We carve time〜時を刻む〜

まず、私はファーストミートすると決めていたので、ドレス試着は全て母と行きました。
初めての試着はクチュールナオコさんでした。思ったよりもブライダルインナーが着やすくて良かったです。当日はクチュールナオコさんの試着でも使われているTHE Dのブライダルインナーを付けました。

まずは「ウェディングドレスを着ている自分」に気持ちが高まりました。ついにドレスを着られたことに感動でした。
元々プリンセスラインかAラインのドレスが着たかったので、その2つのラインを中心にたくさん試着をしました。
やはり実際に試着をしてみるのとただ見ているのとでは違いがあるので、たくさん試着をして良かったです。
試着をしていくなかで、ある程度自分の希望や似合うかどうかが分かってきました。
また、ドレスの試着をすることで現実を直視できたので「花嫁ダイエット」にも気合いが入りました。
結果として結婚が決まってから当日までのあいだに15kg痩せることが出来ました♫

いくつかの式場提携店で試着をした後、ずっと憧れていたVERAWANG brideに伺いました。ブラックを基調とした落ち着いた店内でした。

事前にインスタグラムで色んな方の画像を見て、試着したいドレスに目星をつけて行きました。
当日はリーゼル、ヘイリー、オクタヴィアを試着しました。担当フィッターさんの気持ちの良い接客とドレスへの丁寧な扱いに感動しました。また、VERAWANGのドレスはどれも軽くて、繊細な生地でとても着心地が良かったです。

母は試着する前ヘイリーを気に入っていたのですが、実際に試着した際はリーゼルを気に入ってくれました。実はわたしは元々リーゼルが一番可愛い！と思っていたので、母も気に入ってくれて嬉しかったです。
毎回母にドレス姿の撮影を頼んでいたのですが、「リーゼルを着ているときの表情が一番輝いていた」と言われました。

リーゼルを試着したときに感じた「このドレスをずっと着ていたい」「脱ぎたくない」と思う感覚は今でも忘れられません。
私にとってリーゼルはまさに「運命のドレス」でした！

VERAWANGのドレスはローウエストなものが多いですが、その点リーゼルはローウエストすぎず、背の低いわたしでも着こなすことが出来ました。

圧倒的なボリュームによる花嫁としての主張、印象的なトレーンや上半身の刺繍はまさに「他に無い」ドレスでした。
上半身にデザインがあることで、高砂に座った時など、上半身しか写らないお写真でもバッチリ個性を出してくれました。
実際にはケーキ入刀なども腰から上しか写りませんし、結婚式を終えてみても「上半身にデザイン性のあるドレスにして良かった」と思います！

ほぼ即決のようなものであまり迷った点はあまりありませんが、強いて言うならお値段が高かったことです。また、VERAWANGのドレスはレンタルがないので買い取るしかありません。
ただ、わたしは一生に一度の舞台で大好きなドレスを着られて本当に良かったと思います。好きなドレスを着させてくれた夫に感謝しています！
あとは、インポートのドレスなので高身長の方に合わせて作られており、低身長(152cm)のわたしが着こなせるかどうかが心配でした。結果として、ヒール高が足りないため履きたかったウェディングシューズは諦めることになりましたが、15cmヒールを履くことでドレスを着こなすことが出来ました。

ドレス選びをしている時間が一番プレ花嫁であることを自覚でき、憧れが叶う素敵な時間でした。
結婚式が一生に一度なら、ドレス試着をできる期間も今だけです。
後悔しないドレス選びができるように、たくさん試着してみてください！

VERAWANGのドレスを価格で迷われている方は、トランクショーやサンプルセールの時期での購入を検討してみてください♫

カラードレスはウェディングドレスの試着と並行して行いました。
ブルー、ピンク、レッド、オレンジ、柄物などたくさんの色と形のものを試着しました。
中でもTHE HANYのレインボードレスは印象に残っています。

