木々に囲まれたナチュラルなガーデンウェディング

結婚指輪は、デザイン、長く使える品質、価格を重視して4〜5店舗をまわり決めました。最初はダイヤモンドが正面に1つ付いているシンプルなデザインがいいと思っていましたが、さまざまなデザインの指輪を試着する中で、内側半分にダイヤモンドが付いているデザインのものに決めました。ブランドはルシエで、「さざなみ」という名前がついたプラチナの指輪にしました。

ウェディングドレスはネットで購入しました。マーメイドドレスのデザインで、サイズはオーダーしましたが、測り方を間違えたのか片方の肩紐が大分余ってしまいました。式場の方に相談して自分で縫うことにし、家で試着し縫い方を確認しながら修正しました。サイズはしっかり合うようになり、当日は問題なく着ることができました。

お色直し後のドレスは、当初ネットで購入した薄ピンクのキラキラ光るプリンセスラインのドレスを予定していました。しかし、届いて家で試着すると、肩が出過ぎていたり色味が肌に合わなかったりと気になる点がありました。
そこで、前撮りで着たレトロなウェディングドレスを着ることにしました。カラードレスもホワイトにしている方のInstagram・YouTubeを見て、両方ともホワイトが素敵だと思っていたので、それができてよかったです。このドレスはフラットシューズに合わせてサイズオーダーしていたため、ヒールがなくなり足が楽でした。
また、ゲストの方から「2着目のドレスがかわいい」と言っていただくことが多く、このドレスを選んでよかったと思いました。

招待状は、私たちとゲストの皆さんの利便性を考え、WEB招待状にしました。無料のものでしたが、デザインが豊富で機能も充実しており、とても満足しています。私たちは引き出物をヒキタクにしたため、住所を入力してもらう必要がありましたが、その項目も設定でき、データをダウンロードして利用することができました。また、受付係の方、乾杯をお願いした方、主賓挨拶をお願いした方、両親、親族それぞれにメッセージを分けて作成することもでき、とても便利でした。

ウェディングシューズは、ドレスが一番綺麗に見える高さに合わせて12cmヒールのホワイトのものをネットで購入しました。太ヒールでストラップも付いていたため、安定性があり歩きやすかったです。お色直し後は、以前から持っていたフラットなレースのオフホワイトシューズにしました。ヒールがなくなり、その分歩きやすく疲れにくくなったので、よかったです。

プログラムは、ケーキ入刀、サンクスバイト、フォトコンテストを行いました。サンクスバイトは、新郎は姪っ子へ、私は母へケーキを食べてもらいました。フォトコンテストは、事前にフォトコンテスト用のLINE公式アカウントを作成し、ゲストの皆さんに当日撮影した写真を1〜2枚ほどアップロードしてもらいました。中座中の短い時間で、アップロードされた写真から受賞作品を選びました。時間が本当に無く、急いで確認して選ぶ形になりましたが、フォトコンテストはゲスト全員が参加できるイベントで、たくさんの写真を共有していただけたので、とてもよかったです。

結婚証明書は、ゲスト参加型のフラワーセレモニー形式にしました。ウェルカムスペースに押し花と結婚証明書の言葉を印刷したアクリル板を置き、ゲスト一人一人に押し花をアクリル板上に置いてもらい、みんなで結婚証明書を作りました。押し花やアクリル額縁を探して注文したり、文章を考えてデザインして印刷したりと、いろいろと準備が必要でしたが、素敵な結婚証明書ができて本当にやってよかったと思います。

ウェディングケーキは、事前にInstagramやPinterestでたくさんのデザインを見て、円柱のシンプルなホワイトケーキに一輪のスイートピーが付いているデザインがかわいいと思い、それをオーダーしました。スイートピーはアーティフィシャルでしたが、フラワーショップの方が私が共有した画像に近い色のアーティフィシャルフラワーを見つけてくださり、とても嬉しかったです。

