らしさを大切にするウェディング

婚約指輪、結婚指輪ともにBOUCHERONのものです。

婚約指輪は結婚指輪との重ね付けを考えていたので、日常生活で邪魔にならないよう、ダイヤのトメ部分の高さがなるべく低いものを探しました。
結婚指輪は生産中止になってしまったエピュールで、日本で最後の在庫を滑り込みで購入することができた思い入れの深いリングです！

Temperley London のノバレーゼオリジナルドレスSabine です。
キラキラとしたビジューが特徴的ですが、とても上品でレトロモダンな披露宴会場にも合うと思い即決しました！縦にビジューのラインが入っているのでスタイルアップ効果もあります。

ウェディングドレスは式場契約してすぐに提携店のノバレーゼへ試着に行きました。
王道ドレスではなく『スレンダー』『袖あり』『オフホワイト』という譲れない条件があったので、こちらはあまり迷わず2回目の試着で決めることが出来ました！

お色直しはカラードレスではなくずっと憧れていた白無垢に！WDよりも決定までにかなり時間を要しました...

白無垢と言ってもお色直し感は出したかったので、掛下をラベンダー色、小物類をボルドー〜ピンク系にしつつ、披露宴会場の赤絨毯との相性も考慮しながら色を添えました！

また会場の雰囲気に合わせて、和装ながらもあまり和の要素を強く出したくなかったので、ヘッドドレス、足袋ブーツと大ぶりのブーケでとびっきり洋装なコーディネートにまとめたのもお気に入りポイントです♡

装花の打ち合わせは、式場契約前からかなり楽しみにしていたので、打合せの1ヶ月ほど前からイメージ写真集めを始めました。

とにかく『自分の好きなもの』というよりは『会場に合うテイストや色味でつくりあげること』に重点を置きイメージを固めていきました。
そして出来上がったイメージシートを事前にプランナーさんからフローリストさんへお渡ししていただいたこともあって、打合せはかなりスムーズに行えたので良かったです！

フローリストさんはシートを見てすぐに私たちの想いや好みを汲み取った上で＋αの提案をしてくださり、当日は想像以上の仕上がりで大満足でした♡
お花への愛がひしひしと伝わってくる素敵なフローリストさんに出会えたことに感謝の気持ちでいっぱいです！

装花の中で一番のお気に入りは水中花とフローティングキャンドルのゲストテーブル装花です。
ゲストテーブルにしては高さのあるフラワーベースですが、ゲストの表情をたくさん撮って欲しいとカメラマンさんにお願いしていたこともあり、ゲストのにこやかな表情と鮮やかな装花が共に映った写真が上がってきた時はとても嬉しかったです！

WDと白無垢と二つ作っていただきました！

WDはドレスの装飾を邪魔しないようコンパクトに、チャペル装花と同じテイストで。カラーとアンスリウムがメインのブーケです。

白無垢に合わせたブーケは会場装花と同じテイストに秋っぽく枝物や実物を入れてもらったとっておきのブーケになりました！

招待状は結婚式が決まる2年ほど前から、
気になっていた MISA DESIGNS inc さんにお願いしました！

招待状のデザインやカラーを式全体のテーマカラーとしたかったので、特にカラー選びはかなり苦戦しました。

カラーコードと会場写真とを睨めっこしながら二人で悩み、最終的には『文字カラーは披露宴会場の赤絨毯に合わせてダスティレッド』『封筒カラーをホワイエ〜階段部分の絨毯からとってネイビー』としました。紙のカラーは真っ白は私たちのイメージとは合わなかったので、オフホワイトとサンド（淡いベージュです）で変化をつけています。

私らしさもありつつ、芦屋モノリスらしい招待状に仕上がったかなあと大満足しています♩

シーリングスタンプの柄でも らしさ を表現したかったので『pray hands』の柄に。ゲストにはその部分も伝わったかなと思っています。カラーもイエローが強いゴールドではなく、ブロンズゴールドのものを選んだのもこだわりです。

お料理、ドリンクメニューともに当初の見積内容よりランクを上げました。

お料理のコースはとても迷いましたが、最終的にテーマカラーに沿った 美しい彩りの前菜 と メニュー表の文字並び が決め手でこちらのコースに決めました♡

お料理は味ももちろん大切ですが、見た目や色合いをテーマカラーやテーブルコーディネートに合わせて選ぶのもおすすめです！

ウェディングケーキはPinterestでたまたま見つけた くすみブルーのブラシストロークケーキ です。
結婚証明書でウェディングキャンバスを予定していたのともあったので『ブラシストローク』という名前に惹かれました！

