大好きな人たちに「感謝の気持ち」を伝えるこだわりいっぱいの結婚式

私は結婚前エステティシャンをやっていたため基本的にフェイシャルはセルフエステを定期的に行なっていました。
毛穴の吸引やクレイパック、酸素パック、リンパマッサージ、生コラーゲン、鎮静と保湿のパックなどのコースをだいたい月に1〜2回ずつ行い、月に1回はピーリングを行なっていました。
前撮りと式前日もお風呂にゆっくり浸かった後自分と夫に施術してから睡眠をとりました。
またシェービングサロンで一度背中のケアを行いましたが、合わなかったため夫に協力してもらい背中のケア(スクラブ、クレイパック、保湿パック等)も前撮りと式前日に行いました。
さらにエステではありませんが、美容整骨に5回ほど通い小顔矯正と姿勢矯正を行い、歯は1度オフィスホワイトニングをし3、4ヶ月ほどホームホワイトニングを行いました。
またセルフではHACCIのドリンクを飲んだり、サロン専売品のスキンケアを使用したり、ヘアケアをしたり、半身浴をしたり、運動やストレッチをしたり、マッサージをしたり、食事制限をしたり無理のない範囲でケアを行いました。

会場のいたるところに置いたアイテムはほとんど手作りしました。
1番大物のエスコートカードボードや、ウェルカムサイン、フォトブースタペストリー、フォトプロップス、高砂タペストリー、テーブルナンバー、受付サイン、ラブストーリー、タイムラインなど細部まで会場全体をトータルコーディネートすることにこだわりました。
スタッフの方々にも、もともと飾られているものを移動していただいたり片付けていただいたりかなりご協力いただきました。

ムービーはオープニングムービーとプロフィールムービーを夫に作ってもらいました。
交際期間中から撮りためていたムービーや入籍してからセルフ前撮りした際のムービー、幼少期からの今までのたくさんの写真を使用しパソコンで動画編集ソフトを使い自作してくれました。

引き出物の選ぶ基準はもらって困らないもの、喜ばれるものでした。
そのためメインギフトはカタログギフトにし、その中でも食べ物系が多く万人受けしやすいDEAN&DELUCAのものを選びました。
また近場の方やご年配の方へはブックタイプ、若い方や遠方の方はカードタイプで贈りわけをしました。
引き菓子はコンパクトかつ美味しいものを基準に選び、友人へは試食して美味しかったチーズのオイル漬けを、他の方へはGODIVAのクッキーアソートを、同世帯の方へはキハチのバウムクーヘンを贈りました。
そして引き出物袋は引き出物トートバックを作りました。
男女問わず持てるようにシンプルなデザインにし、また不要な方も破棄しやすいように厚すぎない生地のコットンバッグを選びました。

ドレス試着は式の1年程前から6回に渡り行いました。
私はウェディングドレスとカクテルドレスと和装で合わせて60着以上の試着を行いました。
ウェディングドレスの決め手はVネックの胸元にスカート部分がベージュとホワイトのチュールのニュアンスカラーになっていて、人と被らずインポートらしいデザインな点が良かったからです。

タキシードと紋付袴は合わせて約15着ほど試着しました。
もともとドレスショップさんに新郎衣装は新婦衣装に比べて多くなかったので、小物選びを大切にありったけのベストや蝶ネクタイ、和装小物を出していただき選びました。
ウェディングドレスの際にはグレーのタキシードでシックにきめ、カクテルドレスの際にはジャケットを脱ぎデニムシャツにネイビーのストライプのベストでカジュアルな雰囲気にし、披露宴最後の和装では紺色の男らしい印象になるよう変化をつけました。

アクセサリー類は理想通りのものを身につけたかったためほとんど手作りしました。

◎ウェデングドレス
手作りのゴールドフラワーと小枝のヘッドドレスとコットンパールのピアスをつけました。
◎カクテルドレス
手作りのゴールドとシルバー系でまとめたプリザーブドフラワーとドライフラワーのヘッドアクセサリーとシャンパンゴールドのビーズとチェコガラスで作ったビーズタッセルイヤリング、母にもらったティファニーの一粒ダイヤのネックレスをつけました。
◎色打掛
祖母からもらったハギレで作った和玉のヘッドアクセサリーと、母のリクエストでもある生花のヘッドアクセサリー(赤のダリアと白・黄・黄緑のピンポンマム)をつけました。

