大好きの気持ちと手づくりを詰め込んだ結婚式

結婚指輪に関しては私は特にこだわりがなかったのですが、夫が「ポケモンの指輪がいいな。こんなのがあるんだよ」と調べてくれたのがU-TRESUREさんの指輪でした。
インターネットでも注文することができたのですが、きちんとサイズを測ってもらったり詳しいお話も聞きたかったので、東京にある店舗に足を運びました。

最初に夫が調べて見せてくれた、ピカチュウがあしらわれているペアのデザインの指輪(プラチナ)を選びました。
裏にはふたりのイニシャルと結婚式の日付、お気に入りのポケモンのシルエットの刻印も可能だったのでお願いしました。

頻繁には足を運べないため受け取りは配送をお願いしたのですが3週間ほどで届きました。
モンスターボール型のリングケースも一緒に注文し、挙式でも使用しました。

私たち夫婦は仕事柄指輪をすることができないのですが、ふたりで外出する際はどんなに近場でも指輪は忘れないようにしています。

結婚式当日は和装を着用しない予定だったため、前撮りで記念に残したいと思っていました。
私たち夫婦の記念日が桜の咲く時期だったため、どうしても満開の桜の下で前撮りがしたいと思い、撮影場所の下見をほぼ毎日し、撮影日をギリギリまで変更させていただいたりしました。
そのお陰で当日は眩しいくらいの快晴で、桜も満開だったためそれだけで笑顔になれました。

衣装は撮影の2ヶ月程前に式場のドレスサロンで決定しました。
ヘアメイクリハーサルはしなかったのですが、理想通りに仕上げてくださって大変満足しております。
桜の髪飾りはフリマアプリで購入したものを持ち込みました。

たくさんの折り鶴は両家総出で800羽ほど折り、吊るし雛のようにして一部背景に使ってもらう等しました。
桜のボールブーケは手作りしましたが、その他のアイテムはフリマアプリで購入したものを持ち込みました。
和傘は式場の方で無料で貸出してくださいます。

元々は2020年6月に結婚式を挙げる予定だったため、デザインは1年以上前に決定していました。

ポケモンが住んでいるような森をテーマにした結婚式にしたかったため、式場のカタログからナチュラルなイメージの招待状を選び、受け取ったのが1回目の打ち合わせのすぐ後だったと記憶しています。

結局1年後に延期することにしたため、招待状の中紙の文面を変更し、表紙はそのまま使うことにしました。
中紙がトレーシングペーパーでとても可愛く、そこが気に入ったポイントの招待状だったため、表紙裏にはお気に入りのポケモンのシルエットを消しゴムスタンプを掘って作ったものを押して、透けて見えるようにしました。

返信ハガキ、芳名帳代わりのゲストカード、当日のタイムラインは、ポケモンのゲーム内で使われているようなフォントを使用して手作りし、ゲストの皆様にも世界観を感じてワクワクしてもらえるよう工夫する時間を作ることができたので、延期もネガティブなことばかりではないなと思いました。

4月上旬には、ゲスト様に招待状をお渡ししました。

和装での前撮りをした直後に結婚式を延期することにしたため、ドレスを着ての前撮りもどこかのタイミングで出来たらなと考えていました。

衣装は、結婚式当日と同じものを着用しました。

式場のロケーションがとても素敵なので、バラがたくさん咲く時期であること、ナイトフォトも撮りたいと希望していたため、5月下旬の午後3時頃から撮影を行いました。

当日はお天気にも恵まれ、式場自慢のローズウォールやローズアーチの下でも撮影できて大満足です。

ポケモンGOを通して出会った私たちなので、ところどころにポケモンのモチーフを忍ばせました。
ペーパーフラワーを使って作ったピカチュウ風のフォトフレームや、お気に入りのぬいぐるみや帽子等も持ち込んで使わせていただきました。

