挙げてよかった。開放感溢れるリゾートウェディング

ウェディングドレスはマーメイドがいいな、くらいのイメージしかしていませんでしたが、Galia Lahavのドレスを試着した瞬間これだ！と心に決めました。
たくさんの素敵なドレスを試着した中でも、華やかさ、デザインの美しさ、高揚感が桁違いでした。
高砂がソファだったので、座った時に足元にも華やかさが出るよう、チュールデザインのodettoに決定。
背中が大胆に開いたデザインも、リゾート感溢れる会場にピッタリでした。

イメージしていたナチュラルなドレスがなかなか見つからず、カラードレス迷子になっていた時に運良く出会えたのが、VERA WANGのHarperでした。
絶妙なくすみカラーとすっきりしたデザイン、そして何より、他の花嫁様とかぶらなそうという特別感が決め手でした。
テーブルラウンドの代わりにゲストのみなさんとテラスで写真を撮る際も、コンパクトなデザインで動きやすくて良かったです。

結婚式のテーマ「パイナップル」は、この何気なく選んだ招待状をきっかけに決まりました。
コロナの影響で3月から7月に延期した結果2回も出す事になった、色々な意味で思い入れのある招待状です。

お互いブランドのこだわりがなかったので、思いきって世界に一つのハンドメイドに。
鎌倉にあるCRAFYに伺い、リングの形だけ自分達で削って、デザインはお店で掘って頂きました。
制作中のムービーも作ってくださり、とても良い思い出になりました。

前撮り写真をペーパーアイテムに使用する予定でいたので、会場の雰囲気に合わせて葉山御用邸の近くの海で撮影をしました。
最初こそ緊張したものの、友人にカメラマンをお願いした事もあり、極寒の2月である事を忘れるくらい楽しくリラックスして撮影に挑むことができました。
当日撮影した動画は、オープニングムービーにも使用しました。

結婚式のテーマでもある「パイナップル」をモチーフにオーダーしました。自分らしさも表現できたし、味も美味しかったとゲストからも好評でした。

ウェルカムスペースは、結婚式のテーマである「パイナップル」のモチーフで埋め尽くし、会場との統一感を出しました。
高砂はスポット的にたくさん写真に残ると思い、なるべくインパクトを出したかったので、マクラメタペストリーをオーダー。カジュアル感も出て良かったです。
ソファのサイドには、前撮りで使用したドライフラワーのブーケを置かせてもらう事に。手作りのブーケだったので、挙式でも写真に残せて嬉しかったです。

高砂は、どうしても使いたかったパンパスグラスをメインに、グリーンとオレンジを加えてリゾート感を出しました。
ゲストテーブルは、あえてアレカヤシなど南国モチーフのグリーンだけに。
パイナップルをメインにして、会場テーマに統一感を持たせました。前日に生のパイナップルを持ち込んだので、会場に甘い香りが広がりました。

お料理の美味しさも、この会場を選んだ決め手の一つです。
出汁にこだわって作られていて、式場見学の際に頂いたしらすのお茶漬けが本当に美味しかったので、メニューに入れて頂きました。
当日はほとんど食べられなかったので、また記念日にでも2人で食べに伺いたいなと思います。

ヘアメイクは、my dresserのmikaさんにお願いしました。
小物合わせから一緒に考えてくださり、優柔不断なわたしをスムーズに、素敵な花嫁へと導いて下さいました。
どうしてもお願いしたかった、ふわふわの「みかポニー」は声を大にしてリクエストさせて頂き、あとはほとんどお任せで。
髪、伸ばし続けて良かったです。
メイクは、会場に差し込む自然光を活かした、ナチュラルな艶肌メイクに仕上げて頂きました。
まさにみかさんマジック。大満足です！

コロナの影響で直前まで参加ゲストの変動があった為、可能な限り期限を延ばしてオーダーしました。
ここでも、しつこいくらいにパイナップルデザインです。

挙式の4日前に、友人の紹介で伺いました。クリアホワイトベースに、カラードレスに合わせたグリーンを足して、海の見える会場に合わせてシェルも入れてもらいました。当日晴れますように、と念も込めてもらった、お気に入りのネイルです。

数少ないDIYのひとつ。
式場で用意してくれるリングピローがイメージと違ったので、リゾートをイメージして作りました。
昔、姉からもらって部屋の奥にしまい込んでいた貝殻たちが良い仕事をしてくれました。

挙げてよかった。開放感溢れるリゾートウェディング

前日までの雨予報がウソのような晴天。大好きな家族、友人に囲まれ、無事に結婚式を行う事ができました。

チャペルは通常、披露宴会場ごとに決まっているので室内の予定でしたが、ソーシャルディスタンスや換気を考え「晴れならガーデンで！」とお願いしました。風があったので、ガーデンチャペルではロングヴェールがなびいて少し扱いが大変でしたが、それもまた良い思い出です。

挙式後はブーケトスの代わりに、ゲスト全員参加のカプセルトスを行いました。当たりにはディズニーチケットなどの景品引換券を、ハズレにはパインアメを入れて、後ろ向きでゲストに向かってランダムに投げました。意外と遠くに飛ばすのが難しく、練習しておけば良かったです〜。

披露宴でのファーストバイト。ずっと憧れだったので終始楽しかったのですが、後々見返したら大口開けてる写真しかなかったので、一口サイズをパクッと可愛く食べれば良かったなと大後悔。

お色直しの入場はテラスから。中の声が聞こえないしみんなの反応が不安でしたが、盛り上がってくれて一安心。このあと、テーブルラウンドの代わりにテラスでのグループフォトを楽しみました。みんなとゆっくり話せたのはこの時間くらいで、自分の結婚式は友達の結婚式に参加した時以上にあっという間だなと痛感。

とにかく感動した、一生忘れられない友人スピーチ。お互いの結婚式でスピーチし合おうね、という昔からの約束をやっとわたしも果たすことができて、本当に嬉しかったです。

最後は両親への感謝を込めて、思い出を詰め込んだムービー上映と手紙の朗読を行いました。両親はもちろん、家族みんなに感動したよと言ってもらえて、やってよかったなと思いました。

コロナの影響で3月から7月に延期し、人数や演出など様々な制限を強いられ悔しい思いもたくさんしましたが、その中でも最大限わたしたちの希望を叶えて動いて下さった式場スタッフの皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。

結婚式のカタチもこれからどんどん変化、進化を遂げて行く事と思いますが、全ての花嫁様が「やって良かった」と思える結婚式を挙げられるよう心から願います。