音楽いっぱいの明るいホテルウェディング

刺繍が趣味なので、後で家に飾れるように布でウェルカムボードを作ることにしました。少しずつ仕事終わりに10分だけでも縫い進め、完成に至りました。最後は結局ギリギリでしたが…。
もう一つ絵の得意な後輩に似顔絵のウェルカムボードもお願いし、飾りましたが、今回は写真の掲載を控えますので自分の作品のみです。

入籍から結婚式まで丸一年と時間があったので、前撮りはしたいという思いがありました。年賀状に使えるような写真を撮りたい、また、結婚式では洋装にするつもりだったので、前撮りは和装に決めました。白無垢と色打掛両方を着られるセットにしたので、和装も洋装も叶えられてよかったです。
ロケーションは京都らしい雰囲気が出るように古い街並みが綺麗な場所にしました。観光地は人が多いことが予想され、追加料金もあったので、寺社仏閣は避けました。
持ち込みは3点までOKだったので、ぬいぐるみや手作りのロゼットガーランドを持っていきました。

高いネイルサロンに行くのは気が引けたので、ドレスに合う色を自分で考え、ネイルチップで作りました。道具は全て100均で揃えました。ネイルチップの形をやすりで整え、少しずつ乾かしながら作っていきました。

まず、新郎とムービーの使い所について話し合いました。
詳しく生い立ちを語るようなプロフィールムービーは二人としては少し恥ずかしさもあるということで、ゲストの気持ちを高めるようなオープニングムービーを作りたいということになりました。
どうせならオリジナリティのあるものにしたいと思い、写真をコマ撮り撮影しながらストップモーションアニメのようにして3分ほどの動画にしました。今までの写真をたくさんL判印刷し、少しずつ動かしながら撮影しました。夫に撮影を手伝ってもらいながら、何日かに一度少しずつ撮影を重ねました。編集は無料ソフトで行なったので、必要なものを100均で揃える以外は費用がかかりませんでした。大変でしたが、出来上がった映像には満足しています。

自分たちが音楽をしていることもあり、当日は音楽関係の友人がほとんどでした。そのため、結婚式のテーマは音楽を中心としていました。音楽好きの友人のために、テーブルナンバーを作曲者になぞらえ、エスコートカードにはその作曲者の代表作の楽譜を載せました。ゲストの友人たちにも「○○の曲だったよね！」「気づいたよ！」と声をかけてもらえました。
カードはPhotoshop Elementsで作成しました。

ペーパーアイテムは初めから会場ではなく自分で作ろうと思っていました。予算を抑えるためにネットなどで探した結果、結婚準備サイトで注文することにしました。プロフィールやメニュー表がつけられる席次表にしたため、コスパもよく発注できました。
写真は前撮りのものを使いました。

音楽いっぱいの明るいホテルウェディング

当日は、今までの準備や打ち合わせをもとにスタッフやプランナーの皆さんが細やかに動いてくださいました。おかげで新郎新婦は当日もゆったりとした気持ちで、友人や親族との時間を楽しむことが出来ました。
会場のスタッフの方々が動きやすいように、準備や打ち合わせの段階で気づいたことや疑問に思ったことは話し合っておくと、当日スムーズだと感じます。
当日はとにかくゲストや親族の方々に楽しんで頂けるように、そして今までの感謝が伝えられるようにコンセプトを決め、準備に取り組んできました。また、そこに"音楽"というテーマを重ねることで、自分たちらしい結婚式になったと感じています。私たちは音楽という明確なテーマがあったので、それに合わせた装飾やプチギフト、ペーパーアイテムなど、少しずつ情報収集をしてきました。時間をかけて少しずつでもイメージを固め、取り組んでいくことが大事だと思います。可愛いと思う写真や体験例をすぐにブックマークしたりして、あとで見返せるようにしていました。
当日は音楽に溢れた、明るく笑顔の式にできたと思います。音楽が好きな友人たちに喜んでもらえとても嬉しかったです。とにかく明るい雰囲気で、みんなで笑い合える時間になり、とても素敵なひと時になりました。