- 会場
- ベルヴィ武蔵野
- 開催日
- 2023.06 開催
- 1年前
会場決定
自宅から近く打合せに足を運びやすかったこと、子供に優しい式場だったこと、やりたい結婚式が叶えられると思ったこと
- 7ヶ月前
テーマ決め
結婚式を行うにあたり、まずは結婚式の大きなテーマを決めました。
#結婚式テーマ
テーマは【扉が開くと結婚式が始まる】
2人の出会いの場は職場。ホテルのフロント兼サウナ施設の受付でした。
まずはキーイメージとなるドアの画像を作り、その部屋番号は結婚式の日付が書かれています。
ゲストの席札はずっとルームキー風にする予定で考えていたので、その席札の鍵が結婚式の扉を開ける鍵となります。
結婚式は非日常でホテルに宿泊することもまた非日常。
【ゲストの皆さんの鍵でドアを開けると、今、結婚式が始まる】
という大きなイメージから作り始めました。
ちなみに画像の下には英文を入れましたが、直訳すると【今、会いに行こう】
これは後に出てくる招待状の予告ムービーやオープニングムービーで使われているワード。結婚式のひとつの伏線としてイメージ画像にも取り入れました。
あとは2人の出会いの場に絡めたものを取り入れたいと思い、diyするアイテムや装飾などからもイメージを作っていきました。
実際にはお風呂のアヒルでウェルカムドールを作ったり、サウナやお風呂、ホテルのマスコットのガチャガチャを見つけては回してゲット!(笑)
あとはお風呂といえば大理石柄のイメージがあったので様々なアイテムに大理石柄を使うことをここで決めました。 - 6ヶ月前
ウエディングドレス
とにかく予算重視!+着たいドレスのデザイン+どのドレスが自分に合うのか、で悩みました。
#ウエディングドレス#ウエディングドレス試着#ドレス試着
結果的に全て折り合いのつくところで希望の1着を見つけることができました!
シンプルながらに可愛らしさと大人っぽさのどちらもあって、綺麗なラインが出るこのドレスがとても気に入りました!
腕回りを出すことに少し抵抗感もあったので、そこをカバーできたのも良かったです(笑) - 6ヶ月前
ムービー
オープニングムービー、プロフィールムービーを自作しました。
#オープニングムービー#プロフィールムービー
過去に仕事で映像製作に関わっていたことがあったので、自作することは最初から決めていました。
ただやるだけではつまらないので【自分たちらしさ】を大切に。
子供が産まれた後の結婚式でもあったので、私たち家族の歴史を知ってもらうこともひとつの目的でした。
オープニング、プロフィール共に新郎新婦だけではなく子供も登場させて、これまでの家族の思い出写真や映像などもたくさん使いました!
映像で使用した曲も歌詞に意味があるものを選び、
全てスマホで作成。撮影から構成、作成まで全て自分たちのアイディア。完成までは約半年間、ゆっくり長い時間をかけて作った自信作になりました!
オープニングムービーのラストでは結婚式の日付の入ったルームキー席札を登場させました。
その後にドアが開く効果音を入れて、テーマである【結婚式の扉が開く】ことを連想させる作りにしました!
また、ルームキーの後ろには赤バラのドライフラワーをさりげなく置いて。これはプロポーズの時に新郎がくれたバラの花束を加工したもので、お色直しのドレスの伏線としてそっと入れてみました。
プロフィールムービーでは、私たちの子供が【パパとママの歴史を探しに行く旅】をテーマに作成。
まだ子供がお腹の中にいる頃に撮った前撮り写真から始まり、子供が写真を見ている風の撮影をしたりしました! - 5ヶ月前
招待状
普通は3ヶ月前くらいから招待状の準備をするものだと思いますが、とにかくこだわりたかったので早めに準備を始めました!
#web招待状
私たちが選んだのはweb招待状。
今流行っているのもそうですが、何よりコストがかからないのが魅力的でした。
コロナ禍の結婚式ということで、もし延期や中止になったら…というのが正直ずっと心配だったのもあったので、もしもの場合を考えた時に負担にならないよう、新郎と話し合って決めました。
あとはデザインなど、詳細部分にまでこだわれるのが魅力的でした。新郎新婦の写真も入れれるのが良かったです!
ゲストの期待値を高める為にあえて新郎新婦の写真は大きな顔出しはせず、というのがこだわりポイント!
