"感謝" の思いをかたちに

婚約指輪・結婚指輪の購入ですが、3月に顔合わせを控えていましたので、それまでに準備できるよう探しました。私は、婚約指輪と結婚指輪の重ね付けをしたかったので、婚約指輪はなるべく、ダイヤモンドの台座が高くないフラットなリングを、結婚指輪は厚みのない細い幅のリングを選びました。
婚約指輪はリングのサイドにまでダイヤを敷き詰めた華やかなリングにしました。
結婚指輪はリングの内側に刻印をしました。本店だけの特典かもしれませんが、刻印も1週間程度でやって下さいました♡

ウェディングドレスは10着ほど試着させていただきました♡
私たちは衣装はこだわりたいと思っていましたので、何度も通い決めました。
・Aラインかプリンセスライン
・シンプルであること
の2点だけは譲れない条件として担当の方に探していただきました。
ウェディングドレスはアンテリーベさんの「Lucyanna」に決めました。ボリュームはありますが、オフホワイトの色見とシンプルな感じが、童顔の私でも大人っぽく見せてくれました。また、胸元がハートカットになっていて、デコルテがすっきりと、体型に自信のない私でもスタイルよく見せてくれたように思います！

ブーケについては、私もセンスがないのでよくわからず、担当の方と話し合いながら決めました。
ただ、2点だけお願いすることにしました。
・ナチュラルな感じがいい！
・新郎の好きな赤（ボルドー）をさし色で入れてほしい！
です。
たったこれだけのアバウトな注文でこんな素敵な感じに仕上げていただきました。1枚目の写真は前撮りの写真です。式当日のブーケでは、2枚目の写真のように、さし色の赤はボルドーに近い落ち着いた色見になっていました。

会場の装花にも、ボルドーの落ち着いた色をさし色に、あとは、後ろの大きなシンボルツリーのように、なるべくグリーンを多く使った装花をお願いしました。9月ということもあり、秋を先取りしたような色合いがとても素敵です♡

前撮りではすべてカメラマンさんにお願いしようー！とDIYしたものや、これだけは撮りたい！といった撮影指示書等の用意は一切せず、当日を迎えました。(笑)
撮影場所としては、ソラの天空の教会（チャペル）と、式場の前（外）と、当日は使用しない別の会場の3か所を選びました。
北野から見える神戸の風景をバックに撮った写真とチャペルでの幻想的な写真はとてもお気に入りです。
前撮りの写真は、受付スペースに飾ったり、プロフィールブックに載せたりして、活用させていただきました。
とてもリラックスさせてもらいながら、楽しく撮影をさせていただきました。前撮りも当日も、同じカメラマンさんに撮っていただきました＾＾

1か月前に「やっぱりチャペルムービーしたい！」とプランナーさんに伝え、急遽作成しましたが、やってよかった！と思える演出のうちの1つです♡
新郎入場の前に、オルゴール曲に乗せて約2分程度、
両親へのメッセージや幼少期に撮った家族との写真を流しました。

ちなみに私は、控室のモニターで父と一緒に見ていました。
隣で涙ぐむ父を見て、挙式前から私も涙してしまいましたが、なかなか恥ずかしくて伝えられない思いを、伝えられたと思います。チャペルムービーはおすすめです。

席次表はWordで作成し、自宅で印刷しました。
表紙のデザインは、ARCHDAYSさんの無料テンプレートを使いました。デザインの下に自分たちの名前や日付を入れて、オリジナルの席次表が完成しました。ペーパーは、ユザワヤで購入したA4のクラフト紙に印刷しました。
それを、同じ太さにくるくると丸めて、麻ひもで結んで完成です♡
セリアで購入したカゴに入れて、受付の人に渡してもらいました。

ウェルカムスペースの小物はほとんど100均で購入したものです。写真立てなどは、2ヶ月ほど前からちょこちょこ集めていたのはいたのですが、早くに揃えてしまい好みが変わっても嫌なので笑、できるだけ直前まで揃えないようにしました。
前撮りの写真のパネルを飾りたかったので、前撮りしてすぐにデータをもらい、プリントパックさんでB1サイズに印刷してもらいました。届くのに一週間もかからなかったので、助かりました！♡
受付の隣にゲストの方々との写真を飾りました。エンドロールではたくさんの人が写真を見てくださっているのが分かり、嬉しかったです！
ウェルカムボードやサイン、それからウェルカムベアは妹と母の手作りです。可愛く仕上げてもらい、大満足です！

