感謝と愛情に包まれた幸せな一日となりました

ドレス試着は提携先3店に加え、提携外のエマリーエ様にお伺いしました。提携先のドレスもどれも素敵だったのですが、エマリーエ様のエリザベートを試着した瞬間に、そのクラシカルさと上品さ、また360度どこから見ても完璧な造形に、魔法にかけられたかのように一目惚れしてしまい、即決しました。

カラードレスは提携先の3店をまわり、10着ほど試着した結果、ハツコエンドウ様のサリー（マゼンタピンク）に決定しました。最後まで同じハツコエンドウ様のレベッカ（ボルドー）と悩みましたが、母の激推しもありこちらに決めました。決め手となったポイントは、ブルベ冬タイプの私にぴったりの色味で肌が一番白く綺麗に見えたこと、また秋婚らしい深みのある色であまり他のドレスに見かけない色味であること、帝国ホテルの重厚感溢れるロビーや会場の雰囲気に合いそうなことが決め手でした。

憧れだった丸の内での前撮りを7月に行いました。衣装はドレス試着のときに気になっていたverawangリーゼルを着用しました。胸元のインド刺繍とふわふわのボリュームあるスカートが上品でお気に入りです。昼は丸の内、夜は東京タワーで撮影し、雰囲気を変えるためにヘアメイクやアクセサリー、ブーケも昼と夜とでチェンジしました。撮影用にジミーチュウのパンプスや指輪の箱なども持ち込んだのがこだわりポイントです。撮って欲しいポーズや場所など、写真イメージとともに具体的に言語化した撮影依頼書を作り、事前にカメラマンさんにお渡ししたことで、当日よりスムーズに素敵なお写真をたくさん撮っていただけました。

ウェディングドレス、カラードレスともに3ヶ月前ほどに小物合わせをしました。
ウェディングドレスでは、エマリーエに合わせてクラシカルで上品なスタイルにしたかったので、挙式ではリボンボンネにシンプルなパールのイヤリング、披露宴入場ではivory&co.のティアラにマリアエレナのロイヤルな雰囲気のイヤリングにしました。またカラードレスでは雰囲気を大人っぽくガラッと変えたく、キラキラで大ぶりのヘッドアクセとイヤリングの組み合わせにしました。ヘッドアクセをつける位置を後ろにするか頭の横にするかで悩みましたが、後ろから見ても華やかにしたかったのと、正面から見た時にイヤリングも華やかなのでごちゃごちゃするかなと思い、ヘッドアクセは後ろにつけることにしました。

4ヶ月前くらいに試食会に主人と私の両親とで参加しました。ゲストには職場の上司も呼んでいたこと、また帝国ホテルといえば美味しいお料理が有名なので、ゲストにも喜んでいただきたく、お料理は妥協せずに選びました。
試食会での両親の感想も尊重し、ボーテというフレンチコースを基本とし、帝国ホテル伝統のコンソメスープを追加、またデザートは有名な炎の演出があるチェリージュビレにチェンジしました。
また、式当日はコロナも少し落ち着いていた時期だったので、お酒もお出ししました。
当日、ゲストからお料理美味しかったとのお声を沢山いただき、またお酒も入って皆様とても楽しんでいただけた様子だったので、お料理はしっかり選んでよかったなぁと思いました！

装花にはこだわりが強かったため、提携先で人気のフローリストさんを8ヶ月前頃に指名予約しました。お打ち合わせ2,3回目で装花の相談をしましたが、お打ち合わせの前にあらかじめInstagram等で好みや苦手なイメージを探し、具体的に文章化して依頼書にまとめてお送りしました。
ドレスや会場の雰囲気にぴったり合うクラシカルで上品かつラグジュアリーな雰囲気の装花が理想だったので、ユリやバラをメインにリクエストしました。またテーマカラーは、白×ゴールドで、お色直しドレスに合わせて濃いめのピンクも少し足して欲しいとお願いしました。高さのある装花や水中花も憧れていたので、いくつかのテーブルはそれにしていただきました。
結果、本番では理想を遥かに上回る素晴らしい装花を作ってくださり、披露宴会場に入場した瞬間に涙が込み上げました。
打ち合わせで何度もわがままを申し上げたにも関わらず、丁寧に要望を汲み取ってくださり、期待を遥かに上回る、2人のイメージにぴったり合う雰囲気の装花を企画提案してくださったフローリストさんには感謝でいっぱいです。