あとは結婚式予告ムービーみたいなものをURLで載せました。
それが実は披露宴のオープニングムービーに繋がる映像になっていたり、
披露宴会場の装飾に使われている大理石柄や、カラードレスの決め手となったプロポーズの時の赤いバラの花束などをさりげなく入れ込んで伏線にしました! - 5ヶ月前
席札
席札は完全持込みで【ルームキー風席札】をdiyしました。
#席札#席札diy#ルームキー風
形自体はかなり前から決めていたので、招待状発送と同じ時期頃から早め早めで作成を始めていました。
持込料は発生するとのことでしたが、ここは何としてもこだわりたいポイントでした!
コロナ禍に流行った鍵型の非接触ドアオープナーのキーホルダーに大理石柄のプレートをくっつけて、ゴールドマーカーでゲストの名前を手書きしました。
これは私たち夫婦の出会いの場が【ホテルのフロントの仕事】だったので、それにちなんで絶対にルームキー風席札にしたい!と考えていました。
また夫婦お互いにその仕事を始めた時もコロナ禍だったので、材料でドアオープナーを選びました。
コロナ禍はどうしてもマイナスにとられがちですが、その出来事がなければ私たち夫婦は同じ職場で出会うこともなかったので、ここはプラスに捉えたい想いもありました。
ちなみにドアオープナーはネットで大量購入。それもかなり安く仕入れられたので会場持込料をプラスしたとしても断然コスパ良く用意することが出来ました!(笑) - 3ヶ月前
カラードレス
カラードレスはとにかく悩みました!ウエディングドレスと同じく予算重視ではありましたが、とにかく披露宴会場のイメージに合った色+自分に合う色を着たい!というのが強い希望でした。たくさん悩んで時間もかかりましたが、最終的には赤でスカート部分にたくさんのバラがあしらわれたドレスにしました。
決め手となった理由はひとつ。もちろん希望していたイメージに当てはまったこともありましたが、それよりも赤いバラが私にとっては大切なお花だったからです。
実は新郎からのプロポーズの時に赤いバラの花束をプレゼントしてもらったのですが、このドレスに出会った時にその時のことを思い出し、心があたたかくなりました。それからはもうこれ以外を試着してもあまりしっくりこなくて…(笑)まさにこれが私の運命の一着となりました。 - 3ヶ月前
プログラム
プログラムは担当プランナーさんとたくさん相談しながら決めました。
私たちの結婚式では最初に決めたテーマに加えて【いそがしいプログラムにしない】【自分たちらしさを大切にする】の2つが最大の目標でした。
遠方からの出席ゲストが多くゆったりした時間を過ごしてほしかったのと、共通の友人もほとんどいなかったのでお互いを紹介する意味合いも込めて、2人の出会いの場や好きなもの、出身地など、ルーツに絡めたものもプログラムに多く取り入れたいと話し合って決めました。
その為、まずは披露宴では余興はお願いせず自分たち主催の抽選会を行いました。
席札キーホルダーにランダムで抽選番号を書いて新郎新婦が番号を引いたのですが、景品は2人の出身地の特産品やお菓子を用意しました!
これはゲストのリアクションもとても良く大盛り上がりでした!
あとは挙式後のアフターセレモニーで野球ボールトスを行いました!新郎が学生時代は野球部だったのでこれは絶対にやりたい演出でした。
2人でサインボールをオリジナルで作成したのも良い思い出です。 - 2ヶ月前
ウェルカムボード
ウェルカムボードは新郎友人でイラストレーターとしても活動している方にお願いをしました。
#ウェルカムボード
ウェルカムボードですが、あえてウェルカムボードっぽくないイメージで、実際にある家族写真を元にイラスト化してもらいました。
自分の似顔絵はなんだか照れますが、こんな機会もなかなかないので良い思い出になりました!
ちなみにイラストの枠絵もリクエストしたのですが、ここでも結婚式の伏線を入れ込み。赤バラはプロポーズの時のバラの花束でお色直しの赤ドレス。
水玉は私たちの出会いの職場のサウナ(お風呂)を連想させるものとしてお願いしました♪
当日はA3プリントして額縁に入れ、披露宴会場フロア入ってすぐのところに置きました。 - 2ヶ月前
会場装飾アイテム
細かいグッズ集めなどは式場を決めた頃から地道に少しずつ行っていましたが、具体的な装飾配置などの決定したのがこの頃です。
#装飾アイテム#装飾diy#ウェルカムトランク
装飾もテーマ性があるものにしたかったので良いアイテムはないか、下調べをたくさんしました!