ウェディングドレスが決まった後のほうが、より自分がカラードレスに求めていることが明確になりました。

①きちんとお色直し感が出ること
最初はホワイト→ホワイトのお色直しも意外性があり可愛いと思ったのですが、そもそもお色直しという演出の意味が「相手の色に染まる」ということを知り、結婚式においてちゃんとした意味のあることだと知りました。なのでホワイトはやめて、カラーのドレスを探すことにしました。
また、ウェディングドレスがプリンセスラインでボリュームがあるため、二着目はエンパイア、スレンダー、マーメイドなどのボリュームを抑えたドレスがいいなと思いました。

②明るいカラー
流行のグレーや、個人的に好きな深緑など、お洒落なカラーも大変素敵でした。
ただ試着についてきていた母が「花嫁らしく華やかなカラーが良い」と言うのを聞いて、親世代は流行のくすみカラーより華やかな色合いが良いのだな、と思いました。
また、わたしの肌色だとブルーやネイビーなどの寒色系よりレッドやピンクなどの暖色系のほうが顔色がよく見え、色白に見えることが分かりました。
花嫁として血色よく、華やかに見えるように暖色系に絞ることにしました。
また試着の際に薄いカラーだとお写真にすると色が飛んでしまうということもわかったので、薄すぎる色は選ばないようにしました。

上記の視点で試着をしている時期に、実家の倉庫から母が結婚式の際に着たカラードレスを発見しました。

ちょうど、濃すぎず薄すぎないピンク色で、スレンダーラインのドレスでした。
当時、祖母がフランスから取り寄せた上質な生地で作ったドレスでした。

母が着た意味のあるドレスを発見し、純粋に「このドレスが着たい」と思いました。
袖の形や首まわりなどが年代を感じるデザインだったので、少しデザインを変えるお直しをして着ることにしました。

袖がバルーンのようにボリュームがありふわっとしていたのを、シュッと腕に沿うように直しました。
また、腰についていたフリルを外し、トレーンとして裾に付けました。
首まわりは丸首で詰まっていたので、ボックスタイプにして大胆に開けました。後ろはV字に切って広げました。

友人からは「ネイビー、グリーン、レッドなどの濃くてパキッとした色」または「ラベンダーカラー」と予想されていたので、ピンクのドレスを着るのは勇気が必要でした。

当日は「まさかピンクだとは思わなかったけど、よく似合ってる！」「ピンクだけど、アンティークな雰囲気で可愛すぎず、よく似合ってる！やられた！」などの反応をもらいました♫

また、とても意外だったのが、夫の会社上司、夫の地元友人など、わたしが初めてお会いした男性ゲストからも「そのピンクのドレス、とても素敵で似合ってます」「本当に綺麗です」と言ってもらえたことです。やはり男性は、女性たるものピンク！というような気持ちがあるのでしょうか？(笑)とにかく、たくさんの方に褒めていただけてとっても嬉しい気持ちになりました。

わたしとしても、どこか懐かしいデザイン、それでいて華やかな雰囲気を持つこのドレスをとても気に入っています。

小さな会場なので動きやすく、着ているのも楽だったので、ボリュームのあるウェディングドレスから、シュッとしたラインのカラードレスにお色直しするのはおススメです！

【挙式・披露宴前半】
ドレスはVERAWANGのLieselです。
ヘッドドレスはティアラにしました。
リーゼルは海外のドレスなので、ティアラも日本的なものではなく海外のデザインのものが良いと思いました。
こだわりはアンティークな輝きと、高さです。高すぎず低すぎず、「THE 花嫁」感が出るものが理想でした。
色々と探し、インスタでついに理想のものを発見したんです。
asyalapteva.brideさんというロシアのハンドメイド作家さんのものです。
etsyという海外のサイトで購入しました。
購入にはpaypalに登録する必要があり、なかなか大変でしたがなんとか注文できました。
ヘアメイクリハーサルのときも本番も、担当ヘアメイクさんから「今まで見た中で一番かわいいティアラ！」と褒めてもらいました！
プロに褒められるのはとても嬉しかったです。

