ENEKO Tokyoで挙げるモダンなファミリー婚　Urban×Casual WEDDING

最初からWD2着で検討していました。当初は変化をつけるためAライン→お色直しでスレンダーライン、で候補を絞っていましたが、最終的には2着ともスレンダーラインのものを選びました。

1着目は、Sophie et voilaのドレス。シンプルで潔いデザインが挙式のクリーンなイメージにぴったりでした。挙式でのドレスは直前までとても悩みましたが、式を終えてみるとこのドレス以外考えられないくらい式場の雰囲気にもマッチしていました。トレーンの長さがあるので、シンプルながらも花嫁らしさはしっかり出せます。

2着目はhalfpenny londonのドレス。全体に大柄のレースが施されていて華やかな印象です。大胆に開いたバックデザインとくるみボタンが可愛いです。ローウエストで固くなりすぎず、適度にカジュアルさをプラスできる点も気に入っています。

両方ともシルエットは似ていますが、素材感やディティールの違いで印象が変わるものを選びました。

招待状は自分で一からデザインしました。極力シンプルで潔いデザインを目指して、ピンタレストで好みのイメージを固めながら作成しました。

トレーシングペーパーで質感を変えたり、紙を選ぶのもとても楽しかったです。リクエストカードの紙はドットのエンボス加工がされているもので一目惚れで即決しました。

こだわりポイントとしては、アンティークのボタンで作ったシーリングスタンプです。ボルドーの色味もアクセントになっていて、理想通りの仕上がりです！

本状の裏面には、オリジナルで作ったロゴをon。その他のペーパーアイテムでも使って、さりげない統一感を意識しました。

新郎衣装は、目黒のライフスタイルオーダーで。タキシードよりもカジュアルな、でも特別なオーダースーツをお願いしました。

スーツの形から始まり、丈、ボタンの位置、ボタンの種類、裏地ととにかく細かいところまで好みのスタイルでオーダーできます。選ぶのも楽しくて、仕上がりが楽しみでわくわく感が増します♡

元々秋婚を予定していたため、新郎がオーダーしたのはネイビーのツイード素材のもの。私たちの目指した肩肘はらないウェディングにぴったりのスーツです。

ヘアメイクは外注して、RUKKAの若江さんにお願いしました。王道な花嫁ヘアより、自分らしさがあるヘアでイメージを探しました。

挙式は、シニヨンをベースにシンプルなスタイルで。シニヨンのまとめ方やウェーブの付け方まで細かくリハで確認してもらえました。あまり後毛を出さず、きちんと感も残るようにしました。ドレスを引き立たせるためにヘッドアクセはなしです。ピアスは、untamed petalsのgwen。

披露宴入場では、シニヨン部分にパールを挿してイメージチェンジ。パールは2種類の大きさを用意してランダムにざくざくとつけてもらいました。ピアスもripsalisのものにチェンジしました。

お色直しは、フィッシュボーンを取り入れた編み下ろしヘアにしました。ripmonの蝶々ピンを髪全体に付けて、これまでのクラッシーさとは違いキュートでポップな感じをイメージしました。ヘアは全体を編み込まなかったことで抜け感が出てて気に入ってます！ピアスはripsalisのバロックオイスターパールにチェンジ。個性的でとても可愛いです。♡

プロフィールブック、メニュー表も自分でデザインしました。

プロフィールブックの表紙は、招待状と同じロゴマークをメインにしました。前撮りの写真等を表紙に持ってくることも考えましたが、テーブルコーディネートとして装花を引き立たせたかったのでシンプルに文字のみとしました。中は、2人と子どもの紹介やQ&Aなどを載せました。

メニュー表は紙の厚さにこだわり、安っぽくならないように気をつけました。また、コースメニューとドリンクメニューを裏表にしたのもポイントです。

席札はウッドブロック。クスノキのいい香りがして癒されます。

ブーケは広尾のfiore soffittaさんにお願いしました。

挙式のイメージは white×green。フローリストさんからの提案で、使ったのはチューリップとすずらん。可憐さとかっこよさのバランスが絶妙で、挙式ならではのクラシカルさがあって大好きなブーケです。

披露宴では挙式と打って変わって、春が到来したような華やかさをイメージしていました。特にカラーの指定はせず、お任せにしました。濃淡のある色使いや遊びのあるシルエットで個性が出せるブーケです。

装花もブーケと同じくfiore soffittaさんにお願いしました。

特にテーマカラーは設けず、挙式とのメリハリをつけるために春らしい色合いを表現していただきました！濃淡をつけて、可愛らしくなりすぎず、好みドンピシャすぎる装花です♡こちらからお願いしたのは真鍮のフラワーベースを使いたいことと、季節のお花を使いたいこと。他はフローリストさんのセンスが間違いなかったので、全てお任せしました。

