有形文化財の歴史ある建物で、ゲストに感謝を伝え、音楽をテーマにした結婚式

最初に取り掛かった準備がウエディングドレス選びでした。
身長が高いので、母の勧めもあってマーメイドラインのドレスに憧れがありましたが、クラシカルなもの、上品なものが好みで、派手すぎるものは好みではありませんでした。それを伝えて出していただいたのがこのドレスで、露出も多すぎず、体のラインも出過ぎない、程よいマーメイドラインで、私も母も大満足！
王道のプリンセスラインやAラインのドレスも着させていただいたのですが、その後2、3回の試着の後も、やはりこのドレスだとしか思えず、最初の一着が運命のドレスとなりました。

鮒鶴で撮影するのであれば、着物は絶対に着たいと思っていましたが、当日にお色直しを何度もしてしまうと、ゲストを待たせてしまうので、色打掛は前撮りに回しました。
提携衣裳店でレンタルできる色打掛の中でも値段のはるものではありましたが、母も私も納得のデザインでした。
新郎は他の色の袴も試してみたものの、オーソドックスな黒が一番しっくりきて、似合っていたので、30分くらいで決まってしまいました(笑)
2人の出会いのきっかけとなったバイオリンや、フォトフレーム、イニシャルオブジェなどアイテムをたくさん持ち込ませていただいた上に、ポーズもたくさん指定させていただいたため、事前の打ち合わせでは全てできるかどうか難しいと言われていましたが、当日とても段取りよく進めてくださり、希望していたカットのほぼ全てを撮影してくださいました。
外部の業者にお願いすればもっと安く済ませることもできましたが、鮒鶴で、当日は使えない場所も含めて撮影できたこと、とても素敵なお写真を撮っていただけたこともあり、大満足です。
データを納品してもらえるだけでなく、フォトカードとそれを飾る用の麻紐とウッドクリップまで一緒に届けてくださり、感動しました。

プチギフトは、みと米穀さんの「お米プチギフト」にしました。
重厚感のある会場で配るプチギフトとしてふさわしい質と雰囲気は保ちたいというこだわりがありました。
お菓子は値段と味のバランスが難しいこと、甘いものが苦手な方もいらっしゃることから決め手に欠け、おしゃれなパッケージのコーヒーもありますがそちらも苦手な方がいます。食べられないもので使い道に困らせることもしたくなかったので、誰でも食べられるお米を選択しました。前撮りの写真を使うことができただけでなく、お米を配ることは演技も良いと聞いて、ちょうどよかったなと思います。

有形文化財の歴史ある建物で、ゲストに感謝を伝え、音楽をテーマにした結婚式

当日はお天気にも恵まれ、11月とは思えないほどの暖かさで、遠方からのゲストも多かったので安心しました。
こだわりのウェルカムスペースのアイテム、前撮り写真を使ったウェルカムボード、音楽がテーマの結婚式なので、クラシック音楽のポケットスコア（楽譜）をイメージした受付の芳名帳など、綺麗に写していただけていて、当日自分の目では見ることができないので嬉しかったです。
挙式は直前のリハーサルだけで臨んだので緊張しっぱなし、私はというと入場する前から涙が止まらなくなり、途中止まったものの、退場時にゲストの顔を見るとまた泣けてきてしまって、あまりに泣くので新郎からもゲストからも笑われています(笑)
新郎と、私の母と妹で作ったパールシャワーを投げてもらって、その様子も綺麗に写ったので嬉しいです。
披露宴ではケーキカット、ファーストバイトの後、歓談の時間をとってお色直し。ゆっくり色時と歓談を楽しんでもらいたかったので、余興は自ら申し出てくださった新郎の幼馴染の方に歌を歌っていただいた以外は行っていません。お色直し入場の際にフォトラウンドをしましたが、全員と写真を残せたので良かったです。
新郎、新婦どちらからも親に向けての手紙を読みましたが、その合間にサプライズで新郎から新婦へも手紙を読む時間があり、花束までいただいてしまいました。
全てが終わって二次会会場に向かうために外に出ようとしたら、門の前にたくさんのスタッフさんが並んで、「おめでとうございます！！」と拍手で送り出してくださったことが今でも忘れられません。
初めから最後まで感動しっぱなしの一日でした。