海外風アイテムでこだわりの旧居留地ウエディング

結婚指輪に関しては、どんな服装にでも合うようにシンプルなものをと考え、カルティエの一番シンプルなものを選びました。

10月末に出産し、最初のフィッティングが12月でした。
ジェニーパッカムのドレスが気になっていたのですが、レンタルではなく購入のドレスであり、オーダーに時間がかかるため、最初のフィッティング時点でもう間に合わないと言われました。
それを聞いてショックを受け、しっかり下調べをしておけばよかったと後悔しました。
その他にはヴェラウォンのドレスに憧れがあったため、ピンときたデザインのものを試着させていただきました。
式場見学時、ヴェラウォン80万円からと聞いていたのですが、たまたま試着したものは45万円と比較的リーズナブルで、これだったらレンタルのものとそれほど大差ないかな？と思いました。
また、元々バストにボリュームがあることを気にしていたのですが、試着した中で一番胸元が気にならない点も気に入り、こちらに決定しました。

挙式・披露宴時はクラシカルな雰囲気にしたくて、真っ黒なタキシードにしました。
シューズはオペラパンプスが良かったので、ボウタイのものをチョイス。
お色直しの際は、ジャケットを脱ぎ、中のシャツとソックスをベージュに変更、アルバートサーストンのサスペンダーとジュープバイジョッキーの蝶ネクタイを着け、アクセントにしました。

ウェルカムスペースは、ドライフラワーが大好きなので、ふんだんに使いました。あとは、前撮りの際の写真をパネルにして飾りました。
テーブルナンバーは手作りしました。アクリル板に文字を書き、裏からペンキを塗りました。
受付スペースはシンプルにし、受付サインは自分でパソコンで印刷したものを写真立てに入れて置きました。

招待状は式場のもので気にいるものがなく、持ち込み可ということだったので外注しました。
あまりもらったことのないような海外風の招待状にしたく、こちらにしました。
くすみブルーの封筒がお気に入りです。

ブーケとブートニアは最初式場でお願いしようとしたのですが、1つ5万円前後と高くつくことがわかり、持ち込み可ということだったので、普段よく行くお花屋さんでお願いすることにしました。
カラーブーケには最初、くすんだピンクのスモークツリーやアンスリウム、シンビジウムなどを入れていただくつもりでしたが、季節的に手に入らないということで、代わりにピンクのプロテアを入れていただきました。

挙式時のヘッドドレスとイヤリングはトリートドレッシングにてレンタルしました。
オルガブランカのイヤーカフを付けたかったのですが、挙式時には向かなかったので、披露宴の際に着けることにしました。
お色直しの際は、ドレスのビジューと合わせて、ジェニファーベアのスターイヤリングをチョイスしました。

シューズはオープントゥでネイルをチラ見せしようと思っていました。
オリエンタルホテルの契約時の特典として、ジミーチュウかプラダかミュウミュウで好きなブライダルシューズを1足プレゼントというものがあったので、そちらを利用し、ジミーチュウで好みのオープントゥのシューズを選びました。

スモークツリーが大好きなので絶対入れたかったのですが、時期的に出始めの頃なのでぎりぎり入手できるかという所でした。ですが、なんとか入手して下さり、メインの装花として高砂に飾っていただきました。
あとは、全体的にくすんだ感じにしたかったので、緑々しい感じにならないよう、ユーカリなどを使っていただくようお願いしました。

ウエディングドレスを決める際、下調べせずに即決してしまい、少し後悔していたので、カラードレスは慎重にいきました。
最初の思いとしては、リームアクラのブルーグレーのドレスが前々から可愛いと思っていたので、絶対に着たいと思っていたのですが、試着時点でレンタルの上限回数に達しているため無理だと言われました。
そこでそれ以外に着たいと思ったカラードレスが全くなかったため、お色直しもウエディングでという気持ちになりました。
1回目の試着では何点か着たのですが、全てしっくり来ず。アムサーラのドレスが唯一気に入ったのですが、胸元が浅かったのが自分的に気になってしまったので、決定はせず、2回目の試着をお願いしました。
2回目の試着では、ロングスリーブが気になっていたので、そのことを試着前に担当の方に伝えていました。それまで提携のトリートドレッシングにはロングスリーブの取り扱いが少なかったのですが、たまたま新作が入ったのでと持ってきて下さったものが可愛く、そちらにすることにしました。
ですが、後々考えるとスレンダーではなくAラインの少しボリュームがあるタイプのもので、1着目とシルエットが少し似るのが気にかかっていました。
そこで、もう一度試着の日を設けてもらいました。
その際も他のドレスを着てみるもののしっくり来ず。その日は担当とは別のスタッフさんだったのですが、悩んでいる私に「最初に試着されたアムサーラのドレスがお似合いかと思うのですが、もう一度着てみられませんか」と言って下さいました。
デザインは気に入っているが胸元が浅い所が気になると言ったところ、お直しである程度は上目に着られることがわかり、不安が解消され、こちらに決定することにしました。