打合せでイメージ画像をプランナーさんへお渡ししたのですが、パティシエさんの再現度の高さにうっとりと感動してしまうほどの綺麗なケーキで、ゲストの記憶にも鮮明に刻まれたウェディングケーキになったと思います♡

くすみブルーなので、ファーストバイト後には口の周りが青くなったのも良い思い出です(笑)

招待状本状と同じデザインのウェルカムボードです。

招待状本状のデザイン と ゲストが会場入りして一番最初に目にするウェルカムボード を同じものにすることが密かな憧れでした♡
特に女性ゲストは当日招待状を持参してくれる方が多いと思うので、手元に持っているものと同じものを見つけるワクワク感を味わって欲しかったという想いもあります。

ボードはコッパースタンドに吊り下げて、足元には披露宴会場にも設置したフローティングキャンドルを並べてもらいました。

シンガポール発のブランド🇸🇬
CHARLES & KEITHのものです。

普段ヒールを履かないので、ストレスなく履きやすいものをと思いチャンキーヒールのタイプを選びました。靴擦れすることなく快適に過ごせたので良かったです！

どんなドレスになっても絶対にpluieのホーンクラウンをつけたいという憧れが前々からあったので、そちらをベースにアクセサリーを決めました！
ホーンクラウンのアンティークゴールドに合うものを探すのはなかなか難しくかなり難航しましたが、、最終的にはripsalisの揺れるバロックパールのピアスとブレスレットを合わせてシンプルにまとめました。

挙式ではベールの下でも存在感が出るように、ノバレーゼでフリーレンタルできたDANNIJOのキラキラとしたイヤリングを着用しています。

お色直しの白無垢では、会場の雰囲気に合わせてとびっきり洋髪スタイルにしたかったのでamtteliebeでレンタルしたヘッドドレスを。ボブスタイルとの相性もとても良かったです◎

結婚証明書をウェディングキャンバスにしたので、それにちなんだキャンバスリングピローです。

同時期に結婚式を控えていた花嫁友達に作ってもらった大切なもので、式後も部屋に飾っています♡

ハバリーズのミネラルウォーターです！
ゲストが見たことのないようなプチギフトにしたく、パッケージに一目惚れしたこちらにしました。そのまま納品される形態だったので、式の前日にTHANK YOUタグをつけてラッピングしました♩

結婚証明書はゲスト参加型にしたかったので、インスタを見て気になっていたウェディングキャンバスにしました！

芦屋モノリスのチャペルは水の上に浮遊するような構造になっているので、そこからヒントを得て『モネの池』をモチーフに4種類のカラーを組み合わせています。

挙式時にはサインなどは書き足さず、新郎新婦それぞれワンストローク線入れをして完成させました。式後も部屋に飾れ、唯一無二のアート作品にもなり、やってよかった項目のうちの一つです！

前撮り写真とオープニングムービーは、Instagramを見て世界観に一気に引き込まれた Liebe filmsさんにお願いしました。
5月末の予約でも10月の1日程しか枠がなかったので、とても人気なクリエーターチームさんだと思います！

前撮りはロケーションフォト一択 かつ 水を感じられる場所で撮りたかったので、当初は滋賀県余呉湖で予定していました。
ですが1週間前天気模様が思わしくなく、撮影の延期もできない状況だったので、急遽雨に濡れないところにロケ地を変更することになり、三重県赤目四十八滝と奈良県曽爾高原で撮影することになりました。
結果的に雨に濡れることもなく、また2か所回ることもでき、さらに最高の夕陽をバックに写真が撮れたのでとてもよい思い出になりました！！

ドレスは Beacon Dressさんでレンタルした当日のドレスと同じブランド Temperley London の Aubrey です。敏腕スタイリストさんがロケーション場所を聞いた上でドレス選びのお手伝いをしてくださったので、とても選びやすく自分らしいドレス選びが出来たのが楽しかったです。

