- 会場
- エースホテル京都 (Ace Hotel Kyoto)
- 開催日
- 2022.05 開催
- 2年前
会場決定
結婚式をするなら、”一般的な結婚式の形”に対して感じている違和感が無いようにしたいと、なんとな~く考えていました。
そんな中、Ace Hotel Kyotoに見学に行き、プランナー方が、私たち夫婦の思う「違和感ってなんなのか?意味のあることって何なのか?なんで結婚式するのか?」を問い、聴いてくださり、本当に意味のあることを考え抜いて作りあげる1日にしたい、この場所で、この人とならできる!と確信しました。
また、そんな1日を実現するために1日1組で時間や場所の使い方に制約がないこと、プロフェッショナルなアーティストにサポートしてもらえることも魅力的に感じました。 - 1年前
ウエディングドレス
ドレスは、ウェルカムパーティーで1着目、挙式・披露宴で2着目を着用しました。
1着目は、ゲストを迎え入れるウェルカムパーティーで「自分らしく気取らずにすごせるように」というテーマでMame Kurogouchiのワンピースを選びました。
2着目は、エースホテルと提携しているNUMBER 5さんでバックスタイルが印象的なドレスを選びました。普段の自分では取り入れないスタイルで、本当にこのドレスでよかったのかな?と最後まで悩んでいましたが、シンプルなデザインが当日の挙式や披露宴の時間にとてもマッチしていて、着ることができてよかったと思う1着になりました。
また、挙式の時間にはベールをつけ、わずかながら披露宴との違いを作りました。 - 1年前
BGM
音楽はSound Couture inc.さんにお願いをしました。
延期前に打ち合わせをしていたのですが、再度、準備を始めることになった半年ほど前から改めて本格的な打ち合わせがスタートしました。
私たち夫婦のこと、結婚式のコンセプト、会場の持つ力、そこに集うゲスト、過ごしたい時間、たくさんのことをお伝えし、理解し、音にして提案される過程はとても新鮮で最高に楽しい時間でした。
当日は、選んだCDを流すのなではなく、事前に打ち合わせていた音楽をベースに、その時の雰囲気を見ながらサウンドスタイリストが音を決めていくスタイル。
あぁ…ここでこの音楽…なんてぴったりなんだろう…と思う瞬間ばかりで、音楽のもつ力を実感した1日になりました。 - 1年前
プログラム
Ace Hotel Kyotoでの結婚式作りは、”個人として夫婦として、どんな人生を過ごしていきたいか”ということに夫婦二人で真剣に向き合い、そのために”結婚式をどうやって過ごすのか”ということに対してすべてのクリエイターの方々がそれぞれの領域で本気でぶつかりながら、作り上げていく過程がありました。
そして、その集合体が、結婚式1日(またその前後)の過ごし方≒プログラム?というものになっていったと思います。
「結婚式だから○○するのは大前提」みたいなことは一切なく、常に私たちの結婚式にとって本当に意味にある時間の使い方ってどんなことだろう?と考え、「どんな気持ちでゲストと過ごしたいか、どんな自分で居たいのか」ということをベースに、何をするかを決めていきました。
しかし・・・それを夫婦二人で考えるのは、もちろん限界があり、どんな自分で、どんな気持ちで過ごしたいのかということに常に伴走してくれる、プランナーさんと司会者さんは結婚式を形作る中で欠かせない存在でした。(そして、それを本当に形にしてくれる、最高のクリエイターチーム!)