金箔を使ったケーキにしたく、オリジナルでイメージを持ち込んで頼みました。

ウェルカムボードはこだわりがあったため、自分で作りました。
流行りのアクリル板を用い、ドライフラワーを集めるのが趣味だったため、自分で揃えたドライフラワーを中に詰め込みました。

席札は安く抑えたかったため、DIYしました。
二つ折りのカードにパソコンでゲストの名前を印字し、金箔をラフに貼り付けました。

席次表とメニュー表については、持ち込み可だったので、プロフィールと併せてプロフィールブックにしました。
プロフィールブックは外注し、前撮りの写真を使ってこのような色味・デザインでとお願いしました。

前撮りは、当日着用のドレス1点、和装一点にしました。
和装は自分で選ぶことができず、お見立てでしたが、オール白のもの、花柄などと好みを伝えることはできました。
オリエンタルホテル周辺の旧居留地で撮影がしたいと伝えた所、大丸周辺は難しいとのことでしたが、有名なTOOTH TOOTHの建物やバーニーズニューヨークなどの前なら可能とのことで、お願いしました。
ブーケはカラフルな原色を使ったものを作ってもらい、持ち込みましたが、和装のヘッドパーツ(胡蝶蘭)はホテル提携のフラワーショップにお願いをしました。

ムービーはエンドロール以外、手作りしました。できるだけ費用を抑えるため手作りにしたのですが、ムービー作り自体初めてで、子どもの世話をしながらだったので、かなり大変でした。
オープニングムービーとプロフィールムービーを作成したのですが、プロフィールムービーに思ったより時間がかかり、途中オープニングムービーを諦めかけたのですが、何とかぎりぎりで仕上げることができました。

ヘアスタイルに関しては、挙式・披露宴時は低めのシニヨンと決めていたのですが、お色直し時の髪型をローポニーにするか、ダウンスタイルにするかで悩んでいました。
それをヘアメイクリハーサルの際に担当のヘアメイクさんに伝えた所、当日の衣装や私の好み等を踏まえた上で、「ダウンスタイルが絶対良いと思います！」とアドバイスをくださり、ロングに伸ばしていた髪を鎖骨くらいまで切る覚悟ができました。
結果、ダウンスタイルにして良かったです。
鎖骨くらいの髪でも十分アップにでき、披露宴時までロングだと思い込んでいた友人達が、お色直しの際に「切ったの？！」と口を揃えて驚いてくれたのも楽しかったです。
メイクに関しては、ツヤ感重視で少し濃いめのメイクにしてもらいました。マツエクは本数は多くていいので細めの方がギャル感が出ないと聞いていたので、0.12mmのものを160本、目頭から目尻にかけて9、10、11mmと長くなるようにつけてもらいました。

ネイルはブライダルっぽくというよりかは普段使いもできるデザインで、ニュアンスネイルをお願いしました。
色はブーケの色とリンクさせ、くすみピンクにしました。

プチギフトはダニエルのカヌレにしました。
オリジナルのコーヒー等も検討していたのですが、神戸らしいものをと考えた時に、こちらにすることにしました。
味が美味しいのはもちろん、小さくて食べやすく、安いのに1つずつラッピングもしていただける点も決め手でした。

リングピローはアゲートのものを使いたく、最初はアゲート作家の方にカリグラフィー入りの物を注文しようと考えていたのですが、人気で間に合いませんでした。
そこで、アゲートのコースターを自分で手に入れ、油性ペンで名前等を書いてDIYしました。

当日の前撮りに関しては、契約時の特典でついていました。
式前だったため、あまり時間がなかったものの、式後にお色直しの衣装で満足がいくまで撮ってもらえたため良かったです。

海外風アイテムでこだわりの旧居留地ウエディング

当日に関しては、挙式のリハーサルが直前にあるのみで、どう動いていいか不安でいっぱいでしたが、アテンドのスタッフの方やヘアメイクさん達が全て誘導して上手くいってサポートして下さったお陰で途中から緊張がほぐれ、リラックスすることができました。
色んなものを手作りしたり、衣装や装飾等、全てにこだわっていたのですが、友人達がそのこだわりに気付いてくれて評価してくれたのが嬉しかったです。
また、結婚式でしか経験できないようなシーンも多く、思い出に残りました。
新郎は普段照れ屋でプロポーズもあいまいだったのですが、当日はサプライズで公開プロポーズをしてくれて感動しました。
私も普段照れ屋なので、花嫁の手紙を読むのが嫌だったのですが、今まで泣き顔を見たことのなかった父の泣き顔や、両親や親族が本当に喜んでくれているのを見て、結果的に読んで良かったなと思いました。