アットホームな結婚式

着てみたいものと似合うものに違いがあり、少し苦労しました。またサイズ感もデザインによって異なるので、少しサイズオーバーでもとりあえず試着してみるのが良いかと思います。
私の場合は式場にあるドレスの中から6着選んで試着しました。最終的にパーツの取り外し可能なタイプを選んだのですが、着こなしで雰囲気が大きく変わるので是非オススメしたいです。本番は2パターンで着用し、挙式はオフショルダーと黒いサッシュベルト、披露宴はケープと水色のサッシュベルト(私物)を使いました。時短でイメチェンできるので、我ながらグッドアイディアだと思いました(笑)
また、幸運なことに華奢なデザインを選んだので、挙式当日はインナーによる締め付けが多少ありましたが、披露宴の頃には身体が順応していました。気分不快もなく食思良好で、お食事はゲストの方々と同じように十分楽しめました。食べすぎ防止のためパンだけ自主規制しましたが、正直まだまだイケそうでした。私のような食いしん坊な花嫁さんは参考にしてください♡

挙式は式場でレンタル可能なアクセサリーを着用し、披露宴はメルカリで購入したドライフラワーを使いました。
レンタルさせてもらったアクセサリーは打ち合わせのときにスタッフさんがドレスに合わせて用意してくれたものの中から選びました。シンプルなものからゴージャスなものまで色々ありましたが、こちらもドレス同様に着用しないと似合う似合わないが分からないので、必ずドレスを着た状態で試着することをオススメします。
ドライフラワーは何本必要か分からず念のため30本以上購入しましたが、実際に使用したのは15本程度でした。ただ、ドライフラワー自体が繊細なつくりのため、移動中に傷んだりヘアメイクリハーサルで破損する場合もあるので、少し多めに持っていると安心かと思います。

キャンプ大好き夫婦なので、キャンプ場っぽいデザインをリクエストしました。イメージはキャンプの聖地「ふもとっぱら」で、富士山と芝生がポイントです。口頭での説明だと伝わりづらい部分もあるかと思うので、打ち合わせの時までに参考になる写真を何枚か用意しておくとスムーズだと思います。

式場でお願いすると割高なのでピアリーで外注しました。デザインのバリエーションが豊富で、操作方法も簡単かつスムーズに作成できるのでオススメです。文例も幾つかパターンがあるので、文章の組み立てもあまり悩まずにできました。また、無料オプションで人数分の付箋紙がついたので、受付や乾杯の依頼などちょっとしたメッセージに活用できて助かりました。キッズゲストもいたので、招待状とともに子ども向けのお手紙を同封しました。

招待状と席札がバンクシアメインのドライフラワーブーケのデザインだったので、統一感を出すためにブーケはバンクシアを取り入れたドライフラワーブーケにしてもらいました。他のお花は何が使われていたか思い出せないですが、バンクシアが活きるように、ナチュラルっぽく仕上げて頂きました。バンクシアのお花の形状が大ぶりでコロンとしているため、衣裳を傷つけたり、落下・破損の恐れがあるとの事で、ブートニアはバンクシア以外のブーケに使われているお花で仕上げてもらいました。

挙式の演出で一番こだわったのが装花で、最初はお花屋さんを外注しようかと考えていました。お花屋さんとの比較対象として、式場の装花スタッフさんと打ち合わせ・お見積りして頂いてたのですが、話していく中で十分な演出をしてもらえると確信し、式場でお願いすることになりました。
挙式がシルバーウィークだったのでお月見をイメージして、パンパスを多めに入れてもらい、メインのお花は招待状やブーケ同様にバンクシアにしてもらいました。その他のお花は全体的にナチュラルな雰囲気が出せるようにバランス良く組み合わせてもらいました。どの打ち合わせにも言えることですが、装花の参考にした写真などがあれば打ち合わせのときに提示できると意見の擦り合わせがスムーズです。

統一感を出すために、招待状と同じデザインのものをピアリーで外注しました。それぞれの項目でテンプレートが用意されてるので作成はラクラクで、文例を参考にしてポイントを押さえつつ、私達らしい文章が書けました。また、文字のデザインやフォントサイズも簡単に変更できるのでオススメです。
また、キッズゲストにはひらがな表記のご挨拶とメニュー表、フリー素材の迷路や間違え探しを用意して、退屈させないように工夫しました。

キャンプをテーマにしたかったので、ウェルカムスペースには普段愛用しているキャンプ用品を、そして中庭の芝生にはテントと椅子を飾りました。
台風が3つも発生していたのでガーデンの演出は無理かなと思っていましたが、ラッキーなことに当日は見事に晴れて実現できました。
子ども〜大人まで喜ばれましたが、特に子ども達には大好評で中庭でみんな仲良く遊んでくれて、とても微笑ましい様子が印象に残りました。
新郎新婦を囲んでワイワイするような演出だけではなく、みんなが思い思いに楽しめる空間を作るのもアリなのかなと個人的に思っています(笑)

ラタンケースにドライフラワーを組み合わせて手作りしました。

アットホームな結婚式

笑いあり涙ありの幸せな1日はあっという間に過ぎていきました。大切な方々と久しぶりに過ごす時間は一瞬一瞬も愛おしく、私たちにとってかけがえのない思い出となりました。
コロナ禍でお互いの家族・友人に会うこともままならず、実際にお会いするのは今回が初めてという人ばかりだったので挙式前はとても緊張しましたが、いざ始まってみると終始和やかムードで温かい祝福に包まれていて、新郎新婦ともに肩の力を抜いて楽しむことができました。挙式ではフラッグボーイやリングガール、フラワーボーイ&ガールの演出、披露宴でも子ども達による乾杯の音頭…リハーサルも本番もハプニング多めでしたが、それを含めて楽しくて、皆んなが笑顔になれる瞬間がたくさんあって良かったなと思います。
DIYが多かったので仕事の合間で準備を進めていくのが結構大変でしたが、盤石な協力体制で乗り越えることができ、夫婦の絆もより一層深まったのかなと思います。準備も含めて良い思い出となりました。
正直なところ、コロナ禍での挙式に不安も心配もありましたが、実際に大切な人々と過ごしてみると改めて私たちがどんなに沢山の方々に支えられてきたのかを気づかされ、感謝の気持ちを深めることができました。この気持ちを忘れずに、これからの人生も共に支え合って歩んでいきたいと思います。