- 会場
- エースホテル京都 (Ace Hotel Kyoto)
- 開催日
- 2023.03 開催
- 1年前
会場決定
アメリカに留学していた頃から、ユニークかつモダンで洗練されたブティックホテルであるエースホテルには、いつか泊まってみたいな〜と思っていました。
そんなエースホテルが日本初上陸、しかも学生の頃によく通っていた新風館に併設されると知って嬉しくて、オープンしてすぐに遊びに行きました。外装は新風館の煉瓦作りを残したまま、中庭の緑が心地よく美しくて。また、館内に入ると木の温かみで京都らしさを感じながら、外国に来たかのような音楽が流れていて、その空間が最高すぎて一瞬で魅了されたのを覚えています。
二人のゆかりの地である京都で式場探しをしている中で、エースホテルもウェディングをしていると知り、即見学に行きました。そして、ホテル自体の雰囲気が最高なのはもちろん、ご案内いただいたプランナーさんのウェディングに対する考え方が素敵すぎて一目惚れし、一瞬にしてここだ!!!となり、その日に申込みをして帰りました。笑
一日一組、半年以上かけて、クリエイターひとりひとりが全力で私たちに向き合い、結婚式を創り上げる。型なんてない、二人らしさが詰まった最高の一日を一緒に。そんな言葉に胸を打たれて、エースホテルに決めました。 - 10ヶ月前
和装
結婚式で絶対に着たかった白無垢。
#白無垢#白無垢胡蝶蘭
出町柳のあゆみブライダルさんへお伺いし、レンタルしました。白無垢だけでも色味、織り方、刺繍など、こんなにも沢山の種類があると知らず驚きましたが、パキッとした純白ではなく、少し生成りでちりめん織のデザインにやわらかな女性らしさと古都京都らしさを感じ、即決しました。
当日は、潔く胡蝶蘭だけを髪飾りとし、ヘアメイクの方にはモダンなヘアセットをしていただきました。そして、ヘアメイクに合うように白無垢は少し抜け感のあるような形で着付けをしていただきました。念願の白無垢を纏うことができて、大満足です。
Kimono : Ayumi Bridal
Fitter : Ayumi Tobita - 8ヶ月前
ウエディングドレス
エースホテル提携のNumber5にお伺いしました。
#number5#viviennewestwood
広尾の閑静な住宅街に潜む邸宅に、沢山の美しいドレスが並んでいて、ただ居るだけで幸せな空間でした。
ご担当いただいた方がとても素晴らしい方で、私の雰囲気や好みから、絶対にヴィヴィアンのドレスが似合うとご提案していただきました。自分が着たいドレスも定まっておらず、特にリクエストもない中で、このドレスを一番に提示してくださったことにとても感謝しています。
おかげで、自分では絶対に選ぶことのなかった素敵な一着と出逢うことができました。本当に本当にお気に入りで、当日もドレスはこちらのヴィヴィアンのドレスのみを着させていただきました。
また、ヴィヴィアンのドレスは胸元がかなり大きく開いていたので、そこが少し心配だったのですが、胸元にチュールを縫い付けたり、直前の最終フィッティングでもゴムを付けていただき、私や両親の不安要素をしっかり取り除いてくださいました。
Dress : Number 5 / Vivienne Westwood
Stylist : Julia Hirakawa - 6ヶ月前
BGM
音楽はSound CoutureのHaruさんにお願いしました。
複数回にわたる渋谷オフィスでの打ち合わせはもちろん、私たちとプランナーさんとの打ち合わせの録画を何度も何度も見返してくださり、時間をかけて私たちのことを理解し、創り上げるべき結婚式がどんなものなのか、沢山考えてくださいました。
ただプレイリストを作るのではなく、私たちと一緒になってパーティーの流れを組んでくださり、このシーンはこんな雰囲気にしよう!と全てのシーンをひとつずつ一緒にイメージしてくださいました。
そして、私たちのために新たな楽器を作ってくださったAmonさん。結婚式を通じて、何か新しいことにチャレンジしたいと話したことをきっかけに、二人で演奏できる素敵な楽器を一から作成いただきました。
当日は乾杯の挨拶前に、楽器を使ってひと演奏。
手をかざすだけで音が出るので、ゲストも一緒になってみんなで楽しめました。キッズ達は最後まで遊んでました。笑
パーティー後には、両親や親戚たちがHaruさんのもとへ集まり、「素敵な音楽だった〜!」「演奏楽しかった〜!」と直接感想を伝えに行っていて、それくらいみんなの心に響いたんだなと見ていてとても嬉しかったです。このお二人だからこそ生まれた素敵空間でした。
Sound Stylist : Yasuharu Okochi / Sound Couture
Sound Designer : Amon Chiba / Sound Bond - 5ヶ月前
装花
装花やブーケは全て中目黒のFarverさんにお願いさせていただきました。エースホテルでは私たちが初めてのことで、沢山話を聞いて、会場のイメージを膨らませてくださいました。
