オーストラリアで夢のローカルウェディング

オーストラリアでのウェディング。
周りにそういった経験をしたことがあるカップルがいなかったので、何から手をつけていいのかわからず、、、
とりあえず航空券とホテルと会場だけ抑えて下さい！プランナーの指示のもと、1番最初にこの3つを済ませました。

現地でのミーティングは出来ませんでした。そのため、プランナーとはlineやメール、電話でやり取りをしました。
「boho/rustic」がテーマのオリジナルウェディングで、日本では出来ない挙式を挙げたいという願いがあったので、プランナーの方と画像を送り合い、お互いのイメージを一致させることが重要でした。

プランナーには送迎車や音楽演出など細かくアドバイスをしてもらい、二人三脚で進めていきました。

ウェディングドレスは1番思い入れのあるエピソード。
結婚式で着るならこういうドレス！と何年も前からsnsで写真をスクラップしていました。
実際に式を挙げることになり、自分の理想のドレスを探したのですが、日本国内では近しい物さえ見つからず、、
プランナーに相談をしたら、式を挙げるゴールドコーストにとても素敵なウェディングドレスを作るブランドがあると紹介してくれました。

サイズを計りオーダーメイドで仕上げてもらうのですが、本来は8ヶ月ほど期間を要すると言われました。ですが、プランナーがお店と交渉して下さり、実際は約４ヵ月ほどで完成！式に間に合うように日本へ発送して頂くことができました。

試着はもちろん出来ませんが、お店の担当の方や工場の方と直接やり取りをさせてもらい、写真を送ってもらったり、サイズや合わせる小物、用意する物のアドバイスをしてもらいました。

到着したのはオーストラリアに発つ2週間ほど前。ドキドキしながら初めて袖を通したら私のサイズにピッタリで、涙が出るほど嬉しかったです！

ブーケにもこだわりがあり、ロケーションやドレスに合わせて色味や大きさを考えてオーダーしました。
また日本からブライズメイドとして友人が参加してくれたので、ブライズメイド用のミニブーケも合わせて用意してもらいました。

私は絶対に生花のブーケを持ちたかったのですが、お花は季節によって、準備出来ないものがあります。現地で調達出来る種類で、自分のイメージした物を作ってもらえるようお願いをしたものの、やはり実際に見るまでは期待と不安が少し入り混じった気持ち、、

プランナーが式当日にお部屋に持ってきてくれ、実際に見た時には理想通りの物が出来上がっていて感動で言葉が出ませんでした。

オーストラリアは、生花を国外へ持ち出すことが出来ません。それを思うと本当にこの式のためだけに作られたもの、という特別感がますます感じられ、オーストラリア滞在中はお部屋にずっと飾っていました。

オーストラリアで夢のローカルウェディング

挙式の2日前に両家共々ゴールドコーストへ到着しました。何ヶ月も前から準備をしてきたものの、ほとんどが’ぶっつけ本番。
とにかく日本では出来ないローカルウェディングをしたかったこともあり、プランナーとメイクさん以外は全員オーストラリアの方。

式当日、彼は先に両親と会場へ行き、私はブライズメイドと介添えの方と後から式場へ向かいました。
介添えの方に「緊張している？」と聞かれ、誓いの言葉が言えなかったらどうしよう、、と伝えると、「そんなの気にしなくて大丈夫！ここはオーストラリアなんだから、自由に自分達らしく、楽しむことが1番大切よ！」という言葉をもらい、とにかく楽しもう！という気持ちになりました。

「自由に自分達らしく」この言葉がとても印象に残っています。退場では音楽に合わせて踊ったり、ビーチフォト中は彼もブライズメイドも私も全員ドレスのまま海に飛び込みました！

後でスタッフの方から「オーストラリアではドレスが綺麗なまま式を終えるのは、1日を楽しめなかったと言われているの。あなたのドレスはこんなにも色んなものが付いていて、本当に楽しかったのがわかるわ！」と言ってもらえたのがとても嬉しかったです。

プランナーやブライズメイドをしてくれた友人、そして家族のサポートがあって叶った私の夢のウェディング。
一生忘れられない思い出になりました。