結婚式の意味を教えてくれた、感謝と幸せと愛が溢れる空間

挙式会場について

床、椅子、壁、天井、全てモルタルでできており、静かな、重みのある印象。
でも、入口や壁や椅子の角が丸みのある造りで、壁と天井の隙間から柔らかい光が差していて、重厚感の中に柔らかさのある造りでした。
会場中心には大きなフラワーベースがあり、お花は季節ごとに変わるためにこちらでは選べませんが、わたしのときは立派な桜でとても嬉しかったです。
新郎新婦の入場前の廊下にはスポットライトが照らされており、一つ一つのスポットライトをくぐるたびに込み上げてくるものがありました。

披露宴会場について（会場名：IWAI OMOTESANDO）

40人収容のliving roomで行いました。
挙式会場とは雰囲気がからりと変わり、名前の通りリビングをテーマにされていて、ウッド調の温かい雰囲気でした。
披露宴は新郎新婦がお迎えするスタイルなので、まさに、我が家へようこそ！と言ってしまいたいほどおしゃれなインテリアでした。
テーブル、椅子、みんなで集まってムービーを見るためのテレビやソファ、ドリンクが入れられている冷蔵庫や、提供する際のキッチンカウンター、スピーカーまで、全て真似したいほど、一つ一つが素敵なもの揃いでした。
パーティー中は、カメラマンさんがゲスト一人一人のポートレート写真を撮ってくださるコンテンツがあり、大切な大好きなゲスト全員の最高の笑顔を残せることがとても嬉しかったです。

最初の見積りから値上りしたところ

最初の契約の際のお食事のコースと、試食にいただいたコースのランクが違い、試食にいただいたコースに合わせたくなり、その分値上がりしました。
釜飯を秋メニューに変更していただき、変更には料金は発生しませんでしたが、メニュー表を追加していただく際に少しだけ料金が発生しました。
乾杯の際にみんなでシャンパンで揃えたため、そこでも料金発生しました。

最初の見積りから値下りしたところ

最初の式場見学のタイミングのおかげで、ヘアメイク代をプレゼントさせていただきました。
新郎新婦の衣装は持ち込みましたが、持ち込み料はかかりませんでした。
席札、マスクケースは自分たちで準備しました。

料理について

オリジナリティ溢れるメニューで、ゲストのみんなも楽しんでくれました。
iwaiではケーキカットはなく、代わりに新郎新婦が釜飯をみなさんによそうコンテンツがあります。
大切なゲストのみなさんと同じ釜の飯を食べよう、というとても温かいメッセージ性のあるコンテンツで盛り上がりました。
わたしたちは冬の結婚式でしたが、試食会の際にいただいた秋の釜飯が美味しすぎて忘れられず、無理を言って釜飯のみ変更していただきました。
当日は友人と話すのに夢中になってしまい、釜飯をりあまり食べれなかったことが心残りになるほど美味しい釜飯でした。

また、iwaiさんのメニュー表は一品ずつ想いの込められた文章が書かれていて、個人的には言葉を大切にしてゲストの心に届けるiwaiさんががとても好きです。
(ゲストのみなさんは盛り上がってメニュー表までちゃんと読んでいたかは自信がないですが…)

ロケーション（立地、交通アクセス）について

表参道駅、明治神宮前駅からも近いので、アクセスしやすい場所です。
駐車場はないですが、車で来るゲストには1番近くてリーズナブルな表参道ヒルズの駐車場に停めてもらいました。

スタッフ・プランナーについて

担当プロデューサーの方には、打ち合わせをするたびにわたしたちのことを深い部分まで知っていただき、とてもフレンドリーな関係で当日を迎えました。
パーティーで流す、プロフィールムービーのようなlife storyは、プロデューサーさんに約4時間に渡りわたしたちの半生を引き出していただき、素敵な言葉でまとめていただき、何回見ても泣いてしまいます。
自分たちでは決して作れないクオリティのlife storyは一生の宝物です。
当日も司会進行をしてくださり、新郎新婦入場前のプロデューサーさんのお話から、友人の涙腺は崩壊したそうです。
新郎新婦とプロデューサーはもう少しビジネスライクな距離感かと想像していたので、想像以上に仲良くなれて嬉しかったです。
結婚式が終わる頃には寂しさが込み上げるほどでした。

また、当日お世話してくださったスタッフさんも、涙が溢れた瞬間にハンカチを差し出してくださったり、友人と写真を撮ろうと盛り上がった瞬間にブーケを渡してくださったり、新郎の蝶ネクタイの角度を常に気にして直してくださったり、全てのタイミングが完璧で、存在を薄くしながらも常にわたしたちのことを見てくださっていたことにとても感謝の気持ちです。

この式場のおすすめポイント

今まで結婚式に何度か参列しながらも、自分がやる想像ができない場面がいくつかあり、何のために？と考えてしまうこともありました。
iwaiさんにはそういったことが一切なく、新郎新婦は中心にいるけど決して主役ではない、おもてなしをする側であり、感謝を伝える日、という、全てにおいて意味のあるコンテンツ揃いでした。
両親とのファーストミートの時間。
友人からいただいたはなむけの言葉。
新郎と新婦が感謝を伝え合って将来へ向けて前向きに言葉を伝え合う、誓いの言葉の手紙。
入口に置いた、ゲスト全員への感謝の手紙。
全てに意味があり、深くて温かく、iwaiさんでしか得ることのできなかった幸せの気持ちでいっぱいで、書きながらまた涙が込み上げてきます。
年齢的には遅めの結婚でしたが、iwaiさんがある時代に結婚式のタイミングが重なったことにも意味があるような気さえしてしまうほど、本当に大切な1日を彩っていただきました。

• 持ち込み可
• 持ち込み無料
• 申込み前試食可
• オリジナルメニュー対応
• 複数路線利用可
• 宴会場に窓がある
• 友人の参列可
• チャペルに自然光が入る

この式場で素敵な結婚式を挙げるためのアドバイス

新郎新婦の主役感が苦手な方、
両親や友人への感謝をまっすぐに伝えたい方、
ザ結婚式に疑問を抱いている方、
きちんとした伝統的な結婚式よりも、いつも通りの自分たちらしい1日にしたい方、
普通が好きではない方、
コンクリート調の建築が好きな方、
豪華な装飾よりも、シンプルな雰囲気が好きな方、
に、おすすめです。