結婚式のハードルも、概念も、気持ちよく吹っ飛ぶ日

挙式会場について

洗練された建築で洞窟のような空間です。
全体的にグレーで統一された会場に季節の装花が映えます。新郎新婦のゲストが向かい合う形で着席するので、よくある通路側の装花はありません。
壁側には主張しないようにスピーカーがあります。マジックミラーからはパートナーがご両親とファーストミートをしている様子を見ることができました。
ウェルカムスペースから挙式会場へ移動する廊下は、人生を表現されているそうです。緩やかなスロープは人生の山と谷、ところどころの照明は、日の当たるとき、当たらない時。iwaiのことはたくさん知って見学に言ったつもりでしたが、ここは見学の際に初めて知り、iwaiをより好きになりました。

披露宴会場について（会場名：Living room）

リビングルームと言う名前の通り、二人の家に招くことをイメージした会場です。
明るい木目と自然光が印象的な空間です。ライフストーリーやエンドロールのムービー上映の際は、大きなモニターの前にゲストみんなで集まって鑑賞しました。一般的にこういった演出はプロジェクターが利用されるかと思いますが、ゲストで一つのモニターに集まって鑑賞する様子はまるでホームパーティーのようで温かい気持ちになりました。

最初の見積りから値上りしたところ

見積もりから大きく値上がりしたところは衣装と乾杯酒です。
衣装は提携先のインポートドレスをレンタルしたので大きく上がりました。乾杯酒は見積もりに入っていなかったので人数分上がりました。
ウェルカムドリンクも見積もりに入っていませんでしたが、持ち込みさせていただいたことによって大きな追加にはなりませんでした。人数分のグラスをお借りしたのでその分のみわずかな追加料金がかかりました。

最初の見積りから値下りしたところ

詳細には書けませんが、見積もりの時点でかなりサービスをしていただいたので安く抑えられた方だと思います。
大きく値下がりしたのは引き出物代です。元々は提携の結ギフトを利用する想定で見積もりを出していただきましたが、最終的に自分たちでカタログギフトを作成しゲストに配ったことから、式場に払う引き出物代はゼロになりました。

料理について

メニューは一般的な「〇〇料理」などではなく「旬の食材をどう調理したら美味しくなるか」と考えて作られたものです。メニューには料理の名前でなく、食材の名前が書いてあります。ゲストは次はどんなものが出てくるだろうと想像しながら次のお料理を待つ仕組みです。私はこの食事であり1つの演出が大好きで、メニュー表は持ち込まずにiwaiにお願いしました。
またソフトドリンクの充実も大きなポイントでした。 お酒の飲めないゲストにも一般的なソフトドリンクではなく、少し変わったオリジナルのカクテルや、産地にこだわったジュースなどを楽しんでいただきました。 お酒を飲まないキャストからは挙式後、ソフトドリンクの充実が嬉しかったと言うコメントもいただきました。

ロケーション（立地、交通アクセス）について

式場までは表参道駅から歩いてすぐでタクシーもバスも入らない距離です。ゲストへの負担も少ないのでその点を全く心配していませんでした。

スタッフ・プランナーについて

結婚式を考える前からこの会場に足を運んだことがありました。その時から、スタッフさんの温かい雰囲気、細やかな心遣いを感じ、もし結婚式を挙げるとしたら絶対にここがいいなと思えるほどの安心感を抱いていました。
印象に残っているサービスは打ち合わせの際のおやつです。打ち合わせの際、試食したものとは違うiwaiのスイーツを提供していただき、不思議に思って聞いてみると、シェフが打ち合わせ用に月替わりでスイーツを考えてくださると言うことでした。そんなところにまで心遣いがあるのかと、驚きました。

この式場のおすすめポイント

両親とのファーストミートが新郎新婦、それぞれに用意されていることです。
夫のファーストミートでは、夫がお母さんへ手紙を書いていて、二人とも泣きながらその時間を過ごしていました。裏からその姿を見ていてこの式場にして良かったと改めて思いました。
私の場合は両親に色々と思うことがあり、ファーストミートの有無を当日決めさせていただきました。お心遣いいただき、感謝しています。

• 持ち込み可
• 持ち込み無料
• オリジナルメニュー対応
• 一軒家
• 宴会場に窓がある
• 友人の参列可

この式場で素敵な結婚式を挙げるためのアドバイス

結婚式の後、何人かの友人が手紙で結婚式の感想を送ってくれました。その中の一文に「ゲスト紹介のあたりで結婚式の概念がぶっ飛んだ」と書かれていました。一般的な結婚式と違うイベントを作りたい方にはぜひ一度、お話を聞いて見ていただきたいです。