ヘアアクセサリーは3ヶ月前にSHEINで一度購入しました。当初の予定は、1着目のマーメイドドレスにゴールドのリーフデザインのヘアアクセサリーを合わせ、2着目のドレスにはハーフツインヘアにピンクのリボンを合わせるつもりでした。しかし、本番1ヶ月前のヘアメイクリハーサルでつけてみると、イメージと違っていたためアクセサリーを買い直すことにしました。
新しく白いリボンのヘアアクセサリーを購入し、1着目のドレスではダウンヘアスタイルで後頭部の高い位置にそれを付けました。お色直し後は、前撮り時に使用したリボン付きのミニベールをダウンヘアに付けました。どちらも可愛くてお気に入りでした。
1着目のマーメイドドレスにはネックレスを付けませんでしたが、2着目のドレスにはホワイトリボンがいくつもついたビーズのネックレスを合わせました。ガーリーなデザインが可愛らしかったです。

ウェルカムボードは、本番の3ヶ月前にデザインを作りました。2ヶ月ほど前に木のボードを購入し、1ヶ月ほど前に印刷を行い、完成させました。木のボードに式の日付、2人の名前などを黒インクで入れたシンプルなウェルカムボードです。当日は会場のウェルカムツリーの下に設置しました。

ウェルカムスペースの装飾にこだわりました。式場のウェルカムスペースが広く、装飾も自由にできたため、InstagramやPinterestで素敵だと思ったアイデアを取り入れて作りました。ウェルカムミラー、映画風ポスター、新郎のお気に入り映画の案内紙などを制作しました。装飾品を作る過程も楽しかったです。

席札は、3ヶ月ほど前にデザインを考え始め、1ヶ月ほど前に実際に作成しました。アクリル板を半円に切り、ゲストの名前をローマ字で白インクで印刷したシンプルで大人っぽいデザインにしました。

憧れていた流しテーブルを使うことにしました。親族のみ円卓テーブルに分けて配席しました。席次は、それぞれのゲストをイメージしながら、どのような配置が適切かを検討し決めました。

式場がカメラマンの持ち込みを認めていなかったため、提携しているカメラマンに依頼しました。カメラマンとの打ち合わせは追加料金がかかるとのことだったので、撮影指示書を作成し、シーンごとの希望イメージを細かく記載しました。細か過ぎるのではないかと心配していましたが、当日カメラマンの方が指示書を参考に、できるだけ希望に添うよう熱心に撮影してくださり、たくさんの写真を残してもらえてとてもうれしかったです。

前撮りでは、昭和チックなレトロなウェディングドレスを着て、好きな街で撮影をしたいと思っていました。ドレスはネットで見つけ、サイズをオーダーして購入しました。蔵前の道や公園で撮ったり、ドーナツ屋さんでドーナツを買い、スカイツリーが見える川沿いの道に行って食べるシーンを撮ったり、かっぱ橋のニイミ食器店のジャンボコックが映るように撮影したりしました。撮影中に、通行人の方から「おめでとう」と声をかけられ、とてもうれしかったです。

式場に併設されているフラワーショップにて、2ヶ月前からブーケ、ブートニア、会場装飾などのお花の打ち合わせを行いました。ブーケについては、事前にPinterestやInstagramで様々なブーケを見て、好みのデザインを保存しておき、それを共有しながらブーケのデザインと使用する花を決めていきました。コーラルピンク、青みがかったピンク、ホワイトの色味で、胡蝶蘭、スイートピー、チューリップ、アンスリウムなどの花がぴょんぴょんと飛び出すようなデザインにしました。式後も飾れるよう、お花はアーティフィシャルフラワーを使用しました。ボリューム感もしっかりあり、イメージ通りのブーケを作っていただけて、とても嬉しかったです。

メインテーブルは、チェア席を設けたので、その周りを囲むようにお花を設置していただきました。明るめのグリーンとホワイトのお花に、ポイントでピンクのお花を加えました。お花はすべてアーティフィシャルフラワーでしたが、質が良く生花のように見えて素敵でした。
ゲストテーブルは、会場側で用意されたセットの装飾にしました。お花に加えて、流木やキャンドル、瓶などおしゃれな小物を使った素敵な演出でした。

引き出物は、ヒキタク(引出物配送サービス)を利用しました。結婚式後にゲストの皆さんのお住まいの場所へ配送するサービスです。遠方から来られるゲストもいたため、帰りに重い荷物を持ち帰る必要がないところが良いです。
事前にゲストの住所を聞く作業が大変かと思っていましたが、私たちはWEB招待状を使用していたため、そのサービス上で住所を入力する項目を作ったので、ゲストの住所を問題なく確認することができました。ヒキタクにアップロードする住所データを整理する必要はありますが、簡単にアップロードすることが可能です。
お届けする箱のデザインもおしゃれなものが豊富にあり、カタログギフトやお菓子の種類も多数あったので、選ぶのが楽しかったです。また、ヒキタクはゲストへの配送完了をメールで教えてくれるので、安心して利用できました。