ウェディングドレスに合わせるブーケは、提携先のフローリストさんにお願いして生花のブーケにしました。エマリーエの正面のデザインを邪魔しないように小ぶりのころんとしたラウンドブーケで、かつ清廉で上品な雰囲気にしたく、白いバラに少しグリーンを足したブーケにしていただきました。こちらも装花と同じく、依頼書で好みや苦手なイメージを写真とともにお伝えしていたので、当日は理想以上の可愛い仕上がりにしていただけて大満足でした！こちらは後日、アフターブーケにして、いまも玄関に飾っております。
お色直しのブーケは、そのままの形に保存しておきたく、またお値段も抑えたかったのでアーティフィシャルフラワーにしました。仲良しのブーケデザイナーさんが主催されていたワークショップに参加し、アドバイスいただきながら、花材選びから束ねるのまで自分で初めて挑戦してみました。色やデザインは散々悩んだ結果、ハツコエンドウサリーの華やかさに負けない大きめで存在感のあるブーケにし、濃いピンクや紫をメインにしつつ、濃いグリーンも程よく入れ、葉っぱで動きを出しました。秋らしく、ブルーベリーを少し取り入れたのもお気に入りポイントです。ブートニアも、同じ花材を使って自分で作ってみました。
やっぱり自分で束ねたブーケは特別な思い入れと愛着が湧きます♪一から束ねてもらうより少しお値段も抑えられますし、色々なブーケデザイナーさんがワークショップなど開催されているので、ぜひ参加されてみてはいかがでしょうか。

私の披露宴会場は、会場前のスペースが広かったので、ウェルカムスペース作りはかなりこだわりました。少しずつInstagramやPinterest等でイメージを探し、3ヶ月前くらいから本格的に構想を練り始めました。買う物が無駄にならないよう、ある程度頭の中で構想が固まってから、IKEAや百均、Francfranc、メルカリなどでグッズを買い集めました。また、一部はウェルカムスペースのレンタルサービスを利用しました。細かな並べ方などは、実際に家の中で並べながら調整し、写真を様々な角度から撮って、ウェルカムスペース依頼書を作りました。依頼書をかなり詳細に作り込んだので、プランナーさんからは本当に助かりました、と褒めていただけました！
式準備の中でウェルカムスペースの準備が一番大変だったので、もっと前から準備しておけば焦らずに済んだかなと少し反省しております。直前期は打ち合わせも始まり招待状や席次などで忙しくもなるので、ドレス選びの時期など、まだ余裕のある時期から手をつけておけばよかったです。

ヘアメイクにはこだわりたくて、大人気のMY DRESSERさきほさんを約9か月前に指名予約しました。約1ヶ月半前にヘアメイクリハがあったので、それまでに希望のヘアメイクイメージをInstagram等で沢山調べて、依頼書にまとめて事前に送りました。依頼書では、着用予定のドレスや小物、アクセサリーの情報とともに、普段のヘアや肌に関する悩み・特徴、好みのイメージ・苦手なイメージなどを写真も示しつつまとめました。ヘアメイクリハは結構バタバタするので、事前にお送りしておくことでスムーズに認識も合わせられてよかったです！
さきほさんともご相談し、挙式ではロイヤルでクラシカルなシニヨンにリボンボンネ、披露宴入場では髪型は変えずにティアラにチェンジ、お色直しではふわふわの大人っぽいハーフアップにキラキラのヘッドアクセというスタイルにしました。
メイクも、アイシャドウやリップの色味をガラッと変え、ウェディングドレスとカラードレスとで雰囲気を大きくチェンジすることができました♪