実際には、
・親族との前日の食事会
・受付を自分たちで行い、そのままウェルカムパーティー
・挙式でのゲストへの誓いとゲスト1名1名へのお手紙
・翌朝の両親との食事会
といった、過ごし方を具体化しましたが、1つ1つ、心からやってよかったと思えることばかりでした。 - 3ヶ月前
引き出物
結婚式を準備する過程では、「1つ1つ納得して、意味をもったことをやろう」という想いを大切にしました。
その中で引き出物は、遠方から来てくださるゲストも多かったため、京都の美味しいものを集めた「お土産マルシェ」を開催しました。
マルシェでお持ち帰り選んでいただける品々は、打ち合わせで京都に訪れた際に食べ歩いたり、もともと好きだったお店から選んだものを集めて、持ち込む形で実施しました。
ゲストのみなさんの顔を思い浮かべながら、「○○さんはこれを喜んでくれそう!」など考えながら、内容を選ぶ時間がとても楽しかったです。
また、当日、ゲストのみなさんがわくわくしながら選んでくださる姿を見てとても幸せな気持ちになりました。 - 3ヶ月前
装花
このお花を使いたいという具体的なことは依頼せず、私たちの想いやコンセプトをお伝えしたうえで、クリエイターの方にほぼおまかせしました。
その中で、挙式の時間を大切にしたいと思いをしっかりと受け取っていただき、セレモニースペースの装花は圧巻で、とてもパワフルで生命力ある仕上がりに。
大切な思いを伝え、誓う時間の中でお花からも沢山のパワーを貰えたような気がします。
写真を見返しても、当日の溢れる想いと背景にある装花がぴったりだなぁと思います。
会場はゲストの方との繋がりを意識して、高砂を設けずにテーブルを配置しました。
テーブルのお花もすべてが繋がりあっているような雰囲気になっていて、ゲストの方と過ごしたい時間をお花でもサポートしていただきました。 - 3ヶ月前
ヘアメイク
エースホテルはたくさんのクリエイターの方の中から、フォトグラファーやフローリストを選ぶスタイルなのですが、ヘアメイクも同様で、東京在住であることからRISA HITOMIさんにお願いしました。
延期前にも何度か打ち合わせをしていたのですが、延期前と後で自分自身に変化があったこともあり、再度打ち合わせをする形で準備が始まりました。
ヘアメイクの打ち合わせではこんな髪型やスタイリングがいいという具体的なイメージがあまりなく、悩みも多かったです。
具体的にお伝えすることができない分、”こんな自分で過ごしたい”ということをプレゼンシートにまとめて伝えるという、やや、めんどくさい新婦だったと思います。
当日は、りささんのゴットハンドで、見たことのないような自分に仕上がり、とても自信を持って過ごすことができました。 - 2ヶ月前
席札
結婚式のペーパーアイテムは、すべてAce Hotelにお願いしました。
Ace Hotel Kyotoは、オリジナルの字体として、柚木沙弥郎さんがデザインされたフォントを利用しているのですが、もともと柚木さんのデザインが魅力的だと感じていたこともあり、ペーパーアイテムも、柚木さんのフォントを取り入れていただきました。
また、席札は、ゲストへの手紙にもなっていて、挙式の中でゲストにお手紙を読んでもらうシーンを作りました。
ただ”席札”となると、意外とお金もかかるわりに、忘れて帰ってしまったり(自分自身もあるので、申し訳ない気持ちです…)するものですが、一枚一枚心を込めて描いたお手紙にすることで、意味のあるお金や時間の使い方をしよう!という結婚式への向き合い方とも合致して準備を進めることができたと思っています。 - 当日
挙式・披露宴
人生で大切にしたいことを見つける旅
延期を経て行った結婚式、実は1回目の結婚式の準備をする過程で、プランナーさんの提案もあり夫婦でのワークショップを実施し、「これから二人で大切にしていきたいこと」を二人で発見し大切にしようと誓い合う時間を過ごしていました。
なので、1年ぶりに準備を再開するとき、夫婦二人の中には「なんか前より私たちよくなってるよね」という実感があり、結婚式の目的として「夫婦二人の誓いを見つけること」があったので、結婚式やる意味ってなんだろう?と悩んだりもしていました。
でも、夫婦として、そして個人としての成長を実感できた1年があったからこそ、夫婦二人に閉じた世界ではなく、家族やゲストとの関係性に重きを置いて、結婚式に向き合うことができました。
そして、ゲストや家族への誓いの言葉や手紙を通じて、伝えたい想いを嘘のない自分の姿を伝えるこに挑戦しました。(もはや、結婚式という枠組みを飛びだしていたと思います(笑))
そんな風に向き合った1日、そこには、ちょっと様子がおかしくなっている同期や、前日までとはまったく違う顔をした母…、私たち夫婦の想いを受け取った家族やゲストの心が動く姿がありました。
結婚式って不思議なイベントだなぁと思います。自分の人生にとって大切な人が集まる一日なんて、大人になると、そうないですよね。
そんな不思議で、絶好の機会に、夫婦としての誓いを立てるだけではなく、家族や私たちの人生に欠かせない大切なゲストへ、これからの人生で大切にしていきたいことを誓うことができたことは、かけがえのない奇跡のような時間でした。
そして結婚式という場の力を最大にしてくれる、Ace Hotel Kyotoの最強のクリエイター陣の力が無ければ、届けられなかった思いや、生まれなかった言葉があります。
準備の過程から、たくさんコミュニケーションをとってくださり、あるがままな自分の姿をみせることができる&知ってくれているチームになれたからこそ、迎えられた1日でした。