ピアスは祖母から借りました。
大きなパールは本物で、ダイヤ部分も本物ならではの落ち着いた輝きがティアラとの相性ピッタリでした。

ブレスレットはジェニーパッカムのアニセットというシリーズのもので、インスタで交流していた卒花嫁様からレンタルしました。ゴージャスで手元を華やかにしてくれたした！

挙式で着用したベールはフリマサイトで購入しました。
VERAWANGの三段ベールに似せて作ったというイミテーションベールでした。
ロングベールだからこそ撮れたお写真がたくさんあって、良かったです。
バルーンベールならではのふわっと包み込むようなシルエットが本当に可愛くて、今でも見るたびにキュンとします！顔まわりに大きなシルエットができるので、小顔効果もあると思います！

VERAWANGの担当フィッターさんから、ネックレスは無しのスタイリングをお勧めされたためネックレスは付けておりません。

【披露宴後半】
ネックレスとピアスはセットで、宝石店を営む叔母から借りました。
大ぶりでキラキラのキュービックジルコニアが華やかでした。

ネックレスとピアスが派手なので、ヘアアクセサリーは木馬リボンのみにして引き算しました。
あえて端も切らずに、「鏡台にあったリボンをそのままささっと結んできた」ような裏テーマを自分の中で設定しました♫
木馬リボンは深いバイオレットカラーで、ベロア素材にすることで秋冬の季節感を出しました。
ちなみに新郎の蝶ネクタイもベロア素材にし、お揃いにしました！

【二次会】
二次会でもリーゼルを着ました。
友人のみのラフな会なので、いつもの自分らしく、また挙式披露宴よりもラフで華やかにしようと決めました。

ヘッドドレスはブレスレットとお揃いで、ジェニーパッカムのアニセットです。
おでこに少し被るように付けました。本当に華やかで素敵なヘッドドレスでした！

ピアスはorgablancさんのニコラです。
こちらはプレ花嫁になってすぐに知り、タッセルイヤリングの虜になりました♫
絶対にどこかでつけたいと思っていたので念願叶って良かったです！
ちなみにニコラは普段着(シンプルな服装)にも相性ばっちりなので、結婚式後も愛用しています！

リーゼルには、タキシードに合わせてブラックの木馬リボンを巻きました！

ウェディングドレスに合わせたブーケ・ブートニアは持ち込みしました。
わたしの会場は「生花以外」であれば持ち込み可能でした。

ウェディングドレスをVERAWANGのlieselに決定してから、どんなブーケが合うかSNSでたくさん検索しているなかで一目惚れしたのがhanaknotさんの「aoi」というブーケです💐

hanaknotさんの作るブーケには、そのブーケに似合う女の子の名前が付いているんです。そんな感性もとても素敵だと思いました。

わたしが持ったaoiはアーティフィシャルやドライフラワーがふんだんに使われていて、大きなビッグブーケなのにとても軽いんです。サムシングブルーが入っているところもとてもお気に入りです。
また、生花ではないので半永久的に形として残しておける点も良かったです。
当日はすごく心地のいいお花の香りで癒されました。

リーゼルのボリューム感と個性的なデザインに負けないくらいの、素敵で印象的なブーケに出会うことができました。
ドレス、アクセサリーがとてもゴージャスで王道アイテムだったので、あえてざっくりとしたトレンドのブーケを持つことで良いバランスになりました！

当日は女性ゲストから「そのブーケ本当に素敵！」と言ってもらえました！


【オーダーについて】
一度作家さんに問い合わせて、挙式日から逆算したオーダーの時期を教えていただき、夏頃注文しました。
3ヶ月前には注文したほうが良さそうです。

わたしたちの結婚指輪はハリーウィンストン 上海で購入しました。

紆余曲折を綴ります！

結婚式当日から付け始めたかったので、入籍日にも前撮りにも間に合わせるつもりはありませんでした。
あくまで結婚式に間に合えばOK！というスタンスで準備を進めました。

