オーダーメイド価格:129000円)
弊社のタキシード。襟はシルクの拝絹、前身頃のボタンはお一つ、ベルトループなし、パンツには側章入りと、最もオーソドックスなタキシード。

J.CREW 約9万円(海外価格)
アメリカの人気カジュアルブランド J.CREWのタキシード。ノーソックスにパンツの丈も短めで、大変トレンディな印象。

BURBERRY 約25万円(海外価格)
全体的にスリムフィットなバーバリーのタキシード。スーツに多いノッチラペル(襟の形)なんですが、ボタンはくるみボタンでタキシードのルールに則っています。
「タキシードだけど、あんまり主張しすぎたくない」という、流行りの「ノームコア」的な概念が見えるデザインです。

VAMP 参考商品
デザイナーのKENSEI MATSUOさんのブラックスーツ。こちらはタキシードではないのですが、ベストも合わせた完璧なバランス。参列者の方に私たちがオススメしているスタイルですが、主役が着てもOKだと思います。
【主役度が一気にアップ】 ホワイトのタキシード
<白は始まりの色> 何事にも染まっていないからこそ結婚式というスタートにはピッタリの色だと私たちは考えますが、いかがでしょうか??マスターオブセレモニー(司会)が良く着ていますが、結婚式はあなたが主役なので、主役にしか着れない色に是非チャレンジしていただきたい。 全身ホワイトですと新婦さんとのバランスがよろしくないので、ジャケットをホワイトにするのか、それともパンツだけホワイトにするのか。2つの例を挙げてみますね。

THE GENTS (オーダーメイド価格:129000円)
弊社のタキシードです。ショールカラー(ヘチマの形の襟)にホワイトのジャケット(生地はエルメネジルド ゼニア製)。完全に主役仕様で、一気に存在感が出ます。

RALPH LAUREN -PURPLE LABEL- 約40万円(海外価格)
みんな大好きラルフローレンの最高級ライン パープルレーベルです。ショールカラー×ダブルのジャケットにホワイトのパンツ、極めつけはベルベットのパンプスとオシャレ過ぎる・・・。
【モダンなホテルにピッタリ】 ネイビー、ブラウンなどのカラータキシード
<ホテルの雰囲気に合わせたお色選びも大切> ホテルと言っても千差万別。帝国ホテルやホテルオークラ、ホテルニューオータニなど歴史のあるクラシックな国産ホテルから、アマン、アンダーズ、ペニンシュラなどモダンラグジュアリーな海外系ホテルまで様々。 後者の場合は黒に限定しなくてもよいと思いますので、そういう場合はネイビーやブラウンなども素敵だと思います。式のテーマカラーや装花の色などに合わせて選んでみてください。

TOM FORD 55万円(海外価格)
出ました007。イギリス諜報員なのに、ダニエル・クレイグが着用したのはアメリカのデザイナーTOM FORDというのは置いておいて、007のモデルはタキシードのお手本。ミッドナイトネイビーのツヤ感が凄い。これも完璧なデザインですがお値段が・・・高額。

RALPH LAUREN -PURPLE LABEL- 約60万円(海外価格)
こちらもラルフローレンのパープルレーベルです。ブラウンのタキシードですが、これは凄いですね。肩から腰にかけてのエレガントなライン、お色もブラウンということで、重たくなりがちなダブルのジャケットが軽やかに見えます。
【ホテルだけど少し遊びも欲しい】 柄物のジャケット&パンツ

Asteir (アステア) オーダーメイド価格129000円
ホテルといってもアットホームでライトな雰囲気で楽しめる会場もあります。そのような会場であれば柄物もオススメです。グレンチェック柄であればイギリス人紳士の象徴のようなイメージもあってフォーマル感は損なわれません。

Asteir オーダーメイド価格129000円
こちらはブラウンの大柄のジャケットなのですが、蝶ネクタイを結んで黒のパンツと合わせるだけで一気にフォーマル感でますよね。式が終わった後などは白のパンツなどと合わせれば普通に着用できるためコスパが魅力。
ということで、今回はホテルウェディング編でしたがいかがでしょうか?
最初に書いたとおり「上品、落ち着き、紳士的」この基軸を中心に、「カジュアル度」を自分なりに差し引きしてみてください。
フォーマルのルールをしっかりと理解した上で、TPOを踏まえた着こなしが出来れば「おお、あいつ見違えたようにカッコいいな・・・」と言われるはず!
是非意識してみてください。
<本日紹介したブランド>
THE GENTS
http://thegents.tokyo/
Asteir
http://asteir.tokyo/
J.CREW
https://www.jcrew.com/jp/
RALPH LAUREN
http://www.ralphlauren.co.jp/
TOM FORD
http://www.tomford.com/
BURBERRY
http://jp.burberry.com/
本記事は、2015年06月19日公開時点の情報です。情報の利用並びにその情報に基づく判断は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮したうえで行っていただくようお願いいたします。