大切な方々に囲まれた、クラシカルでラグジュアリーな結婚式

繊細なレースと、たっぷりのビジューが華やかで可愛らしく、一方でAラインのしゅっとしたラインが甘すぎることのない上品さを感じさせられて、GRANNMANIEのフローラというドレスに決定しました。
総シルクならではの軽やかさと、滑らかで流れるような裾もお気に入りのポイントです。決定するまで4回も試着させていただきましたが、着る度に好きになっていくドレスでした。
ドレスの長袖は脱ぎ着可能なので、挙式ではロングスリーブでノーブルな雰囲気を。
披露宴では長袖を脱いでカジュアルダウンし、2タイプで楽しみました。

余興では、雅叙園の演出プランから「祝い餅」をお願いしました。
一つのお餅を、パフォーマーの方や私たち夫婦、そして何名かのゲストでついていって、最後は丸く大きなお餅になりましたが、ゲストとの一体感を感じられて良かったです。
演出後に、デザートと一緒にあんこときなこをまぶしてお餅を提供しましたが、こちらもゲストから大変好評でした。

私たちの結婚式はチャペルでの挙式、和モダンンな会場、そしてお色直しでの和装と、和洋両方を含むため、折衷料理を選択しました。
雅叙園は中華が有名ですが、選んだコースにもフカヒレなどの中華料理も含まれていたので、お料理には特に自信を持って提供できました。
ゲストからも「美味しかった！」と言ってもらえて嬉しかったです。

古典的な赤とゴールドの色打掛にしましたが、半襟や掛下、懐剣や草履など小物類を色みやデザイン性のあるものにすることで柔らかみのある、モダンな雰囲気に仕上げていただきました。
特に掛下のデザインは珍しく、オーナーさんが職人さんに掛け合って仕立ててもらったようで、その繊細で美しい色合いが非常に気に入りこちらの色打掛に決定しました。

会場が華やかなので、装花は色を落ち着かせて白をメインに飾っていただきました。ゴールドの水引や、差し色に加えていただいた紅白ダリアは遠目からでも存在感があってよかったです。
会場は長テーブルと円卓を使用し、長テーブルではゴールドの帯の上に水中花と黒皿を。
4隅の円卓では高さのある花飾りとし、残りの円卓ではお盆の上にお花を載せていただきました。

リングピローは母が作ってくれました。
全て手縫いで、またレースや真珠なども母自らお店を回って揃えてくれたようです。
素敵なリングピローに仕上げてもらえて、母には感謝の気持ちでいっぱいです。

EmmyLondonのビーズ使いが美しいシューズにしました。

招待状は雅叙園オリジナルデザインの瑞穂柄にしました。
お花模様がゴールドで縁取られていて可愛らしいデザインです。
追加で、コロナ感染症対策に関する付箋も自作して一緒に送りました。

ブーケは挙式用、披露宴用、お色直し用の3つを準備しました。

①挙式時のブーケ
チャペル内の装飾と同じ白いバラとカラーの花で束ねていただき、クラシカルな雰囲気になりました。誓いの場で使用することから、準備したブーケの中で唯一の生花ブーケです。

②披露宴のブーケ
ローズや蘭の花、カーブのある白いカラーの花を使い、華やかで大人可愛いブーケを作成していただきました。和モダンな会場に合うように、ダリアの花も加えていただいています。

③お色直しのブーケ
赤とゴールドの色打掛に合わせて作成していただきました。
くすみ系のベージュに白い胡蝶蘭と赤い花でコントラストをつけて、それぞれのお花が際立つようなデザインにしていただきました。
こちらのブーケもやわらかなピンク色のダリアがポイントです。

挙式時は首元までレースとビジューがあるデザインだったので、ivory&coのヘッドドレスを着用しました。控えめにベールから見えるようにつけましたが、動くたびにキラキラと輝いていて、とても存在感があったみたいです。

披露宴時には、ヘアアクセサリーをジェニーパッカムのアカシアにして存在感を出し、イヤリングもビジューたっぷりのマリアエレーナにして挙式時と雰囲気をガラッと変えました。

お色直し用のヘアアクセサリーは、オーダーしたブーケと同じ方に依頼しました。
ダリアはブーケと同じ花です。

ウェルカムボードは前撮りで撮影した和室玄関での写真を使用しました。
受付の左手にウェルカムボードを、右手にはウェルカムスペースとし、そこにはウェルカムミラーも準備しました。