ブーケは同じ系列会場で挙式予定だった花嫁友達に教えてもらい、Liliumさんにフルオーダーで作っていただいたドライフラワーのものです。ポイントに青を入れつつも、秋らしくベージュトーンでまとめてくださったお気に入りのブーケです。ドライフラワーのブーケも持ってみたいと昔からの夢をLiliumさんが叶えてくださいました♡

ヘアメイクについては、ヘアメイクさんを自分で探す必要がありました。こちらも苦戦しましたがInstagramを通して出会えた eim hairmake さんにお願いしました！
付け毛を足して超ロングの編みおろしにしたかったので、ヘアメイクリハはありませんでしたが、事前にサロンにお邪魔してつけ毛に合わせてカラーリングをしてもらいました！
お人柄もセンスも素敵なヘアメイクさんで、当日のアテンドも完璧で信頼度が凄かったです。とても素敵なご縁に恵まれたなあと思っています♡

メニュー表や席札、マスクケース、テーブルナンバーに受付サインなど自作できるものは自分でデザインを起こしてdiyしました！

他、ご祝儀袋や花嫁の手紙など、ほかのアイテムとの統一性や世界観を壊さないように、、一つ一つ時間をかけて丁寧に選んでいきました。

オンシジュームのトーションフラワーを用いた席札にしたく、それに合うようなシンプルなものをDIYしました♩

そしてこちらのトーション席札をベースにしてテーブルクロスやトーションのカラーに結び方、メニュー表のデザインを組み立てていきました！

お気に入りのテーブルコーディネートを当日実際に目にできた時はとてもとても嬉しかったです♡

席次表はプロフィールブックの中に組み込みました。プロフィールブックは招待状と同じく MISA DESIGN incさんにお願いしたものです。招待状封筒を手に持った前撮りの写真を表紙にしたところが一番のお気に入りです。

メニュー表はオリジナルデザインです。
テーマカラーのダスティレッドを基調にトーションフラワーの席札にも合うようシンプルに作りました。

建物の内装がシックで歴史のあるものだったので、あまりにオーバーな飾り付けは行わずに、あくまでも会場本来の雰囲気や美しさをゲストに感じてもらえるように心がけました！

中でも芦屋モノリスの建物の中で気に入っているポイントでもある R型の窓を基にデザインした アーチ型の受付サイン はとても思い入れの強いアイテムの一つです◎

コロナ禍で不安な中参列してくれた大切なゲストに　これまで私たち新郎新婦の人生に関わってくれた感謝の気持ちをどのようにすれば一番伝わるか考えた結果、お色直し後のテーブルラウンドでメッセージカードを一人一人手渡しで渡すことに決めました。

名刺サイズのメッセージカードに新郎新婦ともに細かい字でびっしりと埋め尽くしたものを渡したのですが、ゲストが目の前で読んでくれる姿も見ることが出来たので本当にやってよかったプログラムです♩

テーマカラーに合わせて両手ともダスティレッドのネイルにしたかったのですが、、指輪披露の際は神聖な雰囲気にしたかったので、右手のみダスティレッドにし左手はホワイトゴールド基調の落ち着いたデザインでアシンメトリーネイルにしました！

左右で違うとシーンによってネイルの表情が2倍楽しめるのでオススメです〜！

らしさを大切にするウェディング

たくさんの方に祝福していただいた当日は間違いなく人生で一番幸せな1日となりました。
大切なゲストはもちろんのこと、私たちの結婚式に携わってくださった全てのプロフェッショナルな方々のおかげです！

コロナ禍で何かと気分が沈みがちな昨今ですが、そんな状況下でも参列してくれた大切なゲストの方々には、披露宴会場に足を踏み入れた瞬間に広がる非現実的な空間で、日常を忘れるくらいに楽しい時間を過ごして欲しいという想いがありました。

その想いの下、『芦屋モノリスらしさ』を大切にしながらも『私たちらしさ』をいかに表現するかを考えて準備を進めてきました。そしてその想いがゲストに伝わったのか、いただいた感想の中で「会場の雰囲気が2人にとてもよく似合っていた、2人らしく素敵な結婚式で楽しかった」と言ってもらえたことが一番嬉しかったです。

もっとこうした方がよかったかな？という 小さな心残り も少しはありますが、今となっては全ての選択が正しかったと思えるくらい大満足の結婚式でした！

大好きな会場で大切な人たちに囲まれて最高の結婚式を挙げることが出来たことをとても幸せに思います！