とはいえ結婚式の半年前くらいからちょくちょく試着に行くようにしました。

試着しに伺ったショップは、
婚約指輪と同じCHANELや、定番のカルティエ、憧れのハリーウィンストン、あとはヴァンクリフです。

婚約指輪がCHANELのカメリアシリーズなので、第一候補はカメリアシリーズでした。そのほかのシリーズもとても可愛くて、さすがCHANEL！と思いました♫
しかし夫の指が普通よりも太く、カメリアシリーズなどの細めの指輪が似合いませんでした。また、夫が「結婚指輪は違うブランドにしたいな」と言ったので希望に沿うことにしました。
婚約指輪はわたしが好きなものをもらって大満足だったけど、結婚指輪は夫も一生身につけるものなので、出来るだけ夫も心から気に入ったものにしてほしかったんです。

カルティエはいつ行っても店内が混雑していて、実はゆっくり試着できませんでした。カルティエだったらラブリングが良いなと思っていたんですが、営業職の夫には少し派手すぎると言われました。
また、夫が既婚の会社同僚にどこの結婚指輪を買ったのか参考までに聞いてみたところ、カルティエ、ティファニーで9割占めていた！とのことで、人と被るのがあまり好きではない夫は嫌だったようです。

そんな夫が納得したのがハリーウィンストンでした。婚約指輪としてはテッパンだけど、なかなか結婚指輪がハリーウィンストンって聞かないし、ここで買いたいと言ったんです。
やっと夫が気にいるお店を見つけられてホッとしたのもつかの間。
日本のハリーウィンストンにはダイヤ付きの指輪しかありませんでした。どんなにシンプルでも一粒石が付いています。営業職の夫は、石なしの指輪をご所望でした。

そこで色々調べてみると海外のハリーウィンストンにはダイヤ無しの結婚指輪のラインナップがあることが分かりました。
取り扱いがあるなかで一番日本から近い上海店で購入することに決めました。

上海店にネットで来店予約をすると、上海店のスタッフから英語でメールが届きました。
欲しい指輪とサイズ、刻印したい文字などのやり取りをして、やり取りから2週間後くらいにようやく注文できました。
Google翻訳を頼りましたが、まったく問題なくコミュニケーションできました！

海外のハリーウィンストンにあるダイヤ無しの結婚指輪は2種類あり、プレーンとミルグレインというミル打ちのデザインのものです。
ヴァンクリフでミル打ちのデザインを試着した際、夫にとてもよく似合っていたし、夫も少しデザイン性が欲しいとのことだったのでミルグレインを注文することにしました。
2種類とも2mmか4mmの太さを選ぶことができ、夫は4mmを選びました！

私は日本のハリーにも取り扱いのあるワンロウパヴェバンドリングにしました。
ハリーで買う以上ダイヤ付きのものが良い！と思ったことと、日本の店舗で試着した際、その女性らしい曲線に惹かれたからです。
ハーフエタニティデザインで華やかさもバッチリです。また、曲線になっていることによって真ん中にくぼみがあり、そこに婚約指輪がぴったりハマりました。
違うブランドなのにセッティングがぴったりだったことが決め手でした。

夫は仕事の休みがとれず、母と上海まで旅行がてら受け取りに行きました。
海外での高価な買い物は緊張しましたが、結果的に旅も楽しく、無事に購入できたので良かったです。
母と行った上海のディズニーランドもとても良い思い出になりました♫
そこで買った花嫁のイヤーハットはハリーのリングボックスと共にウェルカムスペースに飾りました！


【予算について】
当初は2つで60万円程の予算を設定していました。
ただハリーウィンストンを選んだこと、また海外で購入することになったので予算度外視の買い物になってしまいました。
でも、一生の買い物ですし、後悔しない買い物ができたので良かったです。