招待状は細部までデザインにこだわり何度も修正をかけ完成しました。
ゲストが封筒を開いた時に少しでも楽しみな気持ちになってくれるようオリジナルのデザインをスタッフの方々と一緒に作ることができとてもよかったです。

ファーストバイトとそれぞれの兄姉へのサンクスバイトのスプーンも用意しました。
新郎へのファーストバイトスプーンは120cmのビッグスプーンをし顔面ケーキをしてもらいました。
兄姉へのサンクスバイトでは小さい頃から仲良く遊んでいたことからスコップを用意。
安全のためシリコン製のスコップをおもちゃ屋さんで購入しました。

普段のファッションにも合うようなデザインが良くSIENAのKANAERUシリーズで好みのデザインを選びました。
2人ともマットな仕上がりのもので、夫はプラチナで私は肌馴染みの良いゴールドにダイヤのセッティングされたものにしました。

マライカのガラスケースにホワイトとライトグリーンの紫陽花のプリザーブドフラワーとパンパスグラスのドライフラワーを敷き詰めコットンパールをリング置きに配置しました。

フェザー&コンフェッティシャワーとシャワーコーンも用意しました。
ダイソーのフェザーにゴールドのマニキュアを塗り、乾かして天日干しをし、お気に入りの香水で香り付けをし、最後にゴールドのコンフェッティと混ぜ、作っておいたシャワーコーンに入れました。
マニキュアの塗り方によって重さが変わりさまざなスピードで落ちていくので綺麗でした。

プチギフトは南阿蘇にある料理研究舎リンネさんのサブレハーバリウムにしました。プチギフトを選ぶ基準はおしゃれでコンパクトで美味しくてオーガニックで式を行う熊本のものであることで、いろいろ探していたら理想的なものを見つけました。
素材にこだわって丁寧に作られたサブレはほんのり塩っけが効いている素朴なお味でとっても気に入りました。
またサブレもパッケージも可愛くてゲストからも好評でした。

ウェルカムボードは夫と2人で手作りしました。
ホームセンターで板を購入し、グレーの塗料で塗り、紐を通す穴を開け、パソコンで作ったデザインをカーボン紙でたどり、白いペンで文字を書き、手作りの前撮りブーケを紐で固定しています。
市販のものより大きめのサイズで作ったため存在感もあり、お気に入りの前撮りブーケを飾ることができたので手作りして良かったです。

披露宴でのお色直し後の衣装が和装だったため、鏡開きを行いました。
鏡開きの樽の中身はチョコレートで、樽と共にテーブルラウンドをしながら各テーブルに幸せのおすそ分けをしました。
空の4斗樽でも定価で購入するとかなり高額になるためメルカリで購入しましたが、とても綺麗で存在感があり、大きいものを選んで良かったなと思いました。

装花打ち合わせの前に事前に自分のイメージ通りのイラストとイメージと近い写真と使っていただきたい花材をまとめた資料を作成し打ち合わせの際に持参しました。
そこでお話しをつめ、プロテアをメインにユーカリやグレビリア、シルバーブルニア、フェザーグラスなどを使った大きすぎず片手で持てるサイズのラスティックなブーケと、それに合わせたユーカリメインの可愛すぎないシンプルなブートニアをお願いしました。
また花材はそのままドライにでき式後もお家で飾れるものをお願いしました。
当日要望通りのブーケとブートニアが用意され、式後は玄関に飾っています。

シューズはbella belleのflorenceを選びました。
繊細なビジューワークに一目惚れし、横から見た形もとても美しかったためこちらに決定的。
また足首もクロスリボンでおしゃれに固定されるため歩きやすく階段もスムーズに降りることができました！

ヘアメイクはこだわりが強かったため、ヘアメイクリハーサルの前に担当のヘアメイクさんにドレスショップまでご足労いただき実際の衣装を着用し要望やイメージを共有するため打ち合わせをしていただきました。
その際、使用するアクセサリー類、ヘアメイクのイラスト、イメージ写真、メイクの要望書などの資料を作成し持参しました。
その後ヘアメイクリハーサルで綿密な調整を行い、前撮りでのヘアメイクでさらに微調整を行い、本番に臨みました。
要望通り全体的にふわっとしているけれど崩れないヘアセット、少し濃いめの写真映えするメイクに仕上げていただき嬉しかったです。