#装花#装花春夏
私たちがお伝えしたのは、
好きな色、好きなお花、当日の衣装のみです。
“春らしく温かい、緑やピンクや紫に囲まれたい。チューリップが好きで、当日の衣装は、和装からタキシードとスレンダードレス。”
それ以上に、私たちの生い立ちや考え方、どのような結婚式にしたいのかを沢山お話し、時には悩みなども聞いていただいたり、最初にお会いした時から約半年間、私たちと全力で向き合ってくださって仕上がったのが当日の装花でした。
会場ファーストミートの時、二人して自然と涙が溢れてきて、人間は美しいものを見ると涙するんだと初めて知りました。会場中央には様々な種類の桜が満開で、テーブルの上には可愛い色のチューリップがばさっと。キャンドルのぬくもりが会場全体を包み、まるで映画の中にいるような、本当に素敵な空間でした。
パーティーの最後には、会場の桜やチューリップをゲストに持ち帰っていただきました。みんなとても喜んでくれていて、素敵な演出を考えていただいたことにもとても感謝しています。
Florist : Ayato Watanabe / Farver - 4ヶ月前
MC
MCは坂田やすこさんに担当いただきました。
私は親族が多いこともあり、誰一人としてゲストを置いてきぼりにしたくないという思いが強かったのですが、やすこさんと初めてお話しさせていただいた時、圧倒的な安心感に包まれ、「やすこさんに担当いただきたい!」と即決しました。それ以降、何度も何度も打ち合わせを重ねて、沢山の時間をかけて当日を迎えました。
やすこさんには、不思議なくらいゲストに対する気持ちをすらすらと話すことができ、打ち合わせの段階からゲストへの想いを馳せることができました。
打ち合わせでは、家族・親族・友人ひとりひとりへの想いやエピソードを何時間もかけてお話し、それを元に当日もゲスト紹介や思い出の振り返りを随所に織り交ぜてくださいました。
やすこさんの知識量にゲストもすごく驚いて、パーティー後には友人たちが話を聞きに集まってしまうほど。やすこさんの「声」が最後のピースとして、あたたかく、素敵な空間を創り上げてくれました。
MC : Yasuko Sakata - 3ヶ月前
招待状
招待状はWebで作成しました。ゲストの方々に当日の雰囲気を少しでもイメージしていただきたく、カラーやフォントにこだわって作りました。
出欠回答はもちろん、パーティーのコンセプトやプレイリストが聞けるようにデザインし、ゲストには当日Webから席次表やメニューをご確認いただきました。最終的にはここから写真も見れるようにする予定です。 - 2ヶ月前
引き出物
引き菓子、引き出物はお土産マルシェという形で、ゲスト一人ひとりに選んでいただくスタイルにしました。中座前にテーブルから代表一人を選出いただき、くじを引いて順番に選んでもらう流れに。
#引き菓子#引き出物#引き出物マルシェ
京都ならではのものから、私たちの好みのものやみんなにオススメしたいものなど、引き菓子、引き出物それぞれ10種類ずつほどを用意しました。
もちろん、何種類ものギフトを買い回る準備は少し大変でしたが、”親戚はこれを選ぶだろう、友人はこれかな!” と、ゲスト一人ひとりをイメージしながらギフトを選ぶ過程がとても楽しかったです。
中座でマルシェを開いたので、どんな様子だったのか見れなかったのが惜しかったのですが、パーティーが終わってみんなが何を選んだのか聞いて、予想通りだったり、想定外だったり、このマルシェを通じてさらにゲストのことを知れたことも、新たな発見があったりしてとても良かったです。 - 1ヶ月前
前撮り
前撮りの予定はもともと無かったのですが、当日のカメラマンさんが住まれている長野県の話を沢山聞く中で魅了され、前撮りついでに遊びに行かせていただきました。
普段、仕事や遊びと忙しなく過ぎて行く日々とは真反対の、静かにゆっくりと時間が過ぎていく一日。足跡一つもない雪の中に入って、カメラのシャッターの音だけが響く感覚がとても新鮮で、二人して来て良かったと何度も何度も話していました。
前撮りの後は、カメラマンさんのご家族と夕飯をご一緒したり、当日の打ち合わせをしたり、普通の前撮りでは無いような充実した時間を過ごさせていただきました。
このような素敵な出会いや経験が出来たのも、エースホテルだからこそ。毎回の打ち合わせが濃厚すぎて、お腹いっぱいになれるのも大きな魅力です。
Photographer : Satoko Maeda - 1ヶ月前
ヘアメイク
ヘアメイクは堀江にあるSUMIのTaeさんとMomoさんにお願いしました。
#SUMI
お二人にはヘアメイクリハで初めてお会いしたのですが、その美しさと心の清らかさにすぐに虜になってしまいました。
リハでは、「打ち合わせの録画での二人の様子や、白無垢とドレス姿から、沢山イメージしてたんだよ〜!」と早速素敵なヘアメイクをご提案いただき、私の好みやなりたい姿を引き出しながら、様々なパターンを試してくださいました。