ワンロウパヴェバンドリング
→約59万円
ミルグレイン4mm
→約27万円
+海外旅行費用


⚠️ちなみに、ハリーウィンストンはUSサイズ表記です
⚠️日本で取り扱いのないデザインは、日本の店舗でリサイズできない可能性があります

ウェディングシューズは、憧れのジミーチュウやルブタンへ試着しに行きました。

ジミーチュウでは、もうほんっっとうに可愛いシューズを見つけて、その場で購入してしまうか迷ったほどです。

ただしVERAWANGのLieselを着ることになり、憧れのブランドを諦めることになりました。

というのも、VERAWANGのドレスは身長170cm以上で綺麗に見えるように作られています。

わたしは152cmの低身長なので、リーゼルを綺麗に着こなすために少しでも高いヒールを履かなければならなくなりました。

ジミーチュウにもルブタンにも12cmまでしか無く、15cmヒールを求めていたわたしは泣く泣く憧れのブランドを諦めました。

なかなか15cmヒールを見つけるのは難しく、最終的にbuymaで見つけた韓国のショップのシューズに決めて購入しました。

試着できなかったため、0.5cm大きいものを購入しました。当日は浮腫むかもしれないことを考えても、ちょっと大きめを買ってよかったです！

かなりギラギラしたデザインですが、ドレスからはチラッとしか見えないので主張しすぎくらいで良かったかもしれません。

リーゼルとも、カラードレスとも相性抜群でした！

友人からは「靴も可愛かったね！宝石みたいな靴だった！」と言ってもらえました♫

15cmヒールを履きこなすのは実際かなり大変で、挙式の時など1カ所に立ちっぱなしの姿勢では足の裏が痛くなりました。動いているときのほうが楽でした！

また、せっかく用意したシューズステッカーも、ヒールが高すぎてよく見えませんでした…。


それでもどうしてもただの真っ白な靴は嫌だったので、このシューズに出会えてよかったです！

送料込みで15,000円くらいでした♫


ちなみに100均で購入した透明でぷにぷにのつま先クッションが大活躍でした！

席札はお手紙にしました！

よく席札の裏にメッセージが書かれていますが、もっときちんと想いを伝えたいと思ったんです。

結婚式の最中、新郎新婦は様々なイベントでとても忙しいと聞きました。
本番は気持ちにも時間にも余裕がなく、ゲスト一人一人とゆっくり話す時間は取れないかもしれない。
だけど、せっかく足を運んでくれたゲストにはこちらの感謝をたくさん伝えたい。

そう考え、席札をお手紙にすることにしました。お手紙にビッシリとこちらの想いを書かせてもらいました。

夫のほうが招待ゲストが多かったので、全て書き終わるまでに1ヶ月ほどかかっていました。それだけきちんと一人一人との思い出を辿りながら、真剣に書きました。

本番ではゲストから「一生の宝物にする」など嬉しい言葉をたくさん頂きました！

このお手紙を用意したことによって「お心づくめの、たくさんの気遣いがある、素敵な式だった」というような感想を頂けたんだと思っています。

たくさんのゲストの中の一人、ではなく、一人一人が大切なゲストであることを伝えられた重要なアイテムでした。

【購入場所】
ITOYA ginza店

【制作ポイント】
招待状の筆耕の裏技と同じように、ゲストの名前を好きな字体で打ち出し印刷し、裏からライトで照らしてなぞりました。
友人ゲストへはmr.◯◯、と敬称をつけ、会社上司へは漢字で◯◯様にしました。

【制作費用】
1人160円程度(便箋1枚+封筒1通)×人数

We carve time〜時を刻む〜

わたしたちの1日はファーストミートから始まりました。
当日、一番緊張し、感動した瞬間でした。
わたしがサプライズで用意したオープンウェンレターズで泣いてくれた夫が、ドレス姿を見て更に泣いてくれました。
完全なファーストミートをするためにドレス試着は全て母と行っていたので、やっとドレス姿を見せられて感慨深い想いでした。

挙式では愛犬がリングドッグとして登場してくれました♫愛犬が参加できるという条件で式場を探していたので、無事に愛犬が大役を果たせた時はホッとしました。

その後のフラワーシャワーでは改めてゲストの顔をよく見ることができ、またたくさんの「おめでとう」の言葉をもらって胸が熱くなりました。
ブーケトスの後にはゴムパッチンプルズを行い、男性ゲストにもしっかり楽しんで頂きました！