装花打ち合わせは2回行いました。
初回の前に装花イメージのイラストと写真、花材などを記載した資料を作成し持参しました。
全体的ラスティックな雰囲気に仕上げていただき、また遠方ゲストでも持ち帰りやすいようにドライフラワーやドライフラワーになりやすいお花にしていただきました。
メインバックにはタペストリーを囲うように大きなツリーを用意していただき室内でもガーデンウェディングのような雰囲気が楽しめるような装飾になっています。
花材はパンパスグラスやフェザーグラス、ドリアンドラ、ピンクッション、プロテア、シルバーブルニア、ユーカリの実、ハゼの実、ユーカリなどです。

席次表は自分たちでデザインしたものをスタッフの方々に形にしていただきました。
くるくる席次表で一輪のお花が正面に来るようにしていただき、内側のデザインもかなりこだわりました。

試食の前に一度料理長とメニュー内容について打ち合わせを行いました。
そこで料理の希望をお伝えし、試食の際に各メニュー3種類ご用意いただきバランスを見て選んでいきました。
料理長が熱心に私たちのメニューを考えてくださり、どのお料理もとても美味しく安心してゲストにお出しすることができました。

ウェディングケーキは事前にイラストに描いて要望をお伝えしていて、スムーズに決まりました。
また式場のステキなケーキトッパーもお借りでき理想通りのものになりました。

両親への記念品贈呈はミルラシュエットさんの子育て感謝状付きフラワーボックスにしました。
夫の実家には猫がいて花束が飾りづらいことや私の両親は遠方まで持って帰らないといけないことを考慮し、フラワーボックスに決めました。

席札はジィール風で、席札兼ご挨拶兼メッセージ兼食事メニュー兼ドリンクメニューにしました。
細かなデザインもかなりこだわりこちらもデザインしたものをスタッフの方に形にしていただきました。

BGMは主にみんなが知っている洋楽でまとめました。
当初は新郎新婦が出逢ったきっかけになったアーティストの曲でいっぱいにしようと思っていましたが、全ゲストが耳でも楽しめるようプロフィールムービーとエンドロールムービーだけ新郎新婦が好きなアーティストの曲にしそれ以外はゲスト優先で選びました。

衣装は本番でも着るウェディングドレスとタキシードで式場で撮影しました。
事前に前撮りお願い書をお渡ししていて撮っていただきたいショットをたくさん撮っていただきました。

誰でも参加OKの先着15名のブーケプルズを行いました。
ブーケは3つのミニブーケをドライフラワーで作り、それぞれにスタバカードを忍ばせておいたプレゼントブーケ。
コンパクトに仕上げてゲストが持って帰りやすいように心がけました。

式の1ヶ月前頃にゲストの方の妊娠の報告があったためマタニティロゼットを作りました。

姉がネイリストなのでずっと前から前撮りと結婚式でのネイルをお願いしていました。
結婚式でのネイルはどの衣装にも合うようにクリア系のヌーディカラーでニュアンスネイルにしてもらいました。
肌馴染みの良いカラーとホワイトカラーで仕上げた大理石ネイルやゴールドとシルバーのニュアンスデザイン、主張しすぎないクリア系の天然石をポイントに置いたデザインなどどの爪もとてもお気に入りです。

ゲストの方へのおもてなしを大切にしていたためアメニティも用意しました。
男性用と女性用のお手洗いに、ウコンの力や汗拭きシート、ヘアスプレー、ストッキング、ばんそうこう、サニタリーなどを設置し、式数日前に天気予報が雨予報に変わったため入り口付近にタオルのアメニティを追加しました。
さらにロビーと受付と親族待合室にはお菓子を用意し待ち時間に退屈しないよう心がけました。

大好きな人たちに「感謝の気持ち」を伝えるこだわりいっぱいの結婚式

当日は大好きな人たちが勢揃いで感謝してもしきれない幸せな気持ちでいっぱいになりました。
準備期間は長くとても大変でしたが、わざわざお越しいただくゲストの皆さまに喜んでいただけるよう、最大限のおもてなしを心がけ一生懸命準備をしてきて、ゲストの方々の笑顔をたくさん見ることができて本当によかったです。