プロフィールブックに以前から憧れがあり、Instagramで一目惚れしたsoi meme wedding様にセミオーダーで作っていただきました。前撮りのお写真が納品された9月頭頃から一気に写真の選定作業を行い、他の花嫁様の投稿も参考にしつつ、レイアウトやデザインなどを決めていきました。セミオーダー形式では何種類か決まったフォーマットから選ぶのですが、ページ構成の変更や入れる文字の追加、文字のフォント・色の変更など細かな部分まで柔軟に変更いただけました。写真のページでは、丸の内前撮りのお写真を中心に、私服前撮りや小物ショットなどのお写真も載せました。
プロフィールブックにフランス語でメニュー表を入れたのはこだわりです。また、コロナで直前まで出欠がどうなるかわからなかったため、席次表はプロフィールブックに入れず、別途ホテルに依頼しました。
当日は卓上のお皿の上におしゃれに置いていただきました。来てくれた友人から大好評で、みんな休憩時間などにじっくり読んでくれていたようです。

ウェディングドレスにもカラードレスにも合うような、上品かつ華やかなデザインにしました。ラメやパールを散りばめつつ、Instagramで見かけて憧れていたフラワーモチーフのたらし込みもお願いしました。当日はお手元ショットも多かったので、ネイルにこだわって大正解でした。

感謝と愛情に包まれた幸せな一日となりました

お式当日は本当にあっという間で、卒花様がよくおっしゃる通りまさに体感時間が30分ほどでした。
夫婦共に仕事も多忙、かつコロナ禍での式準備だったため大変なことも沢山ありましたが、結婚式当日、大切な家族や友人たちの笑顔や涙、温かい言葉のひとつひとつに触れ、本当に結婚式を挙げてよかったと心から思いました。チャペル入場前の緊張感、ベールダウンでの母の眼差し、一緒に歩いた父の温もり、披露宴会場に入場した瞬間の煌びやかな雰囲気、高砂から見たゲスト一人ひとりの温かい笑顔…。きっとこの先の人生で忘れることはないだろうと思います。まさか自分が挙式入場で真っ先に泣くとは思いもしませんでした（笑）が、そのくらい本番とは特別なもので、これはお式を挙げなければ経験できなかった感情だろうな、と思います。
一瞬一瞬が感謝と愛情に包まれた一日となり、お式が終わった夜に主人と「私たちは本当に周りの人に恵まれて育ってきたね。感謝してこれから少しずつ返していこうね」と感慨に浸りながら語り合ったことは今でも思い出します。あまり式準備に積極的ではなかった主人の、結婚式を帝国ホテルであげられて本当によかったという言葉は私にとっても嬉しかったです。
また、両親やゲストの皆様も当日想像以上に楽しんでくださっていたのが高砂からでもよくわかりましたし、あとから「素敵なお式で感動した」「大切な場に招待してくれてありがとう」「お料理美味しかったよ」など数々の温かいメッセージもいただき、感謝の気持ちでいっぱいになりました。
こんなに素晴らしいお式を挙げることができたのも、支えてくれた主人や家族はもちろん、数えきれないほど沢山お世話になったプランナー様はじめ、介添やチーフの方、カメラマンやヘアメイクさん、フローリストさん、ドレスサロンの皆様、司会の方、音響や照明の方、アクセサリーやアイテム・小物のご縁をくださった方々、皆様のおかげです。本当に感謝でいっぱいです。
これからお式を迎えられるプレ花嫁の皆様、大変なことも沢山あるかとは思いますが、お式当日はきっとこれまでの人生で一番幸せなかけがえのない日になること間違いなしなので、ぜひご準備楽しまれてくださいね。