ウェルカムスペースでは出会いの職場であるホテルフロントに絡めてウェルカムトランク(旅行カバン)やトランク型のフォトフレームなどをdiyしました。
あとは披露宴会場内の装飾もとにかくこだわりました。ゲストテーブルでは各卓装花の単価を下げたので寂しくなってしまうのが心配で、自分たちでアイディアを出し合いました。
ブーケで紫のカラーを差し色にしていたので統一感を出したくて小物類で同じく紫をポイントカラーに。
濃い紫のお花とラッピングされたプレゼントBOX型のものは石鹸です。
ここでも出会いの場である職場のサウナ(お風呂)を意識しました。
更にメインテーブルでは2人の思い出のアイテムも用意。
結婚指輪のオルゴールケースやハーバリウム、白のミニブーケなどは新郎新婦の思い出の品です。
そこにプラスでキーイメージである扉のイラストや、ゲストテーブルに装飾合わせて紫のお花をワンポイントで合わせました。
細かなアイテムが多くて式場スタッフさんには苦労をかけてしまったと思いますが…
至るところにテーマの伏線を出していたので、用意している自分たちは一番楽しんだところかもしれません(笑) - 1ヶ月前
席次表・メニュー表
- 当日
挙式・披露宴
Special day~特別な日~
結婚式当日は2人とも朝からとても緊張していましたが、結婚式のキーワードとして掲げていた通りの【特別な日】になりました。
まずは当日の天気ですが、何日も前から天気予報をチェックしていましたが、ずーっと曇り予報。前日までそれが変わることは一度もありませんでした。
ところが当日、早朝自宅を出発するとなんと天気は綺麗な青空…!結局その日は曇り空になることは一切ありませんでした。天窓があるチャペルにも綺麗な初夏の青空が広がっていました。
挙式では父とバージンロードを一緒に歩きました。『今まで育ててくれてありがとう』と歩く前に伝えたかったのですが、恥ずかしさが残り、最後まで伝えることが出来ませんでした。
でも新郎とのエスコートチェンジの時、父がそっと私の手を握り、1歩前に背中を押してくれました。その時はつい目が潤み、泣かないようにするのが精一杯でした。
披露宴では自作したムービーはとても好評だったようで、たくさんのゲストの方々からお褒めの言葉をいただきました。
自信作でもあったので、ゲストの皆さんに伝わったことがとても嬉しかったです。
お色直しの赤のカラードレスは、皆さん揃って赤のイメージはしていなかったそうで入場した時のゲストのリアクションが気持ち良いくらいでした(笑)
そしてお色直し後、新郎へのサプライズとして赤のバラのカラードレスを選んだ理由を初めて発表。
プロポーズの時のお返しとして赤のバラを一輪プレゼントしました。
これには新郎もびっくりしていたようで、ゲスト皆さんののリアクションも良い感じで(笑)やって良かったと思えた演出のひとつでした!
最後の両親への感謝の手紙。自宅で練習をする時から何度も涙ぐんでしまい、当日もきっと泣いてしまうだろうなと思っていたのですが、自分が思っていたよりもだいぶ先に涙が溢れて来てしまいました。
手紙を読んだ時は両親は少し離れているところにいたのでどんな顔をしているかはあまりわかりませんでしたが、記念品贈呈で近くに来た時、初めて両親が涙ぐんでいることに気付き、ついもらい泣きしてしまいました。
この日はじめてゲストと会った時から、全員があたたかな笑顔で私たちを見守ってくれていて、安心すると同時に少し照れ臭さもありつつ、でも自然とこちらも笑顔になれた、なんだか不思議な空間でもありました。
2人で作り上げてきた結婚式が、こんなにも特別な気持ちになれるなんて想像もしていませんでした。
当日を迎えるまでは何度も新郎とぶつかり喧嘩もしました。準備は決して楽しいことだけではありませんでした。
そしてコロナ禍でなかなかお互いの大切な人たちに直接結婚の挨拶をすることが叶わない日々でしたが、こうしてやっと2人でゲストの皆様に結婚の挨拶が出来たこと、子供のお披露目が出来たこと、本当に嬉しくて胸がいっぱいな1日となりました。
改めて結婚したという実感と、お互いと、お互いの大切な人たちをこれからも同じように大切にしていきたいと思えた1日にもなりました。