私たちはプロフィールブックを作成しました。
メニューやドリンク表を単独で用意してもよかったのですが、ゲストの方の手元に長い間残ってほしいなぁという思いで、プロフィールブックの中にメニューやドリンク表も入れて作ることにしました。
メニューやドリンク表だけではなく、p.1~2には2人からの挨拶、p.3には簡単な新郎新婦のプロフィール、p.5～6には前撮りの写真を載せて、披露宴開始までの時間を、このプロフィールブックを読んで少しでも楽しんでもらえるように、と思いながら作りました。
wordで作成し、プリントパックさんにて印刷をお願いしました。予備を20枚ほど入れてくださっていましたので、2次会から参加の方にも手渡すことができました！♡

プチギフトは、見た目の可愛さで「クレパス風ラムネです🍹」にしました。サイズは250mlとそこまで大きくも、重たくもなく、色は画像の5色+ホワイトの全6色で1セットで売っていました。
クレパスに見立てたこのパッケージが可愛くて、即決でした。
私がネットで購入したときには、6本で622円(+送料)でしたので、一本あたり100円ちょっとでした。
瓶には自作のスタンプを押したサンキュータグをかけ、お礼とともに手渡ししました。

両親に手作りのものを送りたいという思いから、子育て感謝状を作ることにしました。A4のアートボックスを購入し、片面には感謝状を、もう片面には、ドライフラワーを自分たちでつけたリースと、幼少期の写真を入れました。
ドライフラワーは、グルーガンで付けました。新郎も苦労して作りましたが、その分、素敵なものに仕上がったと思っています。

準備というかこちらは当日の写真になりますが、デザートビュッフェはゲストの皆様に大変好評でした。
たくさんのケーキやフルーツが、すぐになくなっていました♡

"感謝" の思いをかたちに

会場に一目ぼれをして、当日までの4か月間。
私たちは、両親をはじめとするゲストの方々に少しでも感謝の気持ちが伝われば、楽しんでいただければ、という気持ちで準備を進めてきました。私たちは、大学で知り合い、そこから7年間という交際期間の中で、約半分は遠距離での付き合いでしたので、いろいろな方にお世話になり、ゲストの方々のおかげで、式当日を迎えられたと思っています。

私たちは、招待状や席札、席次表、プロフィールブック、ムービー、子育て感謝状などなど、自分たちで用意できるものは自分たちで準備をしました。もちろん、業者に比べて完成度は低いかもしれませんが、作っていく中で、両親やゲストの方々との思い出を振り返りながら、感謝の気持ちをより抱いて当日を迎えられました。

当日は、楽しすぎて、一瞬で時間が過ぎていったように思います。一瞬一瞬を目に焼き付けようとしましたが、緊張と嬉しさのあまり、あんまり覚えていません。(笑)　あれだけ「おめでとう」などの、たくさんの祝福のお言葉をいただき、そして、私たちのために余興や挨拶をしていただき、当日も"感謝"しかありませんでした。

私たちは、友人ゲストが中心のアットホーム式・披露宴でしたので、主賓・乾杯の挨拶も、私の出会ったサッカーサークルの共通の先輩にお願いしました。先輩だからこそ知る温かいエピソードに笑いが起こりました。また、新郎側の余興「やべっちFC」のリフティングの宿題では新郎新婦巻き込み、新婦側の余興ムービーにはサプライズで新郎が登場！というこれまた笑いに包まれた楽しい演出でした。
私も楽しすぎて、写真どれを見ても、歯茎むき出して笑っていました(笑)

両親への手紙では、阪神淡路大震災を乗り越え、これまで何不自由なく育ててくれた27年間の感謝の気持ちを伝えることができました。なんとかこらえていた涙ですが、花束と子育て感謝状の贈呈では、二人して号泣してしまいました。

式を通して、改めて、たくさんの人に支えられてここまでこれたことを実感しました。それとともに、今日がゴールではなく、二人のスタートなんだとも感じました。
4か月、本当に一瞬で過ぎていきました。

たった一度の結婚式。あの日に、あの場所で、来てくださったゲストの方と過ごせてよかったです。

"感謝"