ウエディングケーキは高さのある、苺がたっぷりケーキにしたくてプランナーさんに相談して作っていただきました。
雅叙園では高さあるウエディングケーキは基本的に提供していないようですが、相談したところ60cmなら生ケーキで対応可能ということでしたので、60cmのオリジナルケーキでお願いしました。
ケーキトッパーは細身なゴールドのもので「Just Married」のメッセージです。

ゲストは幼児～高齢者と幅広い年齢だったので、どの年代にも美味しく食べてもらえるヨックモックのシガールにしました。
ウェディング用のオリジナルデザインにシガールが3本入っていて、満足感もあり、ゲストからも喜ばれました。

親族以外の皆様には、ジャンポールエヴァンの「キト」またはDEMELの「クライネクーヘン」を選びました。
「キト」はチョコレート好きな新婦が選び、「クライネクーヘン」は新郎が気に入り、ゲストの好みに合わせて贈り分けました。
親族にはホレンディッシェ・カカオシュトゥーベのバームクーヘンを選びました。

招待状と同じく、雅叙園オリジナルデザインの瑞穂柄(白)にしました。
会場の雰囲気にも合っているし、何より可愛いデザインなのでお気に入りです。

ヘアメイクはホテル提携のマリールイズさんにて、挙式、披露宴時、お色直しと3パターンでお願いしました。

①挙式時
メイクはしっかりカバーしつつも透明感のある雰囲気に仕上げていただきました。
ヘアは前髪を斜めに流すスタイルにし、高すぎない位置で纏め髪にしてもらいベールをつけてもらいました。

②披露宴時
ふんわり感を出しつつ、しっかりボリュームが出るようにポニーテールにしてもらいました。メイクはポイントメイクでゴールドを加えていただき、華やかな雰囲気にしてもらいました。

③お色直し
ヘア飾りのダリアがポイントとなるように低めのシニヨンで、編み込みを加えて纏め髪にしてもらいました。色打掛が古典柄なので、ヘア飾りでは水引や和玉を組み合わせて、モダンな雰囲気も感じられるスタイルになりました。
メイクはグロスの色を少しマットにし、色打掛に映えるよう変えていただきました。


メイクはしっかりカバーしつつも透明感のある雰囲気に仕上げていただきました。
ヘアは前髪を斜めに流すスタイルにし、高すぎない位置で纏め髪にしてもらいベールをつけてもらいました

このような状況下だったので、受付でゲストに手渡してもらえるようにコロナ対策グッズを準備をしました。
中身は
・個別包装されたマスク
・マスクケース
・アルコールジェル
・ウェットシート
の4点と、簡単に記載した説明書を同封しています。

説明書は雅叙園の和の雰囲気に寄せて結びきりのイラストとレンコン柄(縁起ものの象徴と考えました)にしました。
マスクケースはゲストも積極的に使っていたようで、高砂からその様子が見えて嬉しかったです。

大切な方々に囲まれた、クラシカルでラグジュアリーな結婚式

私たちの結婚式は「ゲストと一緒に笑ったり、楽しんだり、一体感のある結婚式」がテーマです。
これまで私たちを支えてくださった方に感謝の気持ちを伝えることを第一に、ゲストにも楽しんでもらいたいと、その思いで準備を進めてきました。

ただ、このような状況下で開催して良いのか、何度も夫婦で話し合い、悩み、安心してもらえるような工夫を模索することが多く、思っていた準備期間とは大きく異なる時間でした。精神的にも辛い日々でしたが、そんな中でも支えてくれたのは友人や家族、そしてプランナーさんでした。

結婚式を通して感じたのは、周囲への感謝の気持ちです。
きっと結婚式を挙げなかったら気づくことはなかったかもしれないくらいに、私たちは多くの方々に励まされ、そして支えてもらえているのだと実感しました。
私たちが無事に当日を迎えることが出来たのは、開催の後押しをしてくれたゲストの皆さまのお陰です。
準備期間を通じて感じたこの気持ちを、本番ではしっかり伝えようと改めて感じました。

当日はあっという間で、気づいたら挙式が終わりお色直しになり、そして送賓とジェットコースターのように時間が過ぎていきました。
そんなあっという間な時間の中でも、大切なゲストとの思いが溢れた濃密な時間を過ごすことが出来て、本当に幸せでした。

ゲストの皆様も、「余興ではびっくりしたよ！」「感動しちゃった」「楽しかったよ」と声をかけてくださり、結婚式を挙げて良かったとしみじみ実感しました。


まだまだ不安定な世の中で、結婚式を挙げることを悩まれる花嫁さんも多くいらっしゃるかと思いますが、当日は想像以上に楽しくて幸せな時間になるはずです。
笑顔溢れる結婚式となりますように、心から応援しています。