"こんなとき"だからこそ

婚約指輪と重ね付けをイメージしていたので、婚約指輪と一緒に購入しました。

着け心地の滑らかさ、指なじみを重視しました。
彼が普段アクセサリーを着けないので、隣の指への当たりや着けたときの違和感の少ないものをという彼の意見を尊重しました。
センターにカッティングが入っており、女性用にはそこにメレダイヤが埋め込まれているデザインです。
ずっと着けているものなので、ひっかかりが気にならないところも気に入ってます。
着け心地の良さや機能性もあり、スタイリッシュで他の人とは被らないデザイン性も備わっていると思います！

招待状はゲストの皆様へ最初に出来るおもてなしだと思い、気合を入れていました。
なのでペーパーアイテムにはこだわりたく、早い段階からサンプルを取り寄せて準備を始めました。他の方と被らないようなオリジナリティも入れたかったので、ネットやインスタグラムを活用して、とにかくたくさん情報を集めました。

そこで巡り合ったのが、私の生まれ育った街にショールームがあるアトリエでした。
シンプルさの中にも横長の形やカリグラフィー、シンボルで特別さを。
どの世代にも読みやすく、温もりを感じられるように願いを込めました。

提携サロンが4ヶ所あったため、全て回るつもりで準備を始めました。
しかし、コロナウイルスの影響や人気のため予約の取りにくさもありお伺い出来ないところもありました。。。
試着希望のサロンがある場合はなるべく早く予約することをオススメします！

挙式と披露宴で雰囲気を変えられる2wayで着られるドレスを探していて、スリーブ着脱が出来るドレスを多く試着していました。
最初は自分に似合うデザインが分からず悩みましたが、店員さんの提案が参考になりとても助かりました。
自分の中で凝り固まってしまったイメージとは違うものを提案していただけて、「こんな感じもいいな」と気付くことが出来ました。
結果、提案していただいた着脱可能なドロップショルダータイプのドレスに決めました！

WDと一緒に準備を開始しました。
CDは「くすみカラー」と決めていたので、各サロンそんなに種類は多くなかったと思います。
選択肢が多くない分不安でしたが、ピンクフィオリーナのドレスを見た瞬間、このドレスが着たい！と即決でした。
装飾はありませんが、チュールのボリュームと色で地味になることもなかったと思います。可愛らしすぎるかな？と思いましたが、着てみると髪型や小物次第で抑えることが出来た気がします。
お気に入りのドレスが友人や親族も似合うと言ってもらえて、嬉しかったです！

衣装については洋装、和装（白無垢、色打掛）の3種類が着れ、撮影枚数が多くてデータがもらえる写真屋さんを探しました。

洋装は夜の東京タワー、和装は庭園でのロケーションにこだわりました。緊急事態宣言により都内庭園は休園していた影響や梅雨で延期もありましたが、無事撮影を終えることが出来ました。
撮影当日も雨が降ったり止んだりで、雨雲レーダーを見ながら撮影を進めてくださいました。8時間ほどの長丁場になり、カメラマンさんも汗だくになりながら撮っていただいて素敵な写真が撮れました！
そのとき撮った写真をムービー関係やウェルカムスペース等に使うことが出来たので大活躍でした。

ペーパーアイテムにこだわりたかったので、こちらも別注となりました。
席次表とメニュー表が一体になっているものを選び、前撮りした写真を使うデザインにしました。
見やすさも考え、文字の大きさや間も微調整しながら作り上げました。
コロナ禍の結婚式だったので、直前のキャンセルも考え、印刷が直前でも対応可能なところへお願いしました。

挙式ではWDに合わせて、白を基調としたラウンドブーケに。
白とグリーンのバラをメインに、鮮やかなグリーンの葉がアクセントになったフレッシュな印象のブーケです。
チャペルのシンプルさを邪魔しないような、定番の色・形を選びました。

お色直しではCDのくすみピンクに合わせて、カジュアルなイメージのクラッチブーケに。
長めのスモーキーなグリーンの葉をメインに、ピンクのアンティークローズをまとめてもらいました。ボリューム感もあり、動きに合わせて揺れるところがお気に入りでした！

私も彼もいちごが好きなので、いちごを使ったケーキをお願いしました。
上からいちごが流れるようなデザインし、動きを付けてもらいました。ケーキカットの際、庭の緑にいちごの赤が映えていて写真でもキレイでした！
大きなこだわりはなかったのですが、細かなところまでデザインの確認、提案をしていただきました。

秋の披露宴だったので、秋らしいオレンジや薄いイエローのお花を使いました。
シルバーグリーンの葉を多めに使いながら動きがあり、大人っぽい雰囲気になるようお願いしました。メインテーブルとゲストテーブルにはフローティングキャンドルを使用し、円柱のモルカグラスに浮かべました。
夕方の披露宴の雰囲気に合っていたし、暗転した場面でも幻想的でした。

特にピアスにこだわりたく、コツコツとSNSで情報収集していました。
披露宴時にチュールのドロップショルダータイプの袖を着用する予定だったので、それに合わせて柔らかさがあり、かつ大人っぽさが出るようなものを選びました。
ピアスを大ぶりなものにしたかったので、ヘッドドレスは正面から見えないものにしました。
お色直しでは秋らしさのあるカジュアルな印象にしたかったのでゴールドのイチョウをモチーフにしたものを選び、遊んでみました。

"こんなとき"だからこそ

コロナ禍の影響で、残念ながら遠方の友人や親戚が参列出来ないこともあり、最初は落ち込むこともありました。
しかし、家族や友人に「ドレス姿楽しみにしてるね」「準備頑張ってね」と言った言葉をたくさんかけていただき、前向きに楽しみながら準備に取り組むことが出来ました！
思い返してみれば、当日は緊張感もありましたが、本当に楽しくてあっという間の一日でした。

可能な限り装飾やペーパーアイテムなどを手作りし、感謝の気持ちを込めることでおもてなし出来ればと思いそこにこだわりました！
参列いただいた皆さんに「楽しかった！」「いい式だったね」と声をかけていただいて、幸せな時間となりました。
"こんなとき"だからこそ当たり前だと思っていたことがそうではないことに気付き、本当に素晴らしいことだと再確認するきっかけになりました。