披露宴は終始和気あいあいと程よくラフな雰囲気で進行していきました。
ファーストバイトではゲストが大きな声で「あーん」のかけ声をしてくれたこと、たくさんのカメラを向けてくれたことがとても嬉しかったです！こだわったケーキトッパーに気づいて、「かわいい」と言ってくれたゲストもいました。

フォトタイムはゲストと一番距離が近い瞬間で、花嫁ダイエットに勤しんでいたわたしに「すごく痩せたね」「ドレスかわいいね」など嬉しい言葉をたくさんかけてもらいました。親しい友人の顔を見られて安心しました。

新婦中座は大学の友人2人を指名しました。司会の方が友人のことを丁寧に、かつ盛り上げながら紹介してくださいました！
1人の友人が名前を呼んでからずっと号泣で、「わたしも結婚式したくなった」と言ってくれて、婚約中の彼とつい最近入籍しました。今は結婚式の相談に乗っています。わたしの結婚式に参加して、結婚式を良いものだと思ってくれたこと、更に今結婚式の相談相手に選んでくれたことがとても嬉しく、わたしにとっても良い思い出になりました！

カラードレスも内緒にしていたので、お支度部屋にて簡単にセカンドミートしました。もともと袖ありドレスに否定的な夫でしたが、実際には「とても似合ってる」と言ってもらえたのでよかったです！

披露宴の終盤、これから花嫁の手紙という場面で新郎サプライズがありました。
お手紙を呼んでくれて、手作りのアルバムをもらいました。夫らしいユーモアたっぷりの可愛いお手紙で、とても嬉しかったです。

最後にT&Gイチオシの撮って出しムービーを流しました。曲はMISIAの幸せをフォーエバーです。新婦サプライズのオープンウェンレターズから一言
「◯◯(新郎)へ
私を花嫁にしてくれてありがとう
誰よりも、愛してます」
を切り取ってムービーに乗せてくれていました。ゲストから「あそこで泣いた！」と感想をもらいましたし、書いたわたしもビックリでした。ウワサ以上に素敵なムービーを作って頂いて感動しました。


準備期間は、テーマである「We carve time」を意識して、これから2人が、大切なゲストと共に新たな時を刻んでいけるよう、門出の日として相応しい式になるように準備を進めました。
テーマを決めると方向性が一貫するので、準備がやりやすかったです。
例えばわたし達は、テーブルナンバーを時刻にし、実際に小さな時計を置きました。ゲストハウスならではのオリジナルウェディングを完成させるためにたくさんアイディアを絞りました。
また、ウェルカムスピーチ・新郎謝辞でもテーマについて触れたり、オープニングムービーの曲をコブクロさんの「時の足音」にするなど、随所に「時」のキーワードを散りばめました。
両親への記念品も手作りの時計にしました。

もう一つ、各カテゴリーのゲストそれぞれスポットライトが当たるように配慮しました。
例えば、夫はゴムパッチンプルズで地元友人、高校友人、大学友人、会社同期、会社先輩から各1人ずつ指名しました。結果として指名しなかったゲストも「知り合いが参加してる」状況になり、全員が一体となって盛り上がることができました。

そのようにたくさん考えて準備をしても、当日は3時間ちょっとでも終わってしまいます。
終わってみて思うのは、「大切なゲストと笑って泣いて、とても良い時間だった」というシンプルなことだけです。

2人のためにたくさんの大切な人が一堂に会してくれるこんな機会は二度とありません。
大切なゲストが笑っていたり、感動する姿を見られたことが一番幸せでした。

正直言って、すべて完璧で理想通りの結婚式を挙げることは、こだわりがあればあるほど難しいと思います。
しかし「ゲストが笑っていた」「心からお祝いしてもらった」「2人にとって大切な節目となった」それだけで充分素敵な日です。
そういう意味では、私たちはゲストのおかげで最高に幸せな日を過ごすことができました。