歴史ある洋館を舞台にゲストと共に作る映画のような風景

夫の故郷である北海道で撮影しました。北海道ならではの真っ白な雪の中で撮影したかったので、2月の極寒の中で撮りました。撮影場所はモエレ沼公園です。

こだわりが強く中々「コレ！」というものが見つけられず、14店舗ものドレスショップに足を運びました…
途中でヴィンテージドレスの魅力にはまり、会場が文化財という事もありヴィンテージドレスに絞って探し、2着のデザインの全く異なるウェディングドレスに決めました。

『映画祭』をテーマにした式だったので、オリジナルの映画祭ロゴを作り映画祭の招待状のイメージで作成しました。ロゴと映画チケット風のゲストカードは友人のデザイナーに作って貰い、それ以外は自分で作成しました。
本状はクラシック感を出したくて自分で活版印刷を行いました。また、前撮りの写真をフィルム風に印刷して一緒に入れました。封筒はトレーシングペーパーを重ねて、ピンクの糸でミシン縫いしてステッチを入れました。

親族はネーム刺しゅう入りハンカチ、友人は一人一人に合わせたDVDを選び、選んだ理由入りのメッセージを書いたオリジナルパッケージを付けて席札にしました。全員に映画を選ぶのは大変でしたが、自分にとってどういった存在か思い返す機会にもなり、当日とても喜んでくれたのでやって良かった演出です。

歴史ある洋館を舞台にゲストと共に作る映画のような風景

当日の天気はとても気持ちのいい秋晴れで、庭では小鳥のさえずりが聞こえる絵に描いたような結婚式日和でした。
青い空の下に作られた『不思議の国のアリス』に出てくるお花畑をイメージした挙式スペースが想像の何倍も可愛くて、感動しました。
『映画祭』をテーマにした式でしたが、当日私が見た景色は素敵な会場の中でみんなが笑顔に包まれて、本当に映画の1シーンを見ているかのような幸せな光景でした。