“和装で生花をつけたい”など様々なリクエストをしたのにも関わらず、時間を割いて全てに応えてくださったこと、ネイルなどの相談にも乗ってくださったこと、本当に感謝でいっぱいです。
当日は、「女神を降臨させるからね!」と素敵なヘアメイクをしてくださり、「可愛い、かっこいい!」と自己肯定感が上がるような言葉を沢山仰ってくださるのが嬉しくて。また、朝から晩までずっと近くで見守ってくださっていたのが本当に心強かったです。
素敵なお二人にヘアメイクをしていただけて、本当に嬉しかったです。また、SUMIにもお伺いしたいと思います。 - 1ヶ月以内
ネイル
ネイルは薄ピンクのマーブルにしました。
装花の桜にマッチするような何とも言えない春らしいピンク色と、白無垢とヴィヴィアンのドレスに馴染むシンプルさと上品なデザインがお気に入りです。 - 当日
挙式・披露宴
考えずに、感じる。ふたりらしいWedding。
終始、笑いと涙の絶えないweddingでした。
温かくて、心地の良い、ありのままでいられる結婚式。
理想が叶った、むしろ想像をはるかに超える、一生忘れられない一日になりました。
私たちは最初から、「自分たちの結婚式では、ゲスト一人ひとりと向き合い、ひとりも置いてけぼりにしたくない。新郎側・新婦側関係なくゲストが交じり合い、この結婚式をきっかけに、両親、家族、友人、すべてのゲストとの関係性をより深くしていきたい」とプランナーさんにお伝えてしていました。
そうお話した上で、お花、写真、音楽、MC、ヘアメイクなど、それぞれのクリエイターの方々をご紹介いただき、全員とお見合い。お一人おひとりとお話しする中で、私たちは何を優先して、何を届けたいのか、毎日毎日二人で必死に考えました。
その結果、私たちはやっぱり、今まで支えてくれたゲストのみんなに、今までの感謝の気持ちを伝えたい、これからも変わらない関係でありたい、そして二人をいつまでも見守って欲しい、とゲストとの繋がりを大事にしたいという答えに。
そんな私たちの結婚式を最高なものにすべく、プランナーさんだけでなく、クリエイターの皆さま全員が全力を尽くしてくださったおかげで、私たちはもちろん、ゲスト全員がこの空間を心で感じてくれていたように思います。間違いなく、エースホテルでなければ、このクリエイターの皆さまでなければ、実現することが出来なかった一日でした。
“両親への気持ちは、家族だけの空間でしっかり目を見て伝えたい”
披露宴前にファミリータイムを設け、両家それぞれ家族だけの時間を。今までの感謝の気持ちや、これからどうありたいかなど、手紙を読んで伝えました。
“私たちがお世話になったゲストの方々を、全員に紹介したい”
MCの方との打ち合わせの際に、何時間もかけてゲストそれぞれに対しての想いや思い出を話し、MCの方と一緒に自分たちの言葉でテーブルごとにゲストをご紹介しました。
“ゲストひとりひとりにこれまでの感謝やこれからの想いを伝えたい”
ひとりひとりに手紙を書き、パーティー内で一斉に読んでもらいました。そして、感想をスピーチしていただいたり、会場内には返事を書けるようアンサーレターをご用意しました。
その全てが、私たちのやりたいことを聞いて、クリエイター皆さまがご提案してくださったものでした。
ファミリータイムでは、今まで恥ずかしくて伝えれていなかった想いを言葉にしたことで、心の奥底でもやっとしていた気持ちがすっきりして、全力でハグをしたり。
みんなに書いた手紙を、ひとりひとりが涙しながら、笑みを浮かべながら読んでくれていたり。
その他にも、家族•友人が手紙を宝物にすると言ってくれたこと、予想以上にみんなアンサーレターを書いてくれたこと、全てかけがえのない思い出です。
考えずに、感じる。 これはプランナーさんが私たちのコンセプトとして伝えてくれた言葉です。
結婚式当日は、色んなことを考えてしまいそうで、心から楽しむことができるのか少し不安に思っていましたが、朝一番の「今日一日を全力で感じて!楽しんで!」というプランナーさんの言葉に心が解けて、最初から最後まで、泣いて笑って、感情の動くままに一日を過ごせました。
私たちとゲスト全員が同じ空間の中で、それぞれが思うままに過ごす。桜で写真を撮っているゲストもいれば、両親と友人がお喋りしていたり、アンサーレターを真剣に書いてくれていたり、と動きのある、まさに私たちが理想としていた光景でした。
それが出来たのも、私たちの思いを理解し、全力でサポートいただいたクリエイター皆さまがあってこそ。
パーティーが終わってから、私たちだけでなくゲストみんなが余韻に浸り、直後に長文で感想を連絡くれた友人が沢山。写真を見返しては、あのシーンでどう感じたかをみんなで共有したり。これからもずっとずっとあの日を思い出す度に幸せになれる。こんな結婚式がもっともっと広まってほしい。心からそう思う一日でした。