ゲストテーブルの装花も、メイン装花の雰囲気に合わせてテーブルごとに変化をつけながら束ねてもらいました。

存在感のある木蓮と、挿し色の深い色のチューリップ、春らしいフェミニンなポピー、見れば見るほど素敵な装花です。

エネコではケーキも専属のパティシエさんとしっかり打合せをして決めていきます♡

ケーキのデザインはかなり悩みました。ゴテゴテしすぎるのも嫌だったので、ナチュラルなグラデーションを施したデザインでお願いしました。

当初はイチジクを使う予定でしたが、季節が変わってしまったのでメインをピスタチオに変更。グリーン〜ホワイトのグラデーションはピスタチオのクリームです。トップにはセミドライのオレンジと殻付きピスタチオで、カジュアルさを演出しました。

ケーキの中身は、新郎が好きなチーズクリームをベースに使ってほんのりチーズケーキのような味わいにしました。外側のクリームでも使ったピスタチオを中にもトッピングしました。一部トッピングは苺のみの部分も作り、お子様ゲストも抵抗なく食べてもらえるように工夫しました。見た目が可愛いのはもちろん、味もとってもおいしかったです。

ケーキの演出として、バルーンバーストを行いました。なかなかない演出なので、インパクト抜群！私たちは余興をお願いしなかったので、ケーキでの演出で盛り上がれたのでよかったです。ゴールドのコンフェッティがキラキラ舞って華やかで可愛いです。

シューズはレペットのカミーユにしました。私は身長があるので3cmヒールで探していたのでぴったりでした。式後にも使える程よいカジュアルさがあって決めました。

新郎はスコッチグレイン、娘はpeep zoomで用意しました。

ウェルカムスペースには、ゲストとの思い出の写真をランダムに貼りました。真ん中には、前撮りの写真を飾りました。ウェルカムパーティーの際にゲストが写真を見ながら時間を過ごしてくれていました。

サイドには、挙式で使う結婚証明書や娘が生まれた時の足形などを置きました。バーカウンターには、インスタントカメラとその案内を。式場が装飾なしでもすっきりとまとまっているため、ウェルカムスペースの装飾は少なくしました。

挙式後、中庭へエスコートカードならぬエスコートクリップを用意しました。エスコートカードは色々考えましたが、引出物バッグにちゃちゃっとつけれるものがよくてこの形に落ち着きました。(二次会等で荷物がごちゃ混ぜになるから判断しやすいように！)

土台は新郎DIYです。引っ掛けてるお花は台風延期した時にフローリストさんから頂いたもの。ずっとおうちに飾ってて、すごく長持ちして綺麗な状態だったし思い入れもあったので装飾で引っ掛けました♡

クリップにはニックネームや呼び名で、紙の方に一応フルネームを記載。クリップの裏にテーブルナンバー。傍に、A3サイズの席次表を額縁に入れてイスに立て掛けておきました。

本番ネイルは式の5日前くらいに施術を受けましたが、デザイン自体はドレスが決まったあたりから考え始めていました。

普段からニュアンスネイルや個性派ネイルをよくしていたので本番ネイルもTHEウェディングネイルではないものにしようと考えていましたが、装花やドレスとのバランスを考えてシンプルなワンカラーにしました。

ホワイトピンクのワンカラーにオーロラを上から薄くかけています。爪の先端はクリアフレンチにして、シンプルながらも自分らしさのあるネイルにしました。

入口にはウェルカムポスターを。ボードよりも広告っぽさがあって気に入ってます。

デザインは前撮り写真とオリジナルロゴを使い、一から自分で作りました。延期前のものを訂正せず使ったから、日付そのままだし秋感ある配色になってますが、これはこれでありかなと思っています。

大きさはA1サイズなので割と大きめです！エネコのこの壁にかけるのが、ここに決めた時からの理想だったので大満足です。

麻素材で出来たラフランスのオブジェをリングピローがわりに使いました。

娘にリングガールをやってもらったので、リングが落ちないように固定できるもの、娘が持ちやすいもの、娘が運んできたときに可愛いもの、を基準に探していました。

式の1週間前ほどにビビッと来て購入しましたが、娘も抵抗なく持ってくれ上手に運んでくれました。

完全に後づけですが、梨の花言葉は「愛情」みたいです。

ENEKO Tokyoで挙げるモダンなファミリー婚　Urban×Casual WEDDING

私たちは当日を迎えるまでにたくさんの経験をしました。元々は2019年10月に予定していた結婚式を台風の影響で2020年3月に延期。延期した3月もコロナが流行し、直前まで開催を悩みに悩んで決行に至りました。

そんな中やっとの思いで迎えた当日は、本当に大好きな人が集まってくれて感謝と嬉しい気持ちと全てが爆発しました。♡みんなに支えられてここまでこれたことを改めて実感しました。

準備期間は旦那さんとぶつかることもあったけど、これもまた夫婦として進む一歩だったと今となっては感じます。


今も先が見えない状況が続き、不安な思いをされている方が多いと思います。延期や中止の決断をされた方はなおさらです。私も台風延期、コロナの流行と結婚式を迎えるまでに何かと阻まれながらも当日を迎えました。

ひとつ言えることは、お二人が諦めなければ必ずその日はくるということです。♡

結婚式って最高だなと思います。