結婚式当日のペーパーアイテム等にも前撮りの写真を使いたかったので、早めにデータを仕上げてくださったカメラマンさんにも大変感謝しております。

このご時世なので席次表はギリギリまで変更が出ることもあるだろうと考え、自作したいなと思っていました。
おおよそのベースは、ゲスト様に招待状をお渡しする時期(＝結婚式の2ヶ月前)に決定し、そこから私たちらしさを盛り込んだ席次表にしていきました。
当初は厚手の紙に印刷し、席次表の裏面には前撮り写真＋ご挨拶を添えたものにする予定でしたが、結婚式一週間前くらいに急遽、席次表のみトレーシングペーパーに印刷し、席次表を印刷する予定だった面に遊び心を加えてみました。
ですが、結局それに気付いて声をかけてくださる方はいらっしゃらず(笑)作るのはとても楽しかったです。

メニュー表は、先輩花嫁様のSNSを参考に、私がもらったらテンションが上がるものを作りました。
トレーシングペーパーに印刷し、半分に折り袋状にし、中にコンフェッティやスパンコール等を入れたシャカシャカメニュー表にしました。
こちらはフォントにもこだわり、作るのも一番楽しく、より私たちらしさを感じていただけたかなと思います。

ドリンクメニュー表もお一人分ずつ手元にあったらいいだろうなと思い、人数分を厚手の紙に印刷しました。
また、こちらのメニュー表が自立するよう、キャラクター折り紙でスタンドも作りました。
私たちが選んだドリンクメニュー内にカクテル8種とあったのですが、選びきれずに全部載せることにしました。
裏面には、名前だけではわかりにくいカクテルもあったためカクテルの詳細も調べて記載しました。
スタッフの方にお聞きしにくい方もいらっしゃるかなと思ったので、頑張って作って良かったです。

席次表、メニュー表共に、引き出物バッグ(カタログなのですがとてもコンパクトで卓上に置いても邪魔にならないサイズ)に綺麗に納まるよう、何度もサイズを調整しました。

大好きの気持ちと手づくりを詰め込んだ結婚式

前日は最後の追い込みで、私たちは一睡もできずに当日を迎えることになりました(笑)
挙式が始まる前は緊張しすぎて泣きそうでしたが、披露宴のお披楽喜まで体感時間がとても短く、先輩花嫁の皆様がおっしゃっていたようにあっという間の一日でした…！

スタンダードなキリスト教式の挙式だったため、アフターセレモニーは楽しくカラフルにできたらなと、フラワーシャワー、全員参加のお菓子ブーケトス、ドロップアンドフライを行いました。
フラワーシャワーには折り紙の紙風船をアレンジしたポケモン風のものを混ぜたり、お菓子もポケモンのものを用意したり、バルーンの色選びをポケモンGOのチームカラーにしたりと、これでもかと私たちの好きを詰め込みました(笑)

披露宴ではヘアチェンジは行わずに、ベールとグローブをはずして入場しました。
ケーキセレモニーでは少し変わったことがしたかったのもあり、新婦にビッグスプーンでケーキを食べさせる演出にしたいと思い、ネットで検索して結婚式の前々日までに到着するようレンタル手配しました。
本来お呼びしたかった遠方の知人から結婚祝いでいただいたエプロンも、ここで活躍させることができました！

お色直し入場時には、タキシード×ドレスの色当てクイズをしたのですが、ペンライトを降ってもらいながらの入場にしたため、ちょっとしたアイドル気分になれました(笑)
そのまま正解者全員にプチギフトを配りながら手作りのポーズカード(ポケモンに纏わるポーズ)を使ってフォトラウンドを行いました。
写真を撮る際だけはマスクをはずしていただいたので、写真を見返した際にゲストの皆様の楽しそうなお顔を見ることができて本当に嬉しかったです。

余興は特にお願いしなかったので、私たちのゲーム対決等を入れつつ歓談のお時間を多く取らせていただいたので、高砂席にも皆様が来てくださって楽しいひとときを過ごせました。

両親記念品は、私たちが一番好きなポケモンのぬいぐるみでウエイトドールを作っていただいたので(外注先を探してお願いしました)渡した際の両親の「こんなに重かったんだね〜」という反応に少し泣きそうになってしまいました。

一瞬一瞬が幸せな時間で、結婚式を挙げるにあたってたくさん悩んだり大変な思いもしてきましたが、終わってみればすべてが報われたような気持ちで、本当に結婚式を挙げて本当に良かったなと思っています。

コロナ禍で結婚式を迷われている方は、是非気になった結婚式場でお話だけでも聞いてみることをおすすめします！