席次表については、会場にシーティングチャートを設置しました。さらに、LINE公式アカウントを用意し、そこでも確認できるようにしました。デザインはCanvaで作成し、ボタニカル調のデザインで、肩書きは書かず、名前をローマ字表記で記載しました。
メニュー表は、エスコートカードの裏面に記載しました。エスコートカードは、レトロな海外のシネマチケットをイメージした横長デザインにしました。

リングピローは式場で用意されている鳥の巣のようなデザインのものを使いました。とてもかわいいデザインでよかったです。

BGMは、CD音源だけでなく、ピアノの生演奏をお願いすることも可能であったため、各シーンで演奏していただく楽曲と音源(ピアノ生演奏かCD音源)を決めていきました。
当初はシーンに適した音源の選び方がわかりませんでしたが、人が話すシーンはピアノ生演奏が向いている一方、入場やケーキ入刀など目立たせたいシーンはCD音源の方が良いとのことでした。また、ガーデンなど広範囲に音を届ける場合もCD音源が適しているとのことでした。

オープニングムービーとプロフィールムービーを入れました。オープニングムービーは、前撮りをお願いした会社に一緒にムービーの制作も依頼をしました。プロフィールムービーは、自分で動画作成アプリを使って作りました。文字の大きさや見やすさ、写真の流すスピードなど、いろいろと注意点がありますが、楽しく作ることができました。ただ、ムービーに入れたBGMが、実際に流してみるととても小さいことがわかり、式場で音量を調整してもらうことになりました。これから作る方はBGMの音量に注意して作成することをおすすめします。

プチギフトは、美味しいお菓子・デザインがおしゃれなもので探していました。ナンバーシュガーのキャラメルは、サイト上に結婚式のプチギフトにも対応できる記載があったため、店舗へ行き、気になる味をいくつか購入して食べ、美味しかったので決めました。小分けの袋もシンプルでおしゃれでとてもよかったです。配送サービスもあり、結婚式の1週間前に自宅へ配送していただきました。そのため、賞味期限も問題なかったです。梱包もとても丁寧でナンバーシュガーに決めてよかったと思いました。

試食会が3ヶ月前にあり、本番の1ヶ月ほど前の打ち合わせで決めたと思います。結婚式場のコンセプトがアメリカンなので、料理もアメリカンがいいと思い、そうしました。アメリカンは他の会場にはなかなかないのでそこも気に入っていました。チリコンカンやステーキなど、どれも美味しかったです。また、デザートはデザートビュッフェにして、ガーデンに用意してもらいました。ゲストにはサプライズにしていたので、みんな驚いて楽しんでもらえました。式が終わった後にゲストから料理が美味しかったと伝えてもらえ、とても嬉しかったです。

私は普段ネイルをしていなく、爪も伸ばすことが得意ではないので、本番も何もしないでいこうかと思っていましたが、SHEINでかわいいマグネットのネイルチップを見つけ、その時だけ付けられる気軽さと安さがいいと思い、購入しました。これまでネイルチップもつけたことがなかったので少し心配でしたが、前日に1つテストしてみたところ、粘着がしっかりとあり外れることがなさそうで安心しました。当日はメイクさんがネイルチップをつけてくれたのでとてもありがたかったです。普段ネイルをしないので、長い爪で過ごすことが少し大変でしたが、指輪を見せたり、手を撮られることがあったのでネイルチップをしていてよかったなと思いました。

木々に囲まれたナチュラルなガーデンウェディング

結婚式当日は、私たち新郎新婦にとって、とても思い出に残る大切な1日になりました。たくさんの準備を行い、当日を心待ちにしていただけに、理想の素敵な結婚式を執り行えたことに心から喜びを感じています。
ゲストのみなさまから温かい祝福の言葉をいただき、楽しいひと時を過ごすことができました。
そして、プランナーさん、メイクさん、司会者さん、カメラマンさん、音響さんをはじめ、すべてのスタッフの方々に深く感謝しています。プロフェッショナルな手際の良さで、トラブルもなく式を無事に行うことができました。みなさまのおかげで、生涯の思い出